いろいろ書きたいものは溜まっていて、下書きに残しているのですが、いかんせん気がのらなくてそのままになっています。
先ほど掃除をしていたら、ちょうど先日鑑賞に行った打楽器アンサンブルコンサートのパンフレットが出てきたので、そこでいいなと思った初知り曲を載せていこうかなと思います。
このブログには書いていないと思うのですが、今こそ自堕落な生活をしているものの、昔は打楽器をやってました。吹奏楽部で、パーカッション担当でした。
吹奏楽部に入部し、本当はクラリネットをしたかったものの、いいところでじゃんけん負けして打楽器落ち。いや、打楽器が好きで好きで仕方ない人もいるんですが、当時のわたしにはクラリネットしか見えていなかったんですね。
わたしの入部していた吹奏楽部では打楽器なんて不人気でした。クラリネット、フルート、サックスといった木管楽器と華のあるトランペット・トロンボーンが人気で、中音・低音パートは不人気。打楽器はあってないような扱いでした。
巡り巡って打楽器になりましたが、今思うと感謝しています。結局、打楽器って楽しかったんです。
「打楽器」と括られているけれど、結局やっている楽器は一人一人違うというのが特徴。
それこそでかいソロをもらえるわけではないけれど、要所要所の目立つパートがあったり、ちょっとしたソロがあったり、そういうわけで結構目立つし「わたしをみて!」ができるから楽しかったですね。座って吹くわけではなく、忙しく手を動かしたり移動したりするのがほとんどなので、頑張っている姿もかっこいい姿もわかりやすいようで、「打楽器がかっこいい」という感想をもらえることも多いです。
他にもある打楽器のメリットは、費用があまりかからないことです。リードやマウスピースは不要で、こまめに買い換える必要もなく、スティックがあれば良かったし、そのスティックもだいたい数年使えます。基本的にでかい楽器が多いので一人ではどうしようもないことも多く、コンクールの都度友人たちが手持ちで楽器を運んでいた中で、手ぶらで会場まで歩けます。結構楽なことが多い、打楽器民でした。笑
過去のそういう繋がりがあって今回も鑑賞しに行ったので、ちょっとした感想を添えていこうと思います。
アマチュアバンドのコンサートなのでお名前は出しませんが……打楽器アンサンブルコンサートは探せば地元近辺で結構やっているんじゃないかと思うので、興味があれば是非に。
Liz for Marimbas
マリンバオンリーのカルテット。
メロディラインがとっても素敵で牧歌的な雰囲気です。落ち着きたい時、眠りたい時に向いている曲でした。
マレットを両手に2本ずつ持って叩くのはわたしはすごく苦手なんですが、もちろんプロなのでなんなくこなす。
5つの島唄 8人の打楽器奏者のための
「宝島」「オーメンズオブラブ」「ドラゴンクエスト」の吹奏楽編曲を担当した真島俊夫さんの作曲。動画は吹奏楽バージョンですが、8人での打楽器アンサンブル編成のものがあり、それを鑑賞。
いかにもな沖縄ミュージックで、すごく楽しかったです。
El Camino Real
YouTube探しても、打楽器版はなかった。でもこの管打楽器版でも楽しいですね。
打楽器アンサンブルは聴き慣れないと頭の中がぐちゃぐちゃになる印象なんですけど、これ系の演奏は難しそう。マリンバとか何してんのかわからない状態になる。
タンバリンやカスタネットって結構地味な楽器というか、カラオケでも使うような小物楽器だし、「初心者でもできる」と舐められているけど、こういうフラメンコっぽい曲ではなくてはならぬ存在である上、やっぱり練習は必要。楽曲に華を添える存在で、聴いていて気持ちがいいです。
On Fire
これも原曲があるものを打楽器アンサンブルにしたもので、動画は後者です。
マリンバやビブラフォンって、音が本当に色っぽい。それを活かしていて、単体でも成り立つというくらいです。打楽器としての良さもあり、曲中盤〜後半の見せ場が「これは楽しいだろうな」という感じでした。原曲はピアノ・ドラム・ベースのトリオなので、メロディラインがピアノメインになるのですが、打楽器アンサンブルアレンジはいろいろ使っています。
原曲とはまた違った感じになっているのですが、気にいる人は気にいるはず。
さて、ここまで挙げた曲ですが、基本的に原曲があるのでそっちも聴いてみようと思います。
ちょっと時間がたりずこんなブログになってしまいましたが、また今度、ちゃんと考えてブログを書こう。いろいろ鑑賞したものは溜まってきているので、たまにはちゃんと吐き出したいですね。