くだまきあーと

擬似よっぱらいOLがくだをまく、余生の日記。

映画「スター・ウォーズ マンダロリアン&グローグー」感想と近況

 

かなりひさしぶりの更新です。

ちょっと人生あれこれ詰め込みすぎてて、なかなかブログまで気持ちが行き渡りませんでした。友達とピューロランド行ったりとか、ピラティス行ったりとか、わりと楽しく過ごしていました。

 

starwars.disney.co.jp

吉田羊さん主演の舞台「リチャード3世」のチケを抑えていたのですが、お腹が痛くて電車に乗れず。断念して近所の映画館へ向かいました。

そこでやっていたのがこちら、「スター・ウォーズ マンダロリアン&グローグー」。

スターウォーズシリーズは大学生時代に観ていましたが、すでに忘れていることに気づいた。まじで内容、一切覚えてないです。当然マンダロリアンシリーズも未視聴なので初見です。

 

結論、とっても面白かったです。

王道のストーリーで、あまりスターウォーズ用語は出てこない。まずなにがなにやらというところから観ても大丈夫。

起承転結の「転」にあたる場面以外、主人公マンダロリアンがほぼ無双していて、「うわー強いなぁ」「なろうかよ」という言葉が出てくるのですが、ディズニープラスでやってるシリーズでは序盤から凡ミスしている。けっこうなうっかりさんというのがファンの印象みたいです。

ちなみに「なろうかよ」はけなしているわけではなくて、年食った今はこういうストレス低めのストーリー展開はありがたいなぁという意味が強めです。マンダロリアンが非常に強くて、序盤は特に敵なしの肉弾戦。最終的に「これ無理だろ……」みたいな化け物が現れるまで、余計な戦闘がない。

また、船の空中戦やドッグファイトがあちこちであり、楽しめました。肉弾戦よりはこういうのが好き。世界観も良かったです。

 

1回目はIMAXで観たのですが、どう考えても4DXも観た方がいい映画だったので、4DXにもいきました。

3D4DX(だったかな?韓国企業のやつです)が地元にあって行ってみたのですが、とっても楽しかったです!映画に集中できなかったけど!

水飛沫、座席の動作、風、煙、匂い、全てフル活用していました。あまりにも動きが激しいので、座席から振り落とされそうになる。スターツアーズよりも激しい。あまりにも激しい動きのせいか、トイレに行く人が続出していました。

楽しさはあるぶん、画質はいまいちでした。1回目をIMAXで観たせいもあり、色彩がかなり犠牲になっていた気がします。全体的にグレーみを帯びていて、画面が見づらいと感じる人はいるでしょうね。グローグーが灰色に見えてしまうこともあるし、初見ならたぶんIMAXのほうがいいんじゃないかなと。

ちなみに今、マンダロリアンの4DXはほぼチケット取れないです……。池袋や新宿の土日上映を狙っている場合、チケット販売開始した瞬間に買わないとダメ。わたしはチケット販売後5時間くらいしてからサイトに行ったのですが、満席でした。しかたなく1時間くらいかけて地元の映画館にいきました。

 

 

ここからは近況です。

ボーナスがでました。

うちの会社はボーナスが塩なんですが、なんと今年は、大台乗りました。

最高すぎてやばいです。ここ数日ずっと舞い上がっています。調子に乗ってお買い物たくさんしちゃうもんね!買ったものは載せられたら載せますが、どうしてもお金貯めたくて大部分は貯金にするので、そんなに爆買いはしない予定です。

 

また、今年は海外旅行しないつもりでしたが、なんだかんだでちょっとだけ近場に行くことにはなりました。楽しみと不安がないまぜの状況です。本当はもっといいところに行きたかったけど……行く前提で予算組んでなかったので、残念ながら近場で我慢。

 

もうすぐ夏休み。7月もいろいろと忙しいのですが、一旦は楽しむことに目を向けていこうと思います。

 

アラサー、友達の結婚式と日常の話

 

いつもはパソコンでブログを書くのですが、今日はスマホです。

 

今月ももりだくさん。お仕事もフル稼働で頑張りましたし、初めてのシミ治療にドキドキしながら行きました。珍しく胃腸から来る風邪をひいて、ものすごい痩せてお腹がぺったんこになりました。猫が一緒に寝てくれるようになりました。

少しずつ暑くなってきたので、お洋服も断捨離したり、しまい始めたり。今年は宅配クリーニングにて夏の間冬服を保管してもらうことにしたので、クローゼットがすっきりしています。すっきりしたからといって、あれこれ買いすぎないよう、気をつけないとね…。すでにしまいこんだ夏服のうち、「これは着ないだろ…」というものを出してそのまま廃棄することになりました。買いすぎである。

あとは家で洗えるものを洗って、手元に置く服のうちクリーニングに出すものを出して、電子ドラムを査定してもらって。それでひと息つけるかな?

 

ディズニーランドに10年ぶりに行ってきました。

学生時代の友人が結婚式を挙げるというので参加してきました。懐かしいお友達にも会えて嬉しかったですし、花嫁さんはとても綺麗でした。

 

朝早い上に家も遠かったので、お友達と前泊させてもらいました。

夕方にチェックインしたところ、どうも暇だったので、夜ご飯を食べにアフター5(今はそう言わないらしいね)でディズニーランドチケットを確保。

 

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ランドに来たらぜったいアリスのレストランでこれ食べるの!

美味しかった〜!

 

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懐かしのエレクトリカルパレードを横目に、チュロスを喰らい、カリブの海賊へGO。

その後、ビッグサンダーマウンテンへ行き、ビビりながらライドしたら、シンデレラ城でプロジェクションマッピングが始まる時間になっていました。

 

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このショーたぶん初めて観たんですけど、めちゃめちゃいいですね。楽しかったし、普段見てないディズニー作品に興味を持ちました。なんかめっちゃ面白そうで、楽曲も良くて。

シンデレラ城の横から見てたんですけど、塔から火炎放射されるので、写真撮りながら「あちあちあちあち!」と叫んでいました。笑

 

ホテルに帰ると21時ごろでしたので、さっさと風呂入ってさっさと寝ました。

 

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翌日はお友達と相談して、ホテル内ファストフードからテイクアウト。

可愛い美味しいミッキーサンドイッチ!なんですが、食べづらかった。笑

でもバンズが柔らかくて美味しいんです。わたしはフレッシュネスバーガー推しなのですが、それに匹敵する柔らかい、しゅわしゅわとしたバンズでした。

 

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披露宴のプリンセスをイメージしたノンアルカクテル、美味しかった。爆飲みしたかった。

花嫁さんは一日フル稼働で大変そうでしたが(ご飯あまり食べられてなさそうだった)、こちらは一日楽しい思いをさせてもらいました。幸せそうな花嫁さんを見て、わたしも幸せで、素敵な人と出会い、結ばれてよかったね、という気持ちになりました。じつのところ花嫁さんとは何年も疎遠になってしまっていて、今回出席も悩んだのですが、昔と変わらず可愛くておしとやかなあの子とまた出会えて、本当に嬉しかったんです。

結婚おめでとう🎉ずっとずっと幸せでいてね!

 

一緒に行ってくれたお友達にも感謝しきれない!また遊ぼうね、と言い合い帰ってきたので、またきっと近いうちに誘おう。切れた縁が少しずつつながりつつあり、何度も何度も同じ言葉を使うけれど、嬉しい限りです。みんなとは進路が違えど、やっぱり楽しかったあの頃を過ごした仲間として、また出会うんだな、と思いました。

 

あれからまた何日も過ぎましたが、わたしもいろいろ忙しく、幸せに過ごしています。

最近の悩みといえば、一人暮らししようかな、と思い今年は旅行に行かずお金を貯めているのですが、いろいろ我慢できず物欲が高まり過ぎているところです。歯科矯正のやりなおししたいとか、ちょっといいブランドのバッグ買おうとか、さらに好きなアパレルのバッグ2個買い足したいとか、ワンピース欲しいとか、リング買おうとか、パンプス買おうとか、夜用クリーム買っとかないととか、入門用チェロ買おうとか、尽きないのである。

 

みんなと同じ道は当面歩くことはないだろうな、と思うけれど、あいもかわらずわたしの人生は何も変わっていないことに焦るけれど、20代前半よりも確実に強くなったなぁ。まだまだ楽しいことだらけで、やりたいことしかなくて、人生やめられませんね。

ちなみにGWは普通に縮毛矯正して過ごすだけのかわりに、来月末に舞台チケットを確保したのである。旅行の計画も若干破綻しつつあるけど、まだまだ楽しみしかない!

2026年2月・3月に読んだ本

 

最後にブログを書いてから2ヶ月くらい経ってしまいました。

忙しかったんです〜!ほんとうにもうね。いろいろありました。

 

吹奏楽をやっていたのですが、先日演奏会を区切りとして一旦退団いたしました。

来年は本当に、仕事がしんどいだろうなって予想したためです。土日どっちも練習あったりすると、体力回復が追いつかず、とてもしんどかった。やりたい気持ちはあったけれど、ギブアップです。

 

やめてから何をしていたかというと、シミ取り情報収集と美容皮膚科行脚をしておりました。

10代の頃から頬骨のあたりに薄くシミがあるんです。薄くて細かくてそばかすみたいだと思っていたのだけど、ここ最近でひとつひとつが少し大きくなっちゃったみたいで、目立つようになりました。

というのも、わたしは25歳くらいまでまともにUVケアをしたことがないんです……。化粧はしてるのに日焼け止めはしてない、ということがよくありました。ファンデーションや下地に日焼け止め効果あるからと思い込んでいたからです。長年愛用していたSUQQUの下地に日焼け止め効果がないと知った時は、この世の終わりかというくらい衝撃でした。

母にこの話をしたところ、ものすごい怒られ(?)ました。母もシミ体質で、数年前30万円かけてレーザーして綺麗にしたためです。わたしは母ほど色白ではないのですが、HAKUやら美白系のスキンケアに変えたところかなり白くなったみたいで、ものすごいシミが目立つようになってしまいました。わたしの年齢的に、シミがあることはけして変ではないのですが、30手前、ピルのせいか若干の肝斑の気配を感じることもあり、フォトフェイシャルができるうちにやっておこうかなと。

カウンセリングで2軒、大手美容外科系列のところと形成外科発祥の美容皮膚科をまわってきたのですが、とりあえず後者にしようかなと考え中です。きれいになったらいいなぁ。

 

んで、合間合間に2月も3月も読書していましたので、一応記録に残します。

ブッ刺さるやつと全く刺さらないやつとの差が激しかったです。

 

シャーロック・ホームズの冒険

正直昔の海外文学らしく前置きがながったらしいんだよな、という感想が先行したが、それでもひとつひとつの短編を読むと平均的に面白くておすすめできる。シャーロックホームズシリーズは初読で、特に調べもせずに「これが初巻だろうか」と思って買ってしまったが、時系列的には2-3冊目とのこと。ちゃんと一から読んでみたいものである。短編集なので、基本的にはこまごまとした内輪の話と酷い殺人の話とが一緒になっている。

個人的には「まだらの紐」がすき。相談者の双子の姉であり、事件の犠牲者が「まだらの紐が…」と言った時点で「こりゃ蛇だろ、ここんちのパパは妙な動物を飼ってるみたいだし」と思った。トリックはちょっと手が込んでいる。急いで読み進めていたので一文一文きちんと読んでおらず、パッと読んだだけでは「え、なんて?」と思ってしまったが、優しいことに必ずと言っていいほどあとから解説してくれる。

にしても娘の金目当て多すぎませんか。可哀想に…。

 

 

法とは何か 法思想史入門

平易でわかりやすい、法思想史入門。

個人的には世界史で必ず習うロックやホッブズについて学べたのでよかった。現代の憲法につながる大事な話ではあるけれど、やはり過去の考え方と現代の考え方は異なるので、理解は難しい。歴史として頭に入れておくのはいいかなと思った。これ系の本はぶつ切りで読むのは良くないな。いろいろ思うことはあってめちゃくちゃ考えながら読んでいたはずなのに、ちょっと頭に残ってない。

 

 

仮面の告白

まだ若いうちに悲劇的に死にたくても死ねず、女の身体になんて興味がなくて、美しいと思うのは男ばかり。女と近づいて、「普通」を演技してみたは良いが、心のうちはいつも贋物だと反発している。ひたすら正常に、普通に、ごくあたりまえの幸せを渇望している。なのに、届かない苦しさが伝わってくる。生きづらさではない、苦しみと狂わしさが。
戦争は終わった。平和になった。死というものが遠ざかった。明確に、女性を愛せないという確証を得てしまった。たったそれだけで、自分を人間ではない悲しい生き物だと言う声が聞こえてくるようだった。狂人を飛び越えて、怪物になった。
園子は結局他の人と結ばれたけれど、主人公とご飯を食べる間柄。主人公は彼女から侮辱されたい。そしたら、既婚者になってわりとあけすけに性を語れるようになった彼女に勝ったつもりになれるから。なんか地下室の手記の主人公みたいな拗らせ方してんな。彼女は特に何かをするわけでもないが、一線を超えてしまいそうな揺らぎを恐れる。終わりにしたいと言う。そんな彼女といる中で、主人公はやはり、男に惹かれてしまう。男の逞しい胴と、それにまとわりつく血が、主人公をとらえてやまない。

「自分は狂ってるのかもしれない」と考えたことがある人は、多いだろうか?わたしはある。それが普通だったのだ。


東京に出たら、東京の人の前でも自分よりももっと田舎の何にもないところに生まれ育った人の前でも、「わたしは田舎者です」という道化を演じなければならない場所に生まれた。つまり、わたしは「何にもないよね」などと鼻で笑われるところに生まれた。ここに生まれたことについてなにか後悔してることはなんにもない。その辺の、お前らの地元よりも断然恵まれた土地だと思っているし、親ガチャは成功したと思ってる。でも、そうやって真の田舎者たちの前でも謙って道化を演じなければならなくて(なぜならここに生まれ住んでいるただそれだけでそう求められているから)、それがすごく嫌で嫌でたまらなくて、大学生の時はみんなと距離を置いた。たったこれだけで、東京に馴染めなかった。


それから、好きな人ができないとか、この年齢になってもそういう話に興味がないとか。たったそれだけで変な人だと思われているみたい。本当に興味がないだけなのに。興味がないことに一生懸命になれないんだけど、変だと思われるのは嫌だから、とりあえず彼氏つくろうとか思って男の人と出会ってデートしてみたりしてる。そしたらそれがやっぱりおかしくて変だって言うの。普通じゃない、まともな神経をしていないって言うの。


わたしがこだわるのは、上に書いたようなことで、つまり他の人からすればどうでもいいことばかり。でもわたしはこのどうでもいいことだけに狂わされてる。道化の仮面をかぶって、わたしは生きていかなければならない。今は頑張って演じている。普通の社会人だから演じてるけど、いつかきっと苦しく、本当に狂っていくと思う。


狂うほどに苦しみを感じること、みんなないんだろうなぁ。ごく社会的に、一般的に幸せだとされることを幸せだと感じられる人はたったそれだけで恵まれている。みんなわたしの孤独がわかる?わかんないのに、わかったふりするのやめてよね。

んで、三島由紀夫はゲイかというと、そうではないような気がする。結婚して子供も生まれている。望んだ結婚とは言い切れないかもしれないが、別の恋愛エピソードもあるし、ゲイの人からは三島はゲイではないと言われているし、普通にバイセクシャルではないのか?
そうなると上に書いたわたしの告白はまたちょっと違ってくる。三島でさえも、わたしを置き去りにしているかのよう。嘘だと言ってよ!

三島由紀夫が筋トレ狂だったのは有名エピソードではあるが、すくなくとも10代のころはひ弱だったらしい。この小説はまだ若い20代に書かれたものであり、そう考えると、幼少期のひ弱で自分らしくない自分というものの影響を色濃く引いていると思う。それが筋トレにより自分の好きな自分にはなれたんじゃないだろうか?なぜなら、豊饒の海にそういう感じは受けないから。私小説ではないからかもしれないが、少なくとも何かしらの思い入れはあるであろう主人公にその感じがないあたり、20代のころとはまた違った感覚を得ることができたのだろう。はぁ、そうなんだ。よかったね。

 

 

ドリアン・グレイの肖像

これはガチで面白い。本当に面白い。ワイルドは「サロメ」を読んだはずだが、記憶がないので、なんとなくつまらなかったんだろうなと整理していた。でもそんなことない。これ本当に面白い。翻訳もかなりわかりやすい。

津村記久子さんの「やりなおし世界文学」を読んで、全部微妙だがこの中で選ぶならこれだな、と思って、とりあえず買ったものの、やはりあらすじを読むと面白そうに思えず放置していた。これの前に三島由紀夫「仮面の告白」を読んだところワイルドに触れられていたので、読もうという気持ちになった。

無垢な美少年のドリアン・グレイ、快楽主義者でドリアンをひたすら地に堕とそうとするヘンリー卿、ひたむきな画家バジルの三角関係。

美しいドリアンに魅入られたバジル、そこに現れるバジルの友人たるヘンリー卿は、ドリアンをあの手この手で堕落させ、ついにドリアンは陥落する…などと思うと、「自らの変化に絶望するドリアンを前に、これでバジルとヘンリーが結ばれていたら愉悦だよね」という、わたしの心の中の腐女子が囁くが、当然そんなストーリーではない。

ドリアンはかんたんにヘンリー卿に唆され、美を失うことを恐れ、「この絵が代わってくれればいいのに」といったニュアンスのことをつい口にする。ドリアンはその後平民のおそらくど貧乏な美しい女優・シビルに恋をして、婚約する。この「恋に恋するお年頃」っぷりがやばい。一回冷静になってくれ。もちろんシビルも。そんなに一気に燃え上がる恋は絶対的に上手くいかないと直感する。そして上手くいかなかった。

他人から見ても魅力的な人は、一度くらいはヘンリーに唆されたドリアンのように、バジルのような自分をよく思ってくれる人に対して傲慢になることがあると思う。というか実体験である。中学生で卒業するべきだ。こんな態度を20歳前後にもなった人間がやってはならない、いくら未成年だからといっても。必ず破滅に向かう。ドリアンの後ろや隣には、何も残らないのではないかと不安に思う。バジルも傷つけて、苦しい。

そうしてアラフォーになって、なお美貌を保ち続けるドリアン。シビルを手ひどく振ったことにより、彼の肖像は歪になっていく。その後も彼が誰かを傷つけ、何かしらの罪を犯し続ける限り、肖像はどんどん醜くなってゆく。バジルとも疎遠になり、ヘンリーなど一部の貴族たちと付き合い続ける。貴族社会での彼の評判はすこぶる悪い。朱に交われば赤くなる典型例である。

そんなさなか、疎遠になっていたがたまたま出会ったバジルに肖像を見せたドリアンは、醜い肖像のことをバジルに詰め寄られた結果バジルを殺し、そしてその遺体の処理を、彼の元を離れた元友人アランに(脅して)頼み込む。

その後、彼はいたるところで、まるで亡霊に痛めつけられるようにひどく苦しめられる。田舎で出会った娘を愛し、これで心を入れ替える、善人になると思ったが、過去は付きまとう。最終的に良心たる肖像を壊してしまおうとするが、肖像にナイフを突き立てると、反対に彼の心臓にナイフが突き刺さり、ドリアンはしわくちゃになって絶命する。

ドリアン、本当に戻ってきて、と思っていた序盤から一転し、ここまでくると本気で「こいつに天罰が下れ!」という感想を持つ。ドリアンもヘンリーも、本当に罰を食らったほうがいい。
個人的にバジルが序盤に出てきたので、どうしてもバジルを主人公として読んでしまう自分がいて、そのバジルが結構作中では酷い扱いなのだ。身分で言うと、バジルだけ貴族ではないと思われる。だからバジルがちょっと下げられがちなのはわからんでもない。ヘンリーは特に、バジルを「あいつはつまらない男だ」などと笑うならまだ可愛い方で、言動の節々に貴族階級ではない人間にたいして若干の傲慢さを感じる。ワイルドと同世代のドイルの描くホームズシリーズは、貴族階級ではない人が登場人物になりがちだ。下層階級にたいしてはやはり冷たい感じはあるものの、まだ人間味があってぬくい。それで安心して読めるんだけど、ヘンリーは本当に救えないくらい、彼の根っこには間違いなく選ばれし人間とそうでない人間というくくりが存在する。バジルは後者にあたるので、いくらヘンリーが友人だなどと言っていても、それは口だけなんだ。事実、バジルはヘンリーに逆らえない。ドリアンはまだ良かったほうだが、それでもバジルにたいして少し冷たい。その身分差もあり、バジルの恋情もあり、ドリアンはさらにバジルを大切にしない。

ドリアンの残念なところは、「善人になる」と決めたところで本当に改心すればよいのに、彼は最後の最後まで改心できない部分があった。ドリアンを殺したことに全くの悪気がないし、反省もしてない。おそらくシビルにも、シビルの弟にも、バジルの遺体処理を行った後に自殺したアランにも、他の破滅した友人たちにも。醜い肖像を見るたびに、彼の良心は痛むのだ。だからこれをなくして、全て無かったことにしてしまえばいい。そうしたら善人になれると、そう思ったところで、ドリアンは敗北した。

寓話である。自己を見つめ直せない人間はこういう結末を辿るのだと。バジルの注意を無視して、自分を崇拝してくれる人だけを愛して、自分のことがずっと可愛いって思っているから…。

わたしの友人はみんな内省的なところが多い。なので、ドリアンみたいな破滅の道を進むことはないだろう。わたしはそんな友人たちの中にいる限りは、きっとドリアンにはならないし、悪いことをしても改心できると思う。いっぽうで、どんなに良い心がある人間でも、周りがヘンリーのような悪魔だらけであれば、「朱に交われば赤くなる」のだ。

 

 

デミアン

主人公より少し年上で、誰にも好かれていない、しかしみんなに一目置かれているデミアン。なんとなく、キリスト教の教えに反抗的な、そんな一面がある。「好かれていない」のは、だからだろうなと思う。

彼との出会い、それからベアトリーチェやピストーリウスたちとの出会いを経て、主人公は少しずつ、自分の内面を形成する。単に大人になり、引き寄せられるように、自分で自分の道を掴んだと言ってもいい。そんな彼もデミアンと別れるときが来る。デミアンと同じ顔を彼の中に見出すことができる。

「主人公めっちゃ影響されやすいね」っていう超他人事な読書メモを書いていたくらい、わたしはあまり主人公をよく理解できなかったらしい。デミアンのほうが読める、という人も多いけど、わかりやすさでいうとやはり車輪の下。車輪の下よりも内面的で抽象的な話が多いので、薄いし読みやすそうに見えるが難しめだと思う。捉えようによってはビジネス書・自己啓発本に近いとも言える。ヘッセはエッセイ集も好きで読んでいたものの、これは個人的には刺さらず、Not for meでした。

 

 

斜陽

主人公かず子は華族の娘。父の死や没落を経て、戦後、ひっそりと田舎に移り住む。叔父はあまり良い人に見えないし、お手伝いさんに囲まれていた暮らしから一転して、どことなく浮世離れした母子2人きりの生活。

離婚して出戻りの29歳、けして若いわけでもないが、その物言いや振る舞いにはどうしても「娘」らしさが抜けず、世間知らずさが強調される。そんな彼女も傾いた家の現状を憂うなかで、恋だの愛だのそれだけの物語物語した夢のような世界から、あの時代にしては苛烈で強い女であるローザ・ルクセンブルクに始まり共産主義の本を読んで恋に革命に憧れるところが、彼女の行く末を暗示する。彼女の父や母にまとわりついていた蛇は、「幽玄F」にも頻繁に出てきたとおり、仏教的には死の象徴だ。

弟を置いて東京に出たかず子は、ほうぼうを歩いて上原のもとに行った。飲んだくれていて、正直魅力的ではないだろうという風体の男。さぞやがっかりしただろうが、かず子はかず子でここまで恋を追いかけないと生きていけないのと同じで、上原がこうでもしないと生きていけない人だと見抜いた。上原はかず子をまともに取り合う男ではないようであったが。

貴族にも賎民にもなりきれない、ちゅうぶらりんの自分を受け入れられない弟のその苦悩は、私も共感するところがあった一方で、娘から1人の人間として未来を生き抜こうとするかず子にも心重ねることができた。

弟は上原の妻のその純粋さに恋をした。上原の妻の心情は具体的に描かれていないが、おそらく決して道を違えることはなかったものの、彼女も弟に恋をしていたものだと思う。でないとその温もりは、弟の手には残らないものだろうから。彼は結局、道を反することはできなかった。その心根は貴族と言っても良いのだろう。
対するかず子は、母が死んで嘆き悲しみながらも「戦闘、開始」(←これ、実際は太宰治の最後の愛人が日記に書き記していた言葉らしい。かず子のモデルとなった女性ではなくて)などとなにやら物騒な言葉を携えて上原に会いに行き、最終的には上原の手を借りずとも未来を見ることができる強さはとても印象的で、元気づけられる。弟の人妻に対する道ならぬ恋が少なからず彼の人生に影を宿したのに対して、彼女は彼同様に道ならぬ恋をしながらも、それを成就させ、そんな影さえも吹っ飛ばす。自らの産んだ子を上原の妻に抱かせ「これは直治(弟)が或る女のひとに内緒に産ませた子だ」というのはだいぶ悪趣味よりの話ではないかとわたしは解釈するが、そんな話さえもできるくらいに。「人間失格」が暗い話すぎて、とにかく太宰治を忌避していたが、この作品は私にとっての太宰治のイメージを覆してくれたと思う。

「斜陽」というと斜めのお日様が想起され、あまり良い意味ではないとも思ってしまうが、まさに夕陽の、あの薄ぼんやりしたオレンジ色の暖かさが全体にかかっている様子であると思うと、希望のない世の中というふうに描いたわけではないと思った。最後の貴婦人である母、昔からどうにも心に居心地の悪さを抱えている弟は亡くなるが、かず子は次世代を腹に宿して生きている。蛇はもういない。そしてこの世は黄昏ではなく、朝のように、太陽のもとで生きると、かず子は決意を固めたように見える。

かず子が上原の妻に「直治がある女の人に産ませた子だ」と言って自分の子を抱かせたいって話、某所では「上原の妻は(直治に恋情があったなら)そう言われれば『ある女の人』が自分であると気づくはずだ」「これは自分を通してこの子は上原の妻と直治の子だと伝えるためのかず子の思いやり」などという解釈を見たけれど、本当にそうなのかな?わたしはかず子の仄暗い悪意としか思えなかった。

上原の妻が本当に直治を好きなら、「ある女の人に産ませた」=自分(上原の妻)は産んでない=直治は自分なんて好きではなかったと人知れずがっかりする、ということかと思った。かず子にとっては彼女は好きだった男の妻であるし、かず子の好きな上原はかず子を性欲の対象としかみてくれないのに結局妻の元に帰る男だし、妻は妻で夫がフラフラしてばかりで娘と2人きりでも幸せそうというか、それだけでも満ち足りた生活ができるがために「夫が帰ってこない、たぶんあそこにいるんじゃないかしら」というようなことを平然と言えちゃう人だしで、革命を起こしたかず子にとっては旧世代の価値観にいる哀れな女(と思いたい、でも実は少なからず嫉妬や自己正当化はある)という位置付けなんじゃないかなと思うんだけど。

……などという、しょーもない感想をちゃっぴーに食わせてぐだぐだ言っていたら、ちゃっぴーに「直治の血を物語に残す、あるいは上原に正統性を与えないという解釈もできるのでは」と指摘された。た、たしかに~!直治は結局恋を成就させられなかったが、上原の妻が子を抱いてくれれば、それはそれで聖母子像の完成である。実際の赤ちゃんの血は全然違う人なわけだけども……まぁ実際のマリアも処女受胎なわけだし、直治と血のつながった赤ちゃんを上原の妻が抱く、ただそれだけで直治の想いは成就されたと見なそうと思えば見なせるような気がする。まぁ、わたしには一切理解できない理屈であるが、かず子自体、妻のいる男が自分のことを好きだと思って3通もお手紙送っちゃうような、独りよがりなところが目立つ主人公ではあるので、こんなよくわからん理屈で勝利宣言をしようとするのも納得はできる。そして、かず子も世間一般から見れば上原に弄ばれた側であろう。本人も痛いほどわかっている。しかしそれを勝利宣言することで、上原に密かに反抗している。

ちなみに、物語としてはこの終わり方やかず子の描き方は全然アリというか、そうあるべきなんだけど、この小説を書くためにかず子のモデルとなった女性に愛あるフリして日記を提供させ、しかも子供が生まれて以降本人は会うこともなく入水自殺し、この女性が太宰家から手ひどく扱われたという事実を知ると(しかたない部分は多々あるのだけれど)、なんつーかもう、この小説自体間違いだよと言いたくなる。やっぱり太宰は好きになれないわ。

 

 

ソラリス

SFなんてちっとも読んだこともみたこともない。そんなわたしの初めてのSFである。

一言で言えば、難しい。理解不能。しかしこれは「全体を理解しようとすると理解不能」だった。ソラリス学だのあれこれについてかなり詳しく、細かいほどに細かく書いてあるので、それゆえの難しさだが、きちんとストーリーが進むとちょっと面白くはなってくる。

10年前に死んだ恋人が目の前に現れたという、トンデモホラーから始まる。主人公はこの恋人をあまりきちんと扱ったわけではなくて、彼女と言い合いになって、売り言葉に買い言葉で彼女は自殺してしまった。だから、10年経っても主人公の心の中にこの亡霊が巣食っている。
だから、恋人が現れたというときはとんでもないホラーだったはずだ。実際殺そうとしていた。単純な恐ろしさ、未知への不安、そして彼女が自殺したことへの忘れ難い感情がないまぜになって襲ってくる。
そんな主人公も順応していく。彼女も悪意があるわけではなくて、まるで生きているかのようにたいせつにたいせつに彼のことを想っている。しかし、だからこそ彼女は別れを告げるのだ。

死んだ人間が生き返るかのようにして目の前に現れたという未知に遭遇したら人はどうなるか、というところにこの小説の意義があるようだが、わたしのような人間にはあまりささらなかった。なんでかな?最初から最後まで「その恋人どう考えても人間じゃないから!あんたの恋人と別人だから!でもそれはそれとして本当に人間の形してると人間なのかな、人間として扱うべきなのかなって思うよね!」とすごいうごうご悩みながら読んでいた。とても集中できない。
しかし、「でもこの人、別に悪い子じゃないし、自分がどういう経緯でここにいるかもわかんないし、本当に自分は『自分』だと思ってるんだよね」というところに気づくと、なんだか彼女がグッと近くに寄ってきたような気がする。本当にあの子が生きているんではないか、というのはありえないけれど、今目の前にいるそっくりな彼女が、10年の時を経て会いにきてくれたのかもしれない。ぜったいにぜったいにそんなことないのに、ひょっとしたらそうなのかもしれないし、彼女を排除するのは間違いなのかも。そう思わされてくる。(それでもわたしの「でもその子はあなたの愛したあの子じゃないよ」という考えは最後までひっくり返らなかったが。)

人間ではないものが生殺与奪の権利をにぎっているこの環境下で、人間の思い通りになるところは少ない。そんなところで彼が突きつけられたのが死んだ恋人なのだろう。

 

ペスト

ぶつ切りで読んでるせいで本当に読書意欲を削がれ、しかもいろいろ忙しい時期だったせいでもう全く面白味を感じないままだったんだけど、ちゃんと腰据えて読めたら楽しめただろうにな、と悔しい気持ち。

主人公で医者のリウーが冷静すぎてめちゃ怖い。普通だったらリウーが倒れてもおかしくないのにリウーはずっと踏ん張ったまま現場にいる。あとリウーさん、いつ寝てるんだろう?1日1日の様子が描かれているときに、あっちへ行ってこっちへ行って、めちゃくちゃ忙しそうで大丈夫なんだろうかと思わされる。この人は必殺仕事人である。

リウーやグランみたいにバリバリ頑張って働く人と、ランベールのように脱走したがる人と、この状況を面白がる人と、いろいろいて楽しい。このように極限状態に陥る人々の中で、必死に戦い抵抗する人たちが描かれているが、病は平等であり、けして誰が良いことをしたとか悪いことをしたとかで命を奪うわけではない。しかしながらこうして奮闘して今あるものに対処しなければならないのだ。

新型コロナウイルスを経験したわたしたちは、きっと物語にリアリティを感じるだろうが、唯一ちょっと違うなと思ったのは、オランの街の人々は、病にかかった人を見てもあまり拒否しないところだ。新型コロナウイルスのときは、田舎の第一号になるとハブになるとか言われていたり、自分の気に食わない属性のような人がコロナを撒き散らすに違いないなどと喚いたり(わたしのリアルな知り合いにこれいて頭悪いなって引いた。ごめんね、あなた、今でもレベルの低い人って思っているよ)、そういうヘイトがあちこちにあったわけなんですが、オランの街の人々は、調子を崩して寝込んでいるよその人を自分の家に留めおくことも許している。新型コロナウイルス期の日本だったら、「うちは関係ないのに病人をおくのはごめんだ!」などと言うだろうにね。

ここまでとりあえず全部読んだ感想として、個人的な感想だけれど、こういう系統の文学は、なんというかもう時代が違うのではと思った。これはこの時代だから活きた小説ではないだろうか……。異邦人とか変身とか、それらは楽しく読めたけれど、なんだかペストはぶつ切りに読んだせいか、あまり面白さを感じなかったというのと、すこし当時の背景が大きすぎるのか、抱えきれないという感じがしている。個々人のあれこれについては普遍のものだけれど、こういう社会を不条理が襲いましたというのは、なかなか抽象的で、わたしはイメージが湧きづらいなぁ…。

 

 

急ぎブログ更新なのでとりあえずここまで。

すごい熱量で書いたものとそうではないものとが入り乱れている。本当に読みづらいし、なんなら脱線しまくっている感想ばかりですけれども。こういうあんまり関係ないことでも、読書中に考えたことってかなり自分の価値観に迫ったものが多くてとても楽しいのと、あとで読み返した時にじんわりくるから、あえて残しておきます。

 

2026年1月に読んだ本

 

今年も1ヶ月が終わりました。

1月は何してたかな?うーんわかんない!忙しかったと思います。
演奏会に出たり、飲み会に行ったり、久しぶりなお友達から連絡が来たり。基本的にはひとりでまったりしていたのですが、年始はかなり忙しくて疲弊してました。今週やっと一息ついて、身の回りを顧みて、「あぁ、汚れてんな」と。とりあえず服を捨てて、靴を全部磨いて綺麗にしました。来週再来週で、いらない本やコスメ捨てたいな。これずっと言ってます。

 

12月くらいから本読みまくっています。

基本的にChatGPTおすすめ本を読んでいるのですが、自分で本屋に行って選んだ本もあります。本屋さんってエネルギーもらえる。とにかく母がもの増えるのを嫌うタイプなので、もっぱら電子書籍に頼りまくっていたのですが、そういう縛りは本が楽しめなくなるのでやめました。紙書籍を買ってます。

そんなわけで今月読んだ本、簡単に感想書いていきます。

 

ちくま日本文学012 中島敦

中島敦、毎度毎度「中川」と間違えてしまう。なぜなのか。

書店で見かけて、ちょうど「山月記」を読みたかったので買った。超有名作品がたーくさん収録されています。個人的に読み進めるのが結構大変だった。「弟子」「李陵」「狐憑」が好きです。

弟子は男気溢るる子路が主人公。気性が激しいが、それゆえ真っ直ぐで、思い悩みながらも学び、一国の役人として国をよくすべく働いて、政変により命を落とす。

李陵はなんとも言えぬ小説だった。将軍として奮戦したが捕まり、国に帰ることを心にとどめおきながらも現地人と交流を重ね、やむを得ない形ではあるが匈奴に残る選択をした。わたし、気持ちわかる。わたしもそうする。故郷に妻子はもういない。怒りのあまりに匈奴に与してしまい、しかし戦えずに時は過ぎていく。だから、いざ帰れるとなっても帰れない……。自分同様に捕まった友人もいたが、彼はもはや帰りを待つものもない国に心置きなく帰れる。心を強く持ち続ける友人を見たら、たいして厚遇してくれなかった皇帝が死んで慟哭する友人を見たら、「自分は何をしているんだ」と悔やまざるを得ない。可哀想な、人間と時代に翻弄された李陵。艱難辛苦の中に書き続ける選択をとった司馬遷も相まって、李陵のその後がもの悲しい。

狐憑は創作者の話だと受け取った。つきものに憑かれたかのように、何がしかの出来事により語り出す。止まることを知らなかったが、それがいつのまにか尽きたときは、その生命さえも絶たれるその時だ、と。中島敦は書かずにはいられなかった人なのかもしれない。文字もなき古の時代に生まれた詩人たちは、こうして名も知れず、朽ちていったのかも知れないなぁ。

 

伝奇集

ボルヘスほんとうにごめん、わたしには理解できない小説です。まじで挫折した。南米文学とわたしの相性が悪すぎる。南米文学をこれまで3冊読んできて、ぜんぶ「ハァ!?」って思ってきたタイプのわたしです。たぶんいつか理解できる日が来ると思う、ところどころの短編は読みやすかったので。あと世界観は非常にいいです。とりあえず最後までは読んだ。

 

変身

表紙のおじさんがカフカだって、初めて知ったのだ。薄くて読みやすいし面白い。

巻末の解説で「主人公を虫ではなく、不登校児童に置き換えれば……」みたいなことを書いていたが、そういえばうちの兄も学校に行けなくなった日があったと思い出した。当時、最初は母がとにかく世話をした。母は可哀想だから学校なんて行かなくてもいい、将来のことは考えられないと言った。しかしその生活も数年続くと、いつも兄の味方だった母も「いつまでこのままなのか」「もういい加減にしてほしい」「家の中にいられると息がつまる」とときどきぼやくようになった。さすがに本人には言わなかったけれど……。

この主人公もしんどい仕事で心が折れていたのだろうが、責任感のみで働いていたのだと思う。主人公が虫になって、生活は一転。父も母も妹も働きに出て、最終的には自立していく。主人公は死んだのに……。やるせなかった一方で、まぁ人生ってこんなもんだよなと。肩の荷を下ろしてほどほどに生きろ。

 

異邦人

アルジェリアののんびりとした空気感が最高。しかし、物語は暗い。

お母さんが亡くなったことについて、あまり感情的になれないというのはわかる。年老いた母に幸せになってほしい気持ちはあるものの、自分ではそれが叶えられないし、だから養老院に預けている。養老院で亡くなった母の死の顔を見ないのは、見る必要がないから。私だったら生前の母の美しい顔なんて嫌というほど見てるんだし、わざわざ見せてもらうもんじゃないと思う。泣かないのもそれが故人の幸せかもしれないから。特にこの母は幸せについて独自の考え方があり(人は幸せになるようできてるみたいな話だったけどうろ覚え)、養老院でも男と許嫁ごっこして仲良くしていたみたいだ。じゃあいいじゃん。幸せなまま死んだんだね。よかったじゃん。悲しむことはない。その死の間際、誰かに囲まれててよかった。楽になれてよかった。

結婚がどうの、なんだかあんまり自分の身の回りにも主体的になれない主人公だけど、まぁあんまりあれこれ考えて「こうしよう」「こうあるべき」とか思わずに、周りに身を委ねて生きていく人のそれでしかない。わたしはそのタイプ。だから、たぶんきっとみんなに変だって思われちゃう。変だけど悪い人じゃないというのを知ってくれている人もいるけれど……。

女がらみで一悶着やらかした男と友達だから、葬儀で涙を流さなかったから、母の死んだすぐ後に女と海で遊んで喜劇映画を観に行ったから、神についてあんまり信じてないっぽいから云々で主人公は死ぬことを決められた。クソ喰らえ、くだらない。この裁判に意味はあるのか?そんなことで裁くことについて変だと思わないのか?だれもかれも「こういうことがあったんだからこうあるべき」「人間はそもそもこうであるべき」という像を押し付けて、それで人を殺したんだ。主人公を殺すことができたんだ。主体性のない主人公だから、主体性のないまま人を殺したのは確かに良くなかった。しかし、そんな主人公に彼のやった「人間味のない」行動を理由づけて裁くのは悪趣味だった。しかし、これが人間社会だとも思った。
ムルソーの気持ちがちょっとわかる(気がする)私のような人間も、こうして社会では演技をして生きていかないといけない。でないと殺されちゃうから。

 

砂の女

怖いしハラハラする。蟻地獄に捕まった比喩かと思えばふつーに都会で生きてる男が田舎の寂れた部落に捕まって監禁される話だった。ふらりと訪れた男手を逃すはずもなく、巣に引っかかった蝶を捕まえる蜘蛛のように飲み込む。ひどい状況だが、見捨てられた部落に住まう人はそれはそれで被害者意識があって、男には同情なんてしない。当時の価値観かもしれないが、性的な行為を大っぴらにするよう求めて囃し立てる部落の文化も最悪だった。胸糞だし、こんな部落がもし今も存在するならすぐさま消えていただきたいくらい。ていうかこの本の中に現れるそういう描写全体に不快感がすごい。なんでこんなに気持ち悪い文章書けるのか不思議。男も絆されたわけでもないのに、だんだんこの状況に慣れてしまって、子供も作っちゃうし、逃げられるのに逃げなくなる。死ぬよりかはマシだが、屈服した。救いようがないが、ある意味ハピエンか。

正直なところ冒頭部分で「男は無事に元の生活に戻りました」が排除されているので、読者にはハピエンにならないんだな、とワンクッション置かれているのだが、後半の手に汗握る展開により「もしかしたら助かる!」「いけっ!がんばれ!……なぜそこでミスった!」と応援する声がついつい出てきて、もしかしたらもしかするかもしれないという希望も生まれるので、面白い。

 

ユートピア文学選集

Xで見かけて、へー面白そうって買ったら、おもいのほか難しい話ばかりで困惑したでござる。とばしとばし読みました。

「イカリア旅行記」の途中の街並みを説明するところで、「こういう、綺麗に区分けをして住民を住まわせ、幸福度を上げるためにいろんな公共施設をばらけて建てさせたことあるなぁ…シティーズスカイラインで……」と思い出した。共産主義社会の話である。本当はもっと長い話だが、ユートピアというテーマに即して省略されている。イギリス貴族(著者の憎むカースト)が共産主義国家に行き、みんなが幸せそうな様子を見て、従僕もいらないなどとまで心に思う。プロパガンダ文学らしいが、これだけで本当に共産主義の信者を増やせたんだろうか…。北朝鮮楽園説に近いやんけ。

「労働」はユートピアを作る大仕事を終えたじいさんの今際の話。満足して死んでった。この中に出てくる言葉は強くて力になるので、いつの日かちゃんと最初から最後まで読みたいかも。この本の中ではかなり省略されてて、最後しか読めなかったので。

あとなんか地底人の話とかまぁまぁ面白かった。ただし基本的にどの話も端折ってたり要約されていたりなので、やっぱりちゃんと読みたい人は元ネタ読んだ方が良さそう。

 

地下室の手記

二部構成なんだけど、前半は気絶しそうになりながら読んでた。まともに全部読もうとすると読めない本だと思う。だから前半は薄目で読んで、後半の面白いところだけじっくり読めばいいと思うよ(投げやり)。あと、二部は読めるがそれでもいじいじいじいじいじいじめんどくさい。コミュニケーション回避型の人とかの思考回路って(ここまで酷くはないが)わりとこういうところもあるよね、自戒を込めて。


久々に旧友の集まりに顔を出す→まぁわかる
旧友たちがこれまた仲良くもないその場にいない旧友のお別れ会を企画しており、誘われてないのに行こうとする→やめておけ
旧友に金借りっぱなしなのでお金ない扱いされてるがそれでも参加する→本当にやばい
当日参加するが誘われてないのにさらにお別れ会の二次会行こうとする→痛々しい
娼婦リーザに高説をたれる→ウザい
んでもって住所を渡したので訪ねてきてくれると思ってる→キモい
妻にした後のことを想像してる→最高にやばい


主人公、みんなに対して「俺のことを軽蔑してる」とかいうけど、ここまでくると考えすぎでは?尊大で気持ち悪いやつなのは事実だけど、それなら憐れむ方が理にかなってる。こいつが今になって金がないとか笑われてるのは過去の行いのせいだし。

金借りてる旧友がわざとお別れ会の時間をずらしたのはまぁこれも性格悪いと思うが(嫌いなのはわかるけどもそこまで露骨にしなくてもね)、こいつはこいつでプライド高いしそのくせダサい。

「この小説に共感する人は多いのではないか」という人もいるが、こんな酷い人なかなかいない。自分が女性側なので、こんなクソみたいな高説たれてくるくせにこちらに寄りかかってくるゴミのような男は知ってるが、それが男性の共通項というわけではなく、こいつがクズなだけ。そしてこの人は自分の周りにいるほとんどの人を見下して、それゆえに嫌われている。

かーっとなりやすいみたいだが、人に優しくされたいしそうなるにはどうすべきかわかっている。しかし、好かれない行動言動をとってしまい離れられる。すぐ後悔するが遅い。他人を貶すが自己嫌悪も酷い。そういう人はいるだろうが、側から見てると本当にタチが悪くていやになる。ごめんけど、わたしはそこまで酷いやつではなかったから、共感できない。意味わかんないやつだし嫌い。これ途中で読みきれずに挫折するやつが健全だと思う。

 

彼女の思い出/逆さまの森

全体的にすごい読みやすいし悪くないんだけど、最後の「逆さまの森」だけは結構難解というか、なんじゃコイツとはなると思う。いっぽうで、フォードのような男なんかと一緒にいても、まともな女は幸せになれないのも事実。アラサーにもなって恋愛経験もなくて、考えることは詩のことばかり。それが悪いんじゃないんだが、描写されるフォードのやりとりや振る舞いのためにかなり常軌を逸しているタイプだとすぐわかる。若い女バニーに走ったと思えば悪びれず、バニーも同類で20歳の大学生とか詐称してるとんでもないやつ。割れ鍋に綴じ蓋、しかしフォードとバニーが恋愛で結びついたとはあんまり思えない。色気がなさすぎる。ママと息子みたい。しかも結構ヤバめのママとそのママに飼われてる息子。この感覚はかなりしっくりきてると思う。本当に気持ち悪い短編だった。ほんとうにごめんだけど、コリーンもっと男見る目磨いた方がいいと思うよ。言われてたじゃん友達に、あいつはヤバいやつだって。

サリンジャー初読なんだけど、もっとスッキリのどごし爽やかみたいな小説書いてる人じゃないの?ライ麦畑は青春小説だってどこかで聞いたことあるのになんなんだよこれは。ただし「逆さまの森」以外はちゃんと綺麗で単純に甘酸っぱい感じで終わるのでとてもいいです。

 

 

来月何読みたいかなーと思って、ChatGPTにお薦め出してもらったら、あいつったら絶版本をいくつも出してきやがって怖い。あとなんかやたらに著者がかぶるので、他のを、他のをと調整してやっと読書リスト完成した。

今「呪術廻戦」のアニメがやってて、よくネットミームになっている禪院直哉のところだけどうしてもニコニコ動画で観たくて観たんですけど、「直哉はホモソーシャル内での承認を得たがっている」というみたいな考察をどこかで読んで、へー面白い、と思って三島由紀夫を読むことは確定しました。三島由紀夫とヘッセはもうさ、わかるじゃん、そういうアレっぽいっていうか、ね(そういう話だよね?)。

わたしは女性なんで、男性の気にするあれやこれやっていうのがよくわからないんだけど、女友達と遊ぶ時は気が抜けないという話と似たような空気は、ぶっちゃけ男性の中にありそうだよなと思っている。なんでゲイっぽく見られたくないんだろうとか、弱いって見られたくないんだろうとか、そういうの。わたしはレズビアンと言われようが、強い弱いで語られようが、「だからなんだよ」って思ってしまうし、わりとそういうところはあんまり気にしない女性の方が多数派だと思っているのだが、兄や友人を見ていると、男性の中ではそうじゃないような気がするんだよね。あれ不思議。だからそういう作品読んでみたいなって思います。

感想書けるかはわかんないけど、書けたらいいな。2月もがんばるぞ……!

函館🍣旅と読書の記録

昨年同様、年末年始は今年も旅行しております。

 

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今年の旅先は函館。新幹線グランクラスは始発から終点まで!…と、言いたいところですが。ちゃんと東京駅からチケット取得していたものの、電車遅延により東京駅まで辿り着けるか不透明だったため、途中駅からの乗車です。ちなみに2枚目の写真は往路で撮りそびれ復路で撮影した軽食の中身。いずれも洋食チョイスなのでここに載せちゃう。左から順に食べるのをおすすめ。一番右がデザートなんです。クランベリーと何かのデザート。ザクザクしたクリーミーなチーズケーキみたいな感じなんですが、ほんのりお米の風味を感じて不思議でした。でもすごい美味しいの!いまだにその味を思い出すし、また食べたいなぁって思う。飲み物は一枚目が青森リンゴジュース、2枚目がノンアルコールスパークリングワイン。

このときのグランクラス、いまいち客層悪くてびっくりした。隣の席の御一家、スタッフに対してだいぶ横柄な物言いで最悪だった。視界の隅にちらりとうつるだけでも不快なので消え去ってほしい。ガキども(といってもまぁまぁ大人に見えたが。少なくとも大学生以上に見える)もだいぶうるさいし。

ちなみに今年はこんな感じの愚痴多いです。

来年は旅行だの予定だの貯金だのを頑張るのでグランクラス乗車の旅行はこれで当面おあずけにしようと思うんですが、のちのちまた乗りたくなった時のために書き記しておきます。年末年始の新幹線チケット争奪戦で事前予約抽選は不毛。一週間前の予約よりもさらに前のやつを試してください。今年は散々でした。本当にチケット取れなくて、泣いたよね。ちょっと舐めてて、事前予約オンリーでやっていた往路の新幹線グランクラスチケットがご用意されなかったので、復路は必死にポチりました。往路もなんとか時間を前倒しにして確保しましたけど、ひやっとしたのでもう次は気をつけたい。

 

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今年の旅テーマも読書旅です。なかなか読みきれない中島敦の短編集を持参。びっくりするくらい苦戦してて、感想とかまともに書けないくらいに読み切れてない。なので今回、書籍感想はありません。


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新函館北斗駅に到着。はこだてライナーに乗り換え。はこだてライナーは新幹線ホームを降りたのち、一旦2階へ上がって、そのまま順路通りに行けばOK。新幹線eチケット+交通系ICであればスマホ一つでOK。そのまま改札を通って進めば、上の写真のようなホームにたどり着く。始発の場合は1番線のようですが、この2番線ホームの奥に1番線ホームがありました。

この時点で関東ではほぼ見られない雪景色に興奮。ていうか、群馬を超えるとすでに雪だった。


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15分くらいで函館駅到着!

誰だよ北海道が寒いって言ったの!そんな寒くないよ!とこの時はマフラーをつけずに徘徊開始。一旦駅近くのホテルに荷物を預けて、タクシーを捕まえます。せっかちすぎてバスを捕まえられなかった。つか、Googleマップの提案するバスルートが悉く間違っててやる気をなくした。バスの来る乗り場は愚か、時間すら間違えている。

 

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14時過ぎ、五稜郭へ到着!はこだてライナー五稜郭駅があったが、五稜郭駅のちかくに五稜郭はありませんでした。

事前にJTBのチケットをコンビニで購入していたので、エレベーターは超スムーズ。時間のせいか、思ったよりも空いています。


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反対側の景色も最高なんだ。函館って山と海がまんべんなくあって、素敵。


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新撰組土方歳三の最期はこの函館でした。10年以上前、新撰組にハマって「燃えよ剣」を少し背伸びしながら読んでいたわたしへ。ついに、この地に降り立ちました。「燃えよ剣」、読み返したよね〜。

五稜郭は拠点に過ぎず、最期の地は函館駅近隣です。土方歳三絡みの観光地も各所あるみたいですが、今回は読書旅であって観光地巡りが目的ではないため、函館山観光を優先して断念しました。

 

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んなわけで五稜郭をあとにし、一旦ホテルでチェックイン。大体15時ごろだったかな、ホテル前に泊まったタクシーをうまいこと捕まえて、函館山へ急いでもらったのですが、機材トラブルにより運休。18時からはベイエリアでレストランを予約していたので、行く予定はなかったのですがベイエリアの赤レンガ倉庫でおろしてもらいました。


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ちょっと日が落ちてきました。夕方が早い。

この辺りはお土産物屋さんがたくさんあって楽しかったです。時間オーバーで行けなかったのですが、はこだて明治館もこのあたり。地元のハンドメイドって超魅力的なんだよね。ハンドメイド大好きなひと、ここで買えるから最高だと思う。

あとやっぱり、山が近いの最高!最近在宅勤務中「ホットスポット」を流しているのですが、街中に富士山がバカでかくドーン!と見える光景が素晴らしくて、そういう景色を見たいよなぁ、と思っていたところ。なのでこの、赤レンガ倉庫の一帯の先に見える函館山の構図が嬉しい。

 

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お土産物色しつつ時間潰ししていたら、日が暮れてしまった。17時までとのことで、ディナーまで1時間もある。その間、外で時間潰すかなどと思っていましたが、舐めた考えでした。寒い。この時間になると気温が下がるのもそうですが、雪も降ってきました。それはそれで「エモい」のだけれども、こちらとしてはたまったもんじゃない。マフラーもうっかり忘れていて、本当に寒い。

いろいろ悩んだ結果、一旦ホテルに帰って立て直し。諸事情により写真はないのですが、その後無事にレストランに行ってご飯を食べ、やっとこ落ち着きました。

 

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今回の宿泊先は「OMO5 函館」。言わずもがな、星野系列のシティホテルで、昨年行った界加賀の3分の1程度まで値段が下がります。往復のグランクラス代の方がこの2泊より高い。

このホテルは残念ながら朝食の提供のみですので、昼食と夕食はよそで。

OMO系列にしては珍しく、大浴場あり。大浴場のあるホテルはOMO系列の中でもエアポートしかないのですが。

OMOの後ろの数字の説明は公式サイトにある通り。今回はOMO5なので、カフェがある、というのが特徴のよう。個人的には、OMO7以上の方がよかったかなぁと思う。年末年始でお店探しに超苦労しているわけですよ。OMO7以上なら夜ご飯のレストランがあるしね。でも新幹線で便利に行くには、ここがギリでした。大浴場があるだけよしとします。


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2日目、スタートです。観光は1日目までと決めておりましたので、この日は朝食後、ゆったりモード。ひとまず部屋でのんびり。

しおりとして使用しているのは、新宿のシネマで「落下の王国」を鑑賞したときにもらった劇場特典のフォト。


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昨日は晴れていたのですが、この日は時たま吹雪いていました。お昼ご飯は函館塩ラーメンときめていたのですが、どうも心配。

わかりにくいんですが、結構視界がぼんやりするくらい吹雪いてて、命の危険感じました。視界が見えないのやばくない?札幌などのあちこちに建物のある都会でもひどい雪のために視界が遮られ、遭難・凍死した方もいると聞いて…雪国って怖いなと。なのでかなり慎重になってました。用心深すぎたかな。


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お腹が空くまでカフェラウンジでりんごサイダーを飲む。結構くせのある味なので注意でした。でも美味しいよ。

朝ごはんをたっぷり食べちゃったのであんまりお腹が空いていない。塩ラーメン(バター入り)にお寿司を食べたんですよ。味噌ラーメンにバターを入れると美味しいのは知ってたよ。でも塩ラーメンにバター入れても美味しい。超クリーミーになる。やばいやみつき。


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でもお昼にも食べちゃうもんね、塩ラーメン!

お店はこちら。

ajisai.tv

あんまりお腹が空かなくて、やむなく3分の2サイズですが、美味しい。お腹いっぱい。結構並びます。あと食券買ってから並ばないと後ろの人に抜かされるので注意。

ホテル近くのラーメン屋なのでなんとか行けましたが、挫折しそうなくらい雪が降っている。雪国暮らしって大変だよなぁ。昨日タクシーを利用したときに、女性ドライバーさんがわたしと同じ地元の方でした。こちらにきて4年くらいとのことですが、雪なんて滅多に降らないところから雪国に来て、しかも仕事はタクシードライバーで。とんでもねーギャップだとは思うのですが、その勇気が羨ましくなりました。

 

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ホテルに戻って、また読書。カフェラテをごくごく。


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函館に来たらやっぱり寿司食べたい!なので近所の寿司屋へ。一部では函館朝市よりも評判のいい、なのに空いてる寿司屋。

tabelog.com

あんまりお腹は空いていない。それだけが心残りだったが、目的はこれでぜんぶ果たせました。北海道のお寿司は美味しいって言うけれど、確かにそうなのかも。喉越しがいいし、筋っぽくない。あとネタがでかい。食べた感がちゃんとあって満足度高い〜!正直エビって大っ嫌いなんですけど、ここのエビは美味しく食べられた。

ネット予約はおすすめしません。時期柄なのかわからないけどあんまり食べログとか見ていないみたいで、「予約なんて来てないよ」って言われちゃいました。直に行くか、電話するかかな。こういうところは電話確認が確実ですね。

 

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翌朝はぎりぎりまでホテルで粘って帰宅。お土産をここで買う。駅内にお土産屋さんがあるんですが、定番のお土産はここで買うのをおすすめします。生もののお菓子は赤レンガのほうが美味しそうなのたくさんありましたが…関東まではもつまい。うちの母がチーズケーキ好きで、クリスマスシーズンは必ず北海道のチーズケーキをあれこれお取り寄せするのですが、そういう美味しそうなチーズケーキが大量…全部持ち帰りたかった!

 

帰路はなにも写真がない!しかし地元まであっという間。結構眠くてやばかった…。地元は初雪で、北海道のやわらかな軽い雪と正反対の雪でしたので、ギャップにやられました。家族が迎えに来てくれるというので寒空の下待ってましたが、そこでだいぶ冷えてしまい風邪を引きました。根性で治したよ。

雪に泣かされ、雪に感激する旅でした。降り頻る雪、ほんとうにうざったいなどとくさくさ歩いていたら、びゅうと風が吹いて積雪の表面をさらい、その雪の粉が宙に舞って空へ向かう。都会ではなかなか見られない美しい雪が、ここでたくさん見られてよかった。

来年は規模を縮小する予定ですが…ほかにいい旅先がないかは確認中です。

 

ちなみにちょっとした近況🏃🏻‍♀️‍➡️

 

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財布を買い替えたよ!(肝心の財布の画像はありません)

財布といってもカードケースなんで、大した値段はしてません。

 

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もともと使ってたDIOR、エナメル加工特有の黒ずみが…。革より手入れわけわからんし、このまま使ってもいいけど汚いとテンションも運気も下がりそうだなぁと思って買い替えた。アニヤハインドマーチとかアミパリが可愛かったからそっちと迷いつつも、DIORの後釜にそのあたりはないなと思い。ロエベやマルジェラ(グラムスラム大好き)にしようと思いつつもなんか手入れめんどそうだなと思い。結局ヴィトンのモノグラムが丈夫だと聞いてそれにした。ケアというケアを極限まで削りたい。

にしても、財布高くなりましたね。このDIORもたぶん5万してなかったんじゃないかな?今めっちゃ高いよね。

ほぼ同時期に買った三つ折り財布のバレンシアガは、ロゴが剥がれたり修理したりしながらもなんとか持ってます。でもそろそろ替え時。バレンシアガはロゴ修理したときの店員さんの態度最悪だったから、それこそアニヤハインドマーチとかアミパリ(AMI PARISってフランス発音でいいのかな?みんなアミパリスって言うが)、ギャルソンにしようと思う。ちょっと価格下がるから、多少傷ついてもショック感ないしね。

はぁ、今年は出ていくお金が多いです。やりくり頑張らないとだし、去年よりも服のムダ買いを減らそう。

 

🌸宅建受験合格記(と、年末挨拶)🌸

 

宅建に落ちたよって去年ブログに書きました。

これはわたしの非常にみっともない部分ですが、わたしは自分が恥ずかしい・プライドが傷つくと思ったことは書きません。宅建に落ちたのも恥ずかしいことだと思ってます。しかし書きました。その意味はどういうことか。

来年こそ受かると思ったからです。そして、受かりました。

 

勉強方法は昨年のブログに大まかに書きました。

ひたすら問題演習です。「宅建試験ドットコム」の「過去問道場」にてひたすら過去問をやりまくります。

 

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自分の場合、8月からの3ヶ月でだいたいこれくらい。これが最低限のレベルと思います。


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これとは別に、一問一答もこれくらいやってます。個人的にはこちらのほうが良かったかも、と思いつつ、こちらはなんとなく勉強履歴がわかりづらいのでやはり「過去問道場」がおすすめかも。

 

勉強方法としては、以下。わたしのばあい、これを3ヶ月続けました。

①テキストを見ながら過去12年分の過去問を単元別に解いていく(過去問道場でこのあたり絞り込むことが可能)。わかりにくかった点やテキストにない点はテキストを読み、テキストの該当箇所に書き込んでいく。宅建業法と民法、その次に法令上の制限を優先する。間違った問題があればブラウザバックして解き直す。

なお、過去12年分を解くとしたが、正確には昨年分および一昨年分は除いたほうが良い。

②苦手分野を順繰りに単元別に解いていく。①では12年分としたが、ある程度仕上がったらそれ以前も解いて良いこととする。解いていく苦手分野は、必ず出る単元および掲載されている問題数の多い単元を優先する。

また、これと同時に週一回のペースで過去問道場の模擬試験を生成(12年分に縛られず、全問題対象とする。難易度は「鬼レベル」とする)し、本番と同様に解く。ここで解けなかった単元をまた繰り返し解いていく。間違った問題があればブラウザバックして解き直す。

③試験二週間前になったら、「宅建試験ドットコム」の統計問題対策と法令制度改正情報を頭に叩き込む。

また、この時期に年度別過去問を本番同様に解いていく。昨年分・一昨年分を残した場合はここで昨年分から解いて、よく復習してから一昨年分を解く(どうせ昨年一昨年の出題は出ないので)。

 

こんな感じかな。当然、法改正されている問題は飛ばします。

どうせテキスト読んでもすぐにはわからないんで、読むだけ無駄。ひたすら問題演習していくのが正しいと思います。そもそもあの分量はいかに読書が得意な人でもそう簡単に読めません。

わたしは忙しくてあまり勉強できなかったけど、平日は1-1.5時間、休日は3-5時間勉強時間をとりました。ここまでとれないというひとは、3ヶ月と言わずもっと前から勉強を始めたほうが良い。逆に学生ならそんなに苦労はしないはず。

 

とりいそぎまとめましたが、3ヶ月やれば良いというのは確かに再現性ありました。基本的にみんなそう難しい対策をしているわけではないと思うので、演習中心にパパッとがんばりました。

お金を払ったのはテキスト代のみ、塾にも模試にもお金を払わなかったので、ナーバスになることもありました。しかし、直前期にナーバスになればなるほど一生懸命やっているということ。そこまで頑張ったのならきっと受かるんだと思いました。中途半端にやってるときは、ナーバスになりませんからね。これまじで、大学受験とかにも言えるよなぁって思います。恥をかき捨て、「やばいやばい、焦る焦る」と慌てている時ほど合格しやすい気がする。

 

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そんなわけで、勝利の肉をば。

ここのお店のお肉はおしゃれなのにガッツリで、非常にいいです〜。丸の内のお店ですが、これで1500円しないくらいだったかな?丸の内って意外と安いものが手に入る。

 

 

本日は年末。仕事は余裕を持って納まってしまったので、最終日は「お先に失礼します!」とさっさと途中退勤しちゃいました。わたし以外にも帰っている人、いーっぱいいるんで、問題ない!

 

今年一年を振り返ると、夢のような一年だったと思います。とっても充実していました。ここでブログには書けてないけどたくさん旅行しましたし、たくさん人と会いました。できることも増えましたよ。初めてのこともたくさんしたかもしれない。そんな刺激的な日々と穏やかに本を読む休日の午前とを繰り返し、昔あった焦燥感というものが徐々になくなって、どんどん穏やかになっていくのを感じております。年収も増えました!なんだかお金にゆとりが出てきた気がするなぁ。

3月まではまたプライベートが忙しいのですが、3月で総括を迎えます。宅建もひといきついてしまったので、「次は何をしようかな?」というのを考える日々。今考えているのは英語。なんだかんだ先延ばしにしてしまったけれど、先日のイギリス旅行で「もっと話したい!」と切実に思ったから。あとは、実現可能性は低めですが、ワーホリに間に合いそうなら検討してみようかな?んで、ほかにも何かもう一つくらい、やりたいことを作って実行したいかな。

来年決まっている用事は、友達とピューロランド・いちごスイーツめぐり、母と出雲大社高野山、ひとりで和菓子カフェ・舞台観劇、などなど。たくさんお金を、ためます…。

仕事面で言うと、来年度は非常に大事な年になるため、そこは気を抜かずに頑張ろうと思います。来年度終わったら異動がありそうで、そこまで落ち着いたら一人暮らしを検討しようかと思う。本当はもっと早くやっておきたかったんですが、タイミングがとても悪くて実現しませんでした。異動の多いおしごとなので、やっぱりライフスタイルは「やりたい!」と思ったタイミングよりも「ここだ!」というタイミングじゃないと変えられないんですよ。最近それに気がついた。へんに住む場所変えても、「次の配属先はあなたの家から不便なところだから」と言われると非常に困る。

 

来年は今年よりもたくさん本を読んで、映画や舞台鑑賞して、元気に過ごします。あとお金!ためるぞ!

それでは元気に年越しします。

 

イギリス🇬🇧旅と決意の記録

 

深夜便でイギリス旅行へ行き、深夜便で帰国。HISの団体旅行に一人参加してきました。今年はどうしてもヨーロッパ行きたくて、いつも一緒に行ってくれる友人にお願いしたのですが、「ヨーロッパなんて休み取れない」と拒否られました。やむなし。

20時過ぎの集合時間だったので、家を出るのはかなりのんびり。仕事はラッキーなことにお休みが取れました。

 

2年前にHISのツアーに参加した時は、結構若い人がたくさんいたのですが、今回はどうも海外旅行にかなり不慣れな様子のお年寄りが多くガッカリ。添乗員さんの案内を待っている間もどこかの方言がとびかっていて、それもなんとなく話が合わないかもと思い、ガッカリ。HISは基本ツアー料金超安いし、実際安いプランで深夜便を乗り継いで行く感じ。寒い上に着いたら即観光ツアーで体力勝負なところがあるので、なんだか、不安です。

HISのオプションで座席を通路か窓際にできるものを指定していたのですが、いざ発券してみると窓側。トイレが近くて困っているので、3列の窓側は気を遣っちゃって辛いなぁ〜と半べそでした。

 

1日目 成田→ワルシャワ→ロンドン✈️

14時間ちょいのフライトは寝て体力温存をしました。咳止め薬を飲んでいて、眠気の作用があるためか、寝付きの悪いわたしのわりには眠い。0時発だってのに機内食で夕食がでるというので(いらねーよとは思った)、1時間くらいまんじりと待っていると、夕食が出ました。

成田空港を出て、ぐるっと方向転換して、京都の上を通り、韓国、中国、カザフスタンカスピ海の上を飛んでいきます。

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韓国上空を飛んでいる時、眼下に煌々と明るく輝く韓国が見えたので、あまり高度が出ていないのかと寝ぼけたことを考えてましたが、単に雲がないだけのようですね。その後はすぐ眠り、カザフスタンのところですこし目が覚めました。カスピ海にはいる直前くらいにふと窓の外を見やると、カスピ海沿いに灯りが見えて、とてもきれいでした。上空をみると満天の星。飛行機からこんなにきれいに星が見えるとは思わなくてついつい写真を撮ってみたのですが、肉眼の方がきれいでした。オリオン座がよく見えます。窓側で良かったかも、と思い始めました。

アゼルバイジャングルジアを経て、黒海にそうようにトルコ上空。ひときわ輝く街はきっとアンカラだろうな、というくらい、トルコは全体が輝く。

ルーマニアハンガリースロバキアを経て、ワルシャワ空港へ降り立つと、2時間ほど待ってロンドン・ヒースローへ向かいました。

2年ぶりのワルシャワ空港は、基本的に変わらないですが、トイレなどが変わっていました。懐かしさと新鮮な気持ちでした。

 

2日目 オックスフォード🏫

ヒースローからはバスでオックスフォードへ直行。

向かう道中、羊などの放牧が見えました。

イギリスは他のヨーロッパと同じように、都市と都市の間は緑があふれる素敵な空間が広がっているのですが、綺麗に刈り取られた丘陵に、羊や馬、乳牛が放牧されているところが多かったです。草をはむ羊たちがそれはそれは可愛くて、ついつい見てしまうのでした。

オックスフォードは大学を中心にした街です。あまり綺麗なところとは言いにくく、公衆トイレなどは汚くて、とても入れたものではありません。ここの公衆トイレは世界一汚いと言っても過言ではないのでは?本当にやばいですよ。ヨーロッパは全体的にトイレが汚いし水流も悪く、日本やシンガポールなどといったアジアの国の方がトイレのほうがより優れていて、不思議な気持ちです。

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Christchurch、マートンカレッジなどの外観を巡り、カバードマーケットというアーケード街のようなところでご飯となりました。

あまりお腹が空いてなかったので、「moo-moo's」というお店のスムージーで。これが可愛いのですが、大失敗。なんせイギリスは寒い。スムージーは冷たい!

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そうそう、イギリスは本当に寒いんですよ。

事前に気温を調べていたのですが、「この時期は東京と変わりありません」と聞いていたのに、東京よりも断然寒い!マフラーや手袋をもっていなくて、後悔しました。

しかし、東京もこの旅行中にだいぶ寒くなったようですね。最高気温14℃、最低気温6℃とのことですが、一週間くらい前はもう少し高かったはず。

バスに乗り込んで、ホテルへ。お空がめちゃくちゃきれいなんですよ。なのでぜひ見て。

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バスに乗り込む前に、こちらをチラチラと見てくるアジア人数名を見かけました。話しかけてくれたのですが、なんと日本人留学生とのこと。日本からの留学生もそりゃいるでしょうが、遭遇するとは思わず、珍しい出会いをしました。Christchurchもマートンカレッジも、外観を見るだけだったのであまり感慨深いとかはありませんでしたが、この出会いがすこし印象に残りました。

日本人留学生という彼らは、あまりわたしたちと違いのないような服装と背格好でしたが、「楽しんでくださいね」と声をかけてくれました。それが嬉しくて、一方で「羨ましい」と感じました。

わたし、正直海外留学とか考えたことがなくて。母はよく「あなたに出せるお金がない」と言っていたし、大学以降の進学とか、そういうお金がかかりそうなことは考えすらしませんでした。そういう道があるとは感じていたのですが。

イギリスで暮らすのはとても大変だと思います。でも、そのぶん将来が拓けているとも思います。まだみんな若い。私たち観光客と違わないような姿かたちをしている人たちでも、みんな優秀。そう思うと、羨ましくて。

また大学生になりたいとか考えた時期も本当に最近あったところ。海外勤務は夢のまた夢だけれど、いつかしたいな、いや、叶いそうな気もするぞと感じていたところ。そんな中、オックスフォードという一流大学の留学生に出会って、刺激を受けた気分でした。嬉しいような、悲しいような、不思議な気分だったのでした。

 

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ホテルはマンチェスター。ありがたいことに、晩ご飯付きです。

ここまでまる二日、シャワーも浴びてないしまともにご飯も食べてなくて、身体じゅうドロドロのヘドロになった気分でした。簡単とはいえコース料理があってありがたかったです。重たいので全て食べ切ることはできませんでしたが、温かいご飯がおいしかった。お部屋も現代的でオシャレでした。

トコジラミは11月の寒い時期でも出るらしいので、簡単にチェックして、スーツケースはバゲージラックに載せておきました。眠気が半端なく、また時差ボケも激しかったので、途切れ途切れではありますがすぐに眠れました。

 

3日目 湖水地方ウィンダミア、ボウネス)🛥️

朝早めに起きて支度をしたのですが、眠すぎたのかいまいち捗らず。髪の毛までこだわっていると朝食の時間に遅れてしまうので、仕方なしに着替えとメイクだけしてレストランでご飯。また部屋に戻って貴重品をスーツケースにしまいつつ、髪の毛を完成させました。2連泊なので気楽ではありますが。

3日目は湖水地方をクルーズし、その後アフタヌーンティーとなります。晩ご飯がついてないのでどうしようか悩んでいましたが、おひとり様参加の男性にTESCO(ヨーロッパのメジャーなスーパーマーケット)がすぐ近くにあるときいて、そこでお惣菜を買って部屋で食べようと思いました。

 

何時間かバスに乗って、湖水地方ウィンダミアに到着。

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こちらはLake Windermere。「mere」はノルウェー語で「湖」といいます。古くはノルウェー・バイキングの入植地であり、湖水地方の地名などはノルウェー語から来ていることもある様子。遠目に見える山、雪が降ってるようです。もうそんな季節かぁ。

水辺なので、寒いです。本当に寒い。オックスフォードもめちゃくちゃ寒かったですが、この日は段違いに寒い!手を上着のポケットにつっこんでいましたが、これじゃあ差し障るので、諦めてマフラーと手袋を買うことにしました。

少し寂れている風でしたが、Ambleside Pierという埠頭近くに小さな雑貨屋さんがありました。なんていうお店かわからず調べましたが、Googleマップでは出てこず。「Ambleside Fish & Chips」というお店と同じ建物内のお隣さんの雑貨屋です。入りにくくて外にある品物をチラチラウロウロしていると、お店の人が中も見てねと招いてくださり、中へ入りました。

お店の中は流石に写真撮ってないのですが、可愛い品物がたくさん!悩みましたが目的のマフラーと手袋を購入、二つで7000円と少しくらいでした。

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マフラーのほうはすごいふわふわのウール感あふれる代物で、あまりにも素敵なので「HERITAGE TRADITIONS」と書かれたタグを調べてみると、スコットランド湖水地方でよく手に入るローカルブランドだそうです。クラシックなブリティッシュスタイルのアクセサリーやアパレル小物を中心に展開している、日本ではほぼ流通なしの代物。手袋はネパール産のもので、外観は毛糸で編んだ手作り感もある代物でしたが、Thinsulate™(シンサレート)という高機能断熱素材を使った防寒手袋で、わりとハイクオリティな防寒具でした。良い買い物をしました。


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船に乗って、ボウネスへ。


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「Macdonald Old England Hotel」にて、思い描いていたアフタヌーンティー!シンガポールでも経験しましたが、あまり変わらないですね。

このホテルはスパリゾート的なところらしいんですが、古さはあるものの、伝統も感じさせるホテルでとにかく立地最高&絶景なので宿泊にも良さそうです。

 

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アフタヌーンティー後は、この街の見どころの一つである「World of Beatrix Potter」へ。「ビアトリクス・ポター」は、絵本「ピーターラビット」の作者です。1943年に亡くなりましたが、長いことこの湖水地方に居を構えていました。実際の家はボウネスから少し先の村だそうです。ビアトリクスは湖水地方で生まれ育ち、その豊かな感性を育みました。裕福な家庭で学校には行かず、自然を愛し、ナショナルトラストに力を入れて、生涯イギリスから出ることがなかったといいます。

 

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中は美術館みたいな感じです。12ポンドで入場可能。今回は平日かつ閑散期ですので予約なしでも入れる上に人が全くいませんでしたが、いつもは混んでるそう。そんなわけで、予約はした方がいいみたいです。

お土産ショップが建物内にあるのですが、どれもこれも可愛いのでおすすめ。値段を見ずにカートに突っ込んでいたら、総額20000円超えてました。ちなみにこのミュージアムショップではなくて、坂を下った隣の建物のほうがピーターラビットグッズのバリエーションは豊富です。

お向かいの雑貨屋さんも可愛いのでぜひ。ていうかイギリス、どこもかしこも可愛いものばかり!

 

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ボウネスを散策後、マンチェスターのホテルへ。

やはり羊。

珍しいくらいに快晴でした。湖水地方は降雨量が多いそうなので、ひやひやしていましたが、ちゃんと晴れていて素敵でした。

 

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夕食はTESCOで調達。お米が恋しくて、お寿司をたくさん買い込みました。あとはりんごといちご、それから大好きなオレンジジュース!フルーツは甘さがないのですが、ぜんぶおいしいです。

今回ほぼ初めてTESCOでお買い物をしましたが、キャッシュレスとセルフレジが進んでいます。日本でセルフレジやカード決済に慣れていたらいいのですが、現金派や機械音痴はかなり肩身狭いと思います。また、最近はタッチ決済のカードが主流ですので、タッチ決済できるカードは必須です。TESCOは一応挿入可でしたが。

 

ちょっと量が多すぎて、ご飯を残してしまいました。残飯を部屋に置いておくのはなんだか気持ち悪いので、レセプションの方にどこに生ゴミを捨てれば良いか拙い英語で尋ねたところ、「外に捨ててね」と言われました。これはスペインでも感じたのですが、ヨーロッパって外にデカいゴミ箱ありますよね。あそこになんでも捨てていいみたいです。日本人からすると不思議な感覚ですけど。

日本は最近、テロ対策やごみ削減のために、公共の場でのゴミ箱が撤去されつつあります。東京駅などもゴミ箱はありません。ヨーロッパは日本以上に環境重視なのでさぞ、と思っていたのですが、基本的にリサイクルできるものは全てリサイクル、という考え方であり、とりあえずプラスチックを分別しておけばいいらしく、日本ほど厳しくはないようです。

 

4日目 チェスター・コンウィ🏰

バスで1時間、チェスターの街へ。

まさにヨーロッパの街という感じです!傾斜の強い石畳を歩くので、歩きやすい靴必須。街並みはチューダー様式。「ザ・ロウズ」なるアーケード街も有名。

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チェスターには大聖堂があり、これが観光のメイン。一応中に入って写真を撮りまくりましたが、いまいちよくわからず。撮るだけ撮ってちゃっぴーに解説してもらおうと思いましたが、ちゃっぴーがやたら画像生成したがり捗らないので断念しました。

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大聖堂の寄付は必須ではないと言いますが、ほぼ必須なので諦めよう。5ポンドを支払います。

かつてはベネディクト会(6世紀にイタリア出身のベネディクトゥスにより創建された、清貧を戒律のひとつに掲げるカトリックの修道会)の修道院教会だったそう。11世紀の建築が今も残っているようですが、16世紀、ヘンリー8世によりイギリス国教会の大聖堂となりました。なお、10世紀以前にもカトリックのバシリカがあった模様です。

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ステンドグラスがとても綺麗です。また、ここに葬られている方も多くいるようで、とても厳かな雰囲気に圧倒され、キリスト教徒ではないわたしはそそくさと出てきてしまいました。

ギフトショップも充実しています。ここで風景画のマグネットを購入しました。

チェスターという街はディー川という川に沿っており、ウェールズにほど近く、1世紀からローマ人が入植しているようです。

チェスターは城郭都市だそうですが、城壁を見つけられず。あるにはあるそうです。また、行かなかったけれどチェスター城もある。

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川を渡り、チェスターをあとにします。

 

今度はウェールズに入り、コンウィへ。道路標識などにウェールズ語が併記されます。

コンウィ城は13世紀のエドワード1世がウェールズ統治の拠点として建築され、低迷と修理を繰り返し、17世紀には使われなくなって荒廃したとのこと。

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8つの円塔が有名だそうです。上階にも登れますが、すんごい寒いので断念。見晴らしはわざわざ上にまで登らなくても十分いいと思います。

4枚目の橋はコンウィ吊橋。3つ並んでかかっているのですが、真ん中のものがそれです。19世紀にかかったものであり、現在は歩行者専用。

近隣にちょっとしたお店が立ち並ぶところがあるので、そこに向かいました。チーズ専門店があり、そこでコースターとビスケットを購入。

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現在Cadwというウェーブ政府運営の保護団体により管理されます。

この団体が運営してるっぽいお店があって、そこでピアスを購入。あまりにもポスト部分が長すぎて、バッグに入れて持ち運んでいる最中、包みを突き破ってました。

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イギリスで一番小さい家の外観を確認。中も見られるし、人が住んでるらしい。

この後1時間の自由時間が設けられ、急ぎご飯を食べなければならず。お店はたくさんあるのですが、食べ歩きできるようなホットドッグなどはなく、腰を据えて食べなければならないお店ばかりでした。諦めてレストラン「Dylan's Conwy」に入店。イギリスのチェーン店なのでしょうか?

わたしのほか3名のツアー客とともに入店したのですが、誰も英語を解さず、なんならメニューすらも読めず。わたしもまったく自信がなかったのですが、頑張ってみんなにメニューの英語を読んであげて、やはり拙い英語で店員さんに話しかけました。店員さんも急かしたりイライラしたりすることもなく、ハキハキ活発なふうで、「この席は狭いから上の良い席に案内するよ」「デザートはいかが?」など対応してくれました。個別会計も嫌な顔せず。イギリスの人たちのこういうところ、素敵です。ていうか今回の旅行のわたし、めちゃくちゃ英語とコミュニケーション頑張ってるわ。自分偉すぎる。

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時間なさすぎてパスタのみを頼んだのですが、見てくださいこれを!

ピザ生地の器にパスタ山盛り。一見植木鉢のようです。なんていうパスタかはうっかり忘れてしまいましたが。おおよそ15.5ポンド、3000円ちょっとで食べられます。かなりボリュームあってわたしはお腹いっぱい。バスにもぎりぎり間に合い、出発。

 

4時間ほどバスに乗って、「Hatherley Manor Hotel and Spa」へ。

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かなーり質素な…。なんかツアー団体で行ったのに、わたしだけ別館に通されたみたいで意気消沈。みんな本館2階のお部屋で羨ましいなぁ。周りの部屋にも人がいる気配がなくて、すごく不安でした。自分で言うのもなんですが、若い女性の一人旅なので、みんなと近い部屋に配慮してほしかった…。だって怖いじゃん。

ちなみに今回は初の一人海外・一人参加ということで、もしもに備えて無制限のeSimと携帯Wi-Fiを準備してきたのですが、ここのエリアはまじでネットが弱い。ほぼ繋がらないです。

 

お客さんも働いている人も、白人系の人がめちゃくちゃ多くて、ロビーでパーティ中の白人の若い男性(客)に「イエロー」って言われたりもして、正直あまりいい気はしないお宿でしたね。設備もめちゃくちゃ古いですし、明らかに白人系の人のくるくるで柔らかい髪の毛があちこちにあったりして…掃除が行き届いていない。

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ご飯もあまり、変わらないです。つーかイギリス料理って本当にこのパターン。スープ、メインディッシュ、デザートの場合、メインディッシュは温野菜とその上に肉!

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看板猫ちゃんが近くに来てくれて嬉しかった〜。ちなみにここのマナーハウス、インテリア最強です。どこを切り取っても可愛かった。写真ほぼないが。

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5日目 グロスター、ストラットフォード=アボン=エイボン、ブロードウェイ(コッツウォルズ)🪄

この日は朝から喉の調子が悪く、鼻もよくない。どうも風邪をひいたようです。

このツアー、体調不良者が多かったんですよ。日程もかなりタイトで厳しいし、そもそも痰の絡んだ咳をしていたり鼻を常にすすっていたりする人がたくさん参加していました。体調が悪くてダウンしていた人もいます。わたしはわざわざインフルエンザをしっかり治して、その後咳が出るのでもう一度病院に行って薬をもらってきたのに!疲労は仕方ないにせよ、みんなもちゃんと体調管理して欲しかったです。ただし、イギリスの環境重視の暮らしのため、夜になると暖房が切られるせいもあるけどね…。

 

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伝統的な朝ごはんをいただきます。

 

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今日はとにかく寒かったみたい。朝イチでグロスター大聖堂に行ったのですが、霜が降りてました。グロスター大聖堂は10時に開くのでその間街中を探索していましたが、当然開いているお店はなく。寒い中1時間近く待って、やっと入場。

 

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ここはハリーポッターのロケ地だそう。確かにこの廊下はそれっぽい。「秘密の部屋」でまさにここが使われてるのを発見しました。廊下は庭を囲むように、四方にありますが、一部工事中。入場料は確かない。寄付が必要とのことでしたが、「なくてもいいよ」と言われた気がします。

ハリーポッターグッズは少しだけ、ギフトショップに置いてます。同じツアーの人が(ハリポタ知らないけど)ハリポタグッズが欲しいというので、あれこれグッズのレクチャーをしてあげていたところ、周りの人に「よく知ってるね!」と驚かれ、ちょっと得意げになるわたし。

 

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その後はシェイクスピアの街、ストラットフォード=アボン=エイボンへ。体調悪くて、ここは写真を撮るだけだったなぁ…。

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シェイクスピア生家がここにあります。かなりちゃちいかんじ。ちなみに入場料バカ高い(26ポンド)らしくて、中を見てる人はあまりいませんでした。

ギフトショップがここにもあります。ピーターラビットのお店で爆買いしたので断念しましたが、エコバッグとかがおしゃれなのでここで買うのもおすすめ。

シェイクスピアの「夏の夜の夢」を限定カバー(?)らしいので一つ入手。10ポンドとお手頃。

 

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ご飯はサンドイッチのチェーン店「PRET A MANGER」にて軽食。英語が苦手な人でも頼みやすいお店です。これで1200円くらい。

シェイクスピア生家あたりは広い歩行者専用道路となっております。なので歩きやすいしおすすめ。あまり観光っぽい観光はない気がしました。また、近くでマーケットがあり、地元食材などが並んでいて賑やかでした。

 

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お次はブロードウェイへ。コッツウォルズの村で、さまざまなギャラリーが立ち並ぶところです。すごく綺麗で可愛い街なんですけど、体調不良MAX状態まできてたので、まともな写真が撮れなかった。夕方ということもあり、あまりにも暗い写真しかなかったので、この写真だけはかなり色合いいじってます。あまり滞在しなかったのですが、「コッツウォルズの宝石」とも言われるそうで、見どころは結構ありそうでした。ほんのちょっとしか行かなかったの、残念!

ここでお手洗い休憩でお手洗いまで案内する、と添乗員さんが言うので、何名かでゾロゾロついて行ったところ、小さなギャラリーに案内されました。「ここなの?」とみんなが思いつつもお手洗いを借りていくと、店主さんが「ここは公共トイレではない!」とおかんむり。お店の中が興味深くてトイレに行く前にあれこれ吟味していたわたしだけ、トイレに行きそびれました…。

そんなお店ですが、さすがに何も買わずに立ち去るのも忍びなく、一番素敵なUK産シルクスカーフを購入。デカいんですが、超素敵!買ってよかったです。ただ、唯一買ったわたしだけトイレ行きそびれてるんですけどね!

ちなみにこういう、公共トイレじゃないのにツアー客がトイレを借りるみたいなこと、HISではたびたびやってるのか、前のスペイン旅行でもありました。あのときはトレドの金細工のお店だったなぁ。あのときに買ったペンダントは今も大切に身につけています。

こういうのはHISの添乗員さんだけが悪いわけではなくて、現地ドライバーさんや現地ガイドさんが知り合いのお店を勝手に「ここなら借りられるよ」と案内していることがあるみたい。どう見てもプライベートなトイレだな、と思うときはその場を離れた方がいいです。現地の人が気分を悪くするところを見たくないからね…。

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ロンドンまで行き、夜ご飯。

すごいうるさいパブで食べました。オレンジジュースとレモネードのノンアルの組み合わせのドリンクがあって、美味しかった!

 

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ホテルはヒルトンロンドンオリンピアというところで、正直あまりレビューがいいわけではなかったので期待してなかったのですが、めちゃくちゃ広いし窓がでかいし綺麗で気に入りました。眺めも最高。

 

6日目 ロンドン①☕️

あれほど楽しみにしていた大英博物館に行ったり、国会議事堂近辺行ったりしたんだけど、そんなに感動がない日でした。

 

あえて書くなら、大英博物館はデカすぎる。「一日では足りない」と言われるのはわかる。これがヨーロッパクオリティか。上野の国立博物館なんて一日ちょいあれば十分だもの。

「盗品ばかり」と揶揄されることもあるが、所蔵品も歴史的に重要なものばかり。ロゼッタストーンとかを見ました。

 

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人だかりが凄すぎて、とても「見る」という感じではない。だから「ふーん」で終わったりしてるんだけど。この石が象形文字の解読の手がかりになったとか言うが、かなり普通の石。デカいが。

 

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ラムセス2世のイケメンぶりに興奮。流石にこんなイケメンではないらしい。でも現実にいてもおかしくないし、かなり美形だよね。

胸元の穴はフランスが持って行こうとして穴を開けたそうです。結局重くて持ち上げられなかったらしい。大英博物館はちょこちょこフランスが持って行こうとして諦めた代物があり、大抵何かしらの穴が空いている。

 

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エジプトといえば、バステト神。優美な猫をうまいこと形作っている。紀元前600年前後の代物といいますが、すごく精巧ですてき。

 

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大英博物館の図書室に入れるんですが、ここでカール・マルクスが「資本論」を著したといいます。わたし、マルクスは「共産党宣言」しか読んでませんが…。当時のまま残っているのかは不明ですが、なかなか居心地良さそうよね。わたしの通っていた大学もでかい机にフカフカの椅子とかあって快適でした。

 

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顔を破壊された像たち。エルギン・マーブルです。古代ギリシアパルテノン神殿の彫刻たち。イギリスの外交官、エルギン伯爵が、オスマン帝国スルタンの許可を得て持ち帰った数々であるものの、現在ギリシャから返還を求められている代物。

間近で見られるんですが、でかいし綺麗!でも、頭がない。キリスト教偶像崇拝禁止で、異教の神々も当然の如く手が及んだそう。

 

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こういうでかいモザイク画がぞろぞろ並ぶ階段を上がると、エジプトのコーナーに行きます。

 

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これぞ有名な、死者の書

世界史の教科書に載ってますね。まさか実物を見られるとは!近くにミイラとかが大量にあるせいか、外国人観光客たちはこちらまであまり来ない。

この隣の部屋だったか隣の展示だったかな。自然にできたミイラというものがあって、赤毛が生えているのでジンジャーと呼ばれているらしい。赤毛は確認できなかったけども。かなり小さいので子供だと思ったんだけど、普通に大人らしいのよね。いやほんとうに、赤ちゃんみたいな小ささですよ。さすがに死者なんで、写真は撮ってないけど。

 

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わたしの参加するツアーは団体行動がここまででしたので、大英博物館でお土産を大量に買ったのち、フォートナム&メイソンで解散。その後はひとりでご飯を食べに。

20分ほど歩いて、一風堂へ。日本食が恋しくて恋しくてたまらなかった!ちゃんと味のあるごはん!そして本当に日本の一風堂の味!赤丸の一番ノーマル(安いとも言う)とコーラをいただきます!

大英博物館近くの映える一風堂なのですが、店員さんが日本人多めで店内で飛び交う言語も日本語多め。当然、日本語通じます。日本語ネイティブではない人も働いていましたが、その方も日本語で応対していて凄い世界でした。なお、日本円にして3000円は超えます。一番安いメニュー頼んでるのにね。お会計はイギリス流に、テーブルでやります。

 

そうそう、一風堂に来るまでずっと、雨が酷かったんですね。ロンドンはにわか雨、すぐに晴れるというけど、軽い雨ならともかく大粒の雨。そんな雨の中に20分もさらされると、いかにわたしでも落ち込んでしまうんです。

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しかも、悲劇がありまして。

大英博物館で購入したお土産の袋、雨に非常に弱く、20分歩いているうちにビリビリに…。日本の紙袋とちがってかなーり雨に弱い。なので、重たいものを入れて雨に打たれながら歩くと、どんどんボロボロのビリビリになるという脆さ。これはホテルに帰ってから撮った写真ですが、一風堂につくころにはすでにこんなんでした。マイバッグをかろうじて持っていたので助かりましたが、あまりの運の悪さに落ち込んでしまい、雨の不快感と寒さもあいまって、「帰りたい…」と泣きそうに。

 

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その後は大英博物館2周目をするつもりでしたが、潔くあきらめることにしました。もう帰りたい、そんな気持ちで。しかし、ミッションはまだまだある。フォートナム&メイソンまで戻って、母からのミッション「ティーカップを買う」を遂行しなければなりません。

街はすっかりクリスマス。どこもかしこもクリスマス!こちらはフォートナム&メイソンのウィンドウになりますが、可愛いクリスマスの展示になっていました。

フォートナム&メイソンはわたしも日本上陸時に母と行ったお店です。日本橋にはティールームがあり、甘くない爽やかなケーキを味わうことができてとても最高の、おすすめできるお店。アフヌン流行中の今はもう入れない人気店になっているだろうなぁ。

今、日本においてフォートナム&メイソンのお茶はわりとどこでも手に入るようになりましたが、日本で買うとティーバッグが2000円超えるところ、ここで買えば1000円ちょっと。非常に安い!

この閑散期においてもガチ混雑しているので覚悟は必要でした。高くて手が出ないティーセットを眺めながら、可愛くてなんとか手の届く価格のティーカップを確保し、他にも買いたいものを探しましたが、あまりなく。ティーバッグは事足りてるし、お菓子もそそられないので(日本で売ってるリーフビスケットは美味しいのですが、なかった)、お店を出ました。

 

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憧れのウォーターストーンズ

行きたかったけど、もう身体中べしょべしょで、元気と気力がない…。しかもキッズたちがものすごい列をつくっている!一体なんなのだろうか…。あとで調べたところ、この日はDavid Walliamsというコメディアン兼俳優兼小説家のイベントだったらしい。児童文学作家でもあるそうで、これですかね。

遠目で眺めて、地下鉄「ピカデリーサーカス駅」へ潜り込みました。

 

イギリスの地下鉄はとても狭くて居心地が悪いです。天井も低い。あとめちゃくちゃ遅延する!日本やシンガポールのような、あとから地下鉄を通した国の方がそこは磨かれるのだなぁと思いました。きっと、昔のまんまなんでしょうね。線路も基本単線だとかなんとか。乗客もなんかこう、日本の都会の乗客みたいに動きが予測できるわけではないから、なんか不快で居心地が悪い。ポールに捕まっていても身体をぎゅうぎゅう押し付けて退かそうとしてくるし(これはシンガポールの非アジア人たちもそうだったので、彼らの習性に違いない。身体をくっつけてくるのやめてほしい)、本当に堪らない、この不快感が。

ホテルから5分もしない最寄駅はちょっと珍しい駅で、土日祝にしか電車が停まらない上、停まる電車がかなり限られる。したがって、一本逃すと別の駅から帰らねばなりません。案の定その電車を逃したわたしは、ホテルから徒歩15分ほどのところに大きな駅があるため、そこからでも帰れるだろうと安易に考えました。

夜ご飯も部屋で食べようと駅近くのマークスアンドスペンサーに寄り、バラマキお菓子を探しつつも、クロワッサンを確保。スーパーマーケットのご飯は食べられなくもないがおいしくもないので、他のご飯を買う気にはなれませんでした。オレンジジュースがあれば最高なのになと思い徘徊しましたが見当たらず…。

 

さてさてまたまた雨の降り頻る中、なんとか15分歩いて帰らねばなりません。もううんざりでしたが、帰らねば何もできない。大英博物館で購入したお土産があまりにもたくさんで、重たくて、とてもじゃないがこれ以上ぶらぶらできそうにありませんでした。

脇目も振らずに歩いて帰りましたが、濡れに濡れました。早くお風呂に入りたい。まだまだ夕暮れの時間でしたが、全てを諦めて観光は終えました。

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しかしながら、お土産はしっかり確保。

散々でしたが、明日こそは充実させようと誓いました。

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ちなみにこの赤いチェックのポーチは犬のお菓子ポーチらしい。「TREATって💩の意味だっけ」などと思ったわたしを殴りたいです。💩袋を入れるポーチだと思ったんだ。犬は飼ってないので、なにか入れるものを考えてみようと思います。

 

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お風呂に入って一息ついたら、昨日残しておいたオレンジジュースと…。
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先ほど購入したクロワッサンを食す。このとき、あまりお腹が空いていなかった。

イギリスのパンはおいしいんです。そして安い。ホテルブレッドも最高。日本じゃなかなかありません。さすがヨーロッパですね。

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まだお腹に入りそうだったので、コンウィの城下町のチーズ屋さんで手に入れたジンジャーブレッドマンを食す。

見た目がまさに絵本に出てくるクッキーということで大興奮して手に入れたのですが、味は「ジンジャー」。したがって、わたしの好みではありません。不思議な味で、オレンジジュースで口直し。うだうだしていたらいい時間になって、すぐに眠りました。

 

と、言いたいのですが。

 

この日、真夜中に隣室の人が大きな音を立ててドアをバターン!と締めました。びっくりして起き上がったのですが、ふと、出入り口のドアに違和感。

このお部屋、もともと初めて入ったときから少し違和感あったんですけど、せっかくのいい部屋なのに鍵のかかり方が甘いんですよね。15度くらいしか曲がらなくて。ふとした拍子に開いてしまうのでは、などと少し思っていたのですが、ビンゴでした。開いてました。

衝動に弱く、衝動があるとすぐ鍵が開いてしまう構造でした。幸いドアチェーンはあったのですが、恐ろしい。日中は浮かれながらロンドンの街を無警戒に歩いていましたが、さすがに命の危険を感じました。クローゼットのなかのハンガーを2個取り出して、ドアチェーンをつけるところとドアの取手を繋いで固定。スリッパをドアの下に噛ませ、スーツケースをドアの前にドスンと置いて、さらにバゲージラックでバリケードを固定。これでも不安でしたが、さすがにここまでしたら侵入者があれば気づくだろうと思い、眠りにつきました。

 

7日目 ロンドン②🎄

何事もなく起床。日曜日にあたるこの日、お店が12時からとのことで、10時から開いている博物館をメインにまわることとしました。

この日は14時にツアー団体でヒースローへ向かい、そのままポーランドを経て帰ることとなります。したがってあまりお店は回れませんが、近隣の散策をしながら行けるヴィクトリア&アルバート博物館へ向かうこととしました。

7時ごろに朝食へ降りて、一日何も食べなくてもいいよう腹ごしらえ。チェックアウトの準備をして、フロントに荷物を預けて出発。時間は9時。

わたしの宿泊するホテルは「ケンジントンハイストリート」という大通りに通じる道に面しており、この大通り近辺にはたくさんの見所ポイントがあるのです。ヴィクトリア&アルバート博物館ことV&Aはこの通りを通って少し外れたところに位置しており、徒歩30分ほどでたどり着くことができます。前日クロワッサンを食べながら練ったのは、お散歩コース。運良くこの日は晴れており、徒歩移動も苦ではないだろう、と判断しました。

本日のプランは、「ケンジントンハイストリート」を進んで「ハイストリートケンジントン駅」「セントメアリーアボッツ教会」のまえを通り、「ケンジントン宮殿」とその庭園を散歩します。その後、道を逸れていくとV&Aに辿り着きますので、そこまで行く。V&Aを見終わったら、「ハイストリートケンジントン駅」に戻り、丸亀製麺(やはり日本食が恋しい)で昼食。「ケンジントンハイストリート」を戻ると「デザインミュージアム」と「レイトンハウス博物館」が近くに現れるので、お好みで立ち寄ります。これで大体14時まではつぶれるでしょう!

ロンドン中心地の観光地を攻めることは叶いませんでしたが、ロンドンはとてもアクセスがよく、一人でも来やすいし歩きやすいので、今後旅行に飽きたらロンドンを訪れる機会はまたありそうです。そのときにまたケンジントン付近に宿泊するとは限りませんので(その頃にはきっともっと駅近で街の中心に近いホテルを取れるようなお金持ちになってる、はず…)、せっかくだからホテル近隣を踏破しよう、という激アツプランになります。なお、ナイツブリッジ駅のハロッズも行けなくもない距離ですが、諦めます。お土産はじゅうぶんに買いましたので、これ以上お金を使う気持ちにはなれませんでした。

 

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この通りにはUNIQLOや無印など、日本人にも馴染みのあるお店が並んでおり、また日本食チェーンもたくさん。しかし、ロンドンで普及する日本食チェーン「wagamama」や「wasabi」、「itsu」などは、結構街中でも見かけるのですが、すべて経営者は日本人ではありません。中国や韓国などのアジア人経営者ではあるのでご飯としては美味しいと思うのですが、メニューとかを見るとやはり似て非なる日本料理。ロンドンで日本と遜色ない味を堪能できるのは一風堂だけなのかもしれない。他にもいろいろ日本食チェーンあるけどね。

写真はセントメアリーアボッツ教会近隣。クリスマスムードでした。

 

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このすぐ近くにケンジントン宮殿があります。地元の人の憩いの場らしく、ランニングしている人もいれば、お散歩中の人もいたり。観光地としてもあり、英語ではないヨーロッパの言葉があちこちでも飛び交っていました。

ここから少し左側に入るとケンジントン宮殿があります。ケンジントン宮殿も10時から観光可能な様子。

 

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素晴らしい朝。

スペインでも思ったことですが、ヨーロッパは日照時間が異様に短いっぽいので、朝も遅いななど。

9時半でこの太陽!ぽかぽか気持ちがいいです。

 

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ハイド・パーク・コーナーの道のど真ん中にある「ウェリントン公爵騎馬像」を横目に突き進みます。道のど真ん中に像、日本にはほぼ見られない光景で珍しかった。ていうかイギリス、全体的に銅像多すぎる。時計台近隣にはガンジーとかもいましたよ。

この向こう側の家にBenny Hillという人のかつて住んでいた家があって、こちらも観光地になっている模様。


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奥の方に見えるのは大使館っぽい。ブルガリアだったかな?このあたり大使館っぽい国旗がついた建物多いです。日本大使館は大通りに面しておりこのあたりではないはずです。


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道を曲がると、ロイヤルアルバートホールが左手に見えます。
今年10月にはここで大相撲ロンドン公演が開催されたとのこと。すごい大盛況だったとか。普段はクラシックのコンサートに使用されているみたいですね。

この向かい側には王立音楽大学。道を歩いていると急にクラシック音楽が流れてくるので、何かと思った。


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だんだんかわいいピンクの街になってくる。

この先で右に曲がりますと、右手にインペリアル・カレッジ・ロンドンの大きなキャンパスが現れます。知らなかったので調べたのですが、もともとロンドン大学に所属していた理工系国立大学だそう。超名門だった。日曜なんで当たり前なんですが、あまり人気はありませんでしたね。


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ケンジントン宮殿からの道中、こんな素敵な街並みが広がるのが見ていて心地よかったです。

街中の美しさたるや。街の綺麗さではやはり日本って綺麗だな、と思うことが多かったのですが、こだわりある建物群はどこもかしこも見応えあり。ヨーロッパに来たって感じです。

 

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V&Aついたんですが、どうもわたしは裏っ側から入ったみたい。ちゃんとした入口は別にありました。建物からしてセンスがよくて超可愛いですね。ここの入り口から入ると、初っ端ロダンが待ち構えていますよ。ロダン、ちゃんと見たのは初めて。

V&Aですが、フロアマップを熱心に見ていると、係員の方が話しかけてくれて丁寧です。やさしい。ありがとう。やさしさに救われる。


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人はそこそこいるんですけど、館内めちゃくちゃ広いので、人気のない展示はがらんとしてます。ジュエリーとかは中国人っぽい人多かった。好きね〜。

3枚目は庭とかにある鉄格子(上手い言い方がわからない)の展示なんですけど、おしゃれすぎて笑ってしまった。ガーデニング好きのイギリスらしい。本当に色々ありまして、飽きない。うちの母もガーデニングやインテリアなどが大好きなんですが、きっと来たら腰抜かすだろうなぁ。母はバブル世代終わり頃の人で、さんざん海外リゾート旅行をしているのでもう旅行なんてしたくないみたいですが、イギリスには行くべきだと思う。ハワイだのモルディブだのじゃなくて、イギリスに行くべきです。

 

V&Aは壁紙、装飾、床、すべてが芸術的で、何も彫刻だの絵画だのを目的にしなくても楽しめる。ただし、やっぱり後悔したのは、これは大英博物館でも言えることですが、ちゃんと見たいものを事前調査してくるべきだった、と感じました。今回のイギリス旅行も慌ただしくて、なんなら美術館も博物館も上野の国立博物館くらいの規模で考えて、なんの目的意識もなくぶらりと来てしまったので、それが本当に後悔ポイントです。ここにあるもの、全てが可愛いんです。全てをわたしのものにしてしまいたい。1日ここで過ごして、自分の心を研ぎ澄まして、審美眼を磨きたい。それくらいに。

ここに通い詰めたら、そりゃ美的センスは磨かれるだろうなあ。イギリスって街中にめちゃくちゃギャラリーが多いんですよ。それにどこに行っても建物の内装とか食器とかが綺麗。イヤでも文化的素養が磨かれる土壌です。さすが大英帝国です。


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V&Aをあとにします。お土産、超可愛いんだけど、写真に残してなかった。

トートバッグとメジャー、バングルを買いました。欲を言えばスカーフが欲しかった。本当に素敵な柄がひとつ、あったんです。でもすでに1枚買ってしまったし、諦めて、同じテキスタイルのメジャーで我慢しました。


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住宅街を抜けて、丸亀製麺にたどりつく。12時ごろでしたが、うどんってあまり現地人に人気ないのか、人がほとんどいない。そもそも注文方法も難しいでしょうしね。日本と注文方法はかわりないので、日本人は行きやすいです。

うどんのお味は不思議な感じでした。これ本当に日本の味かな?と思いました。
わたし、日本で丸亀製麺食べたことがないんで比較はできないんですが、少し臭みのあるお汁な気がします。ただ日本の味かと言われるとギリそうかもしれないなとも思う。日本食として食べられなくはないですね。

「クリーム苺」というのはどら焼きのスイーツです。どらもっちを期待していたのですが、さすがにどらもっちには敵わない。どらもっちのようにふわふわというわけではありません。また、苺クリームはマスカルポーネクリームチーズを使用しているらしいので、日本に馴染みのあるクリームという感じの味ではないかなと。でもちゃんと美味しいです。


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ケンジントンハイストリートをたどってホテルへ戻っていく道すがら。

少し脇道に逸れて、住宅街へ入りますと、レイトンハウス博物館があります。

フレデリック・レイトン男爵のロンドン邸宅を博物館としたもので、レイトン自身の描く油絵などがありますが、貴族の邸宅としてその内部の美しさが有名。日本人客も多く行っているそうですが、やはり特筆されるのはその内部です。現在は写真撮影可能だそうですが、客がまばらなのと、こちらに来ている人は熱心な美大生みたいな風貌の人が多いので、あまりインスタに映える写真を撮影しようみたいな気分にはならない。


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写真では伝わらない美しさを、見てほしいです。

古い家なので、ふかふかな絨毯の上を歩くと床の軋む音がダイレクトに聞こえます。しかしその音が、自分がまるで特別な場所にいるかのような感覚を与えてくれる気がしました。日本の一般的な美術館とは違って、イギリスの博物館・美術館はあまりロープなどをはるようなことはほとんどなく、観にくる人のマナーの良さを信じている、とでも言うような展示をしています。なので、この邸宅もほとんどが触ろうと思えば触ることができるような剥き出しの状態。ふと歩いていたら美しいお皿が壁に飾ってあって、それが手に取ることもできるような距離で、もう頭がおかしくなるかと思いました。


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うわー、なんでこんなに素敵なのか…。

帰国して写真を母に見せた時、母は「日本にも素敵な貴族邸宅はある」と主張するんですが、果たしてそうかな。でもさ、やっぱりちがうと思うのよ。東京駅の外観は明治期の海外チックで素敵だけれど、じゃああれが丸の内の街全体そうかと言われたら違うでしょう。ほとんどの建物は昔こそ素敵だったけれど老朽化して、立て直しをし、結果的に現代的なビルに生まれ変わっている。それが悪いことではないんだけれど、中途半端に何かを美しく飾り立て、整えても、結局他の部分が整っていないのが、日本の街には多く見られる気がする。それが、日本の貴族の邸宅にも多いと思う。

レイトン男爵の絵はよくある西洋美術として美しいとわたしは感じましたが、個人的にはところどころに散らばって展示されているデッサンが気に入りました。そっか、デッサンってこの時代の人もするよね。そうだよなぁ、当たり前だよね。絵が上手くなる方法って昔から変わりないんだな。こんなに素敵な家を拵えて、恵まれた貴族階級であっただろう人でも、絵を上手くなるために他の人と変わりなく努力を重ねてきたのだな。しょーもない感想ですが、そう思いました。

 

その後、少し引き返してデザインミュージアムにも立ち寄ったのですが、個人的には惹かれるものなく終了。ここまできて、13時半。ホテルに戻っていよいよ帰国します。

空港での写真はほとんどないのですが、2時間ほど自由時間があったので、ハロッズなどを見回りました。ハロッズは結局立ち寄れなかったので、ここで評判のティーバッグを購入できて大満足。有名なトートバッグなども売ってましたが、バッグは事足りているので断念。デカタンブラーしか売ってない欧米諸国では珍しく、日本人サイズ(200〜500ml)の可愛いタンブラーを見つけましたので、それも購入。
また、フォートナム&メイソンなどもこちらに売ってました。

夕方の便でイギリスを出国、ポーランドへ。

 

8日目 ワルシャワ→成田✈️

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トランジットの時間が50分という、トンデモスケジュール。ポーランド航空はめちゃくちゃ遅延が多いと有名です。いけるのか?と思いましたが、いけました。20分くらい遅延しましたが。

入国審査があると聞いていたのですが、なかった。入国審査も出国審査もなくていけるパターン、わたしの少ない海外旅行経験上では初めてでした。ポーランドも可愛いお土産がたくさんあるんですよ。入国できなかったのは残念だったなぁ。

 

ポーランドは言わずもがな寒い国なんですが、やはり雪がちらちら降っていました。わたし、この寒い時期に飛行機乗るの初めてだったので、当然これも初めて見たのですが、凍りついた翼を溶かしている(?)様子。これ、ANAYouTubeチャンネルでみたやつだ!

 

帰国便は深夜便でしたので、行く時同様寝まくってました。なので記憶がない。気づいたら中国上空を飛んでいた。そしてその次に気づいたときは、すでに日本まで来てました。

わたしの席の上の荷物棚から水が滴り落ちてくるという不具合発生。結露が原因のようで、移動もできず。配られた毛布を引っ被って、諦めモードでした。もう二度とポーランド航空乗りたくないよ。乗らないために貯金頑張る。でも機内食のチーズ、美味しいのよね。デカチーズに野菜、そしてさらにマスカルポーネチーズを添えるという狂気のチーズ機内食を出してくるので、もはや笑いがこみ上げます。でもチーズは美味しい。

 

まとめ

日本についたら終電との戦い!挨拶もそこそこに空港を出てしまいましたが、同じツアーで出会った方々は優しい方が多くて、いい出会いをしたと感じました。21時発の電車に間に合って、ひどい痰の絡んだ咳をしながら俯いて帰宅しました。風邪、悪化しましたね。

今回のイギリスは11月、観光シーズンからは外れており、料金も安くて人が少ないのがメリットでもありました。寒いですが。たいていの観光地に多い中国人がほとんどいませんでした。たまにいる観光客もおそらくヨーロッパ系の方達でした。大英博物館に並んでいるとき、前が中国人団体だったのですが、その中の一人の中国人男性にめちゃくちゃ見つめられたのがホラーポイントでしたね。じろじろ見るな、キモい。なんでそいつが中国人とわかったかというと、同じ団体の男性がバカでかい中国国旗のくっついた愛国爆キショリュックを背負っていたからです。(※愛国は悪いことではありません!)

イギリスは一人でも観光しやすそうです。地方も若い日本人観光客がちらほらいまして、ツアーなど手配をしなくても交通が整っている印象を受けました。また、ロンドンも言われるほど治安が悪いとは感じませんでした。「道端でスマホをいじるな」と言われたのですが、みんなスマホいじってるし、わたしも普通にいじってました。チャック付きバッグをちゃんと自分の手前に持ってくればきちんとした対策になりそうです。夜の街も危険ではあると思うのですが、街中のホテルなら問題なさそう。マンチェスターで宿泊したホテルはとくに街の大通りに面しており、夜でも人通りが多かったので、歩きやすかったです。

この不景気の最中、お土産を約15万円分購入しました。爆買いしすぎてドン引かれました。わたしのお土産スタイルとして、母と祖母とこれから会う人にはちょっとした小物をプレゼントするため、誰宛とは考えずいくつか数を揃えて購入するところがあります。今回もコースターや小物入れ、ハンドクリームなどを購入していたのですが、ほとんど母に刈り取られました。「コースター2枚しかないの?普通4枚じゃない?自分で使えば?」などと言ってくるので、それなら祖母か仲のいい友人にあげようと思い、「いらないならその辺に置いておいて」と言ったのですが、いつまでも包み紙に入っているコースターが忘れられないようで、母は何度も繰り返し同じことを聞かれ、わたしが誰かにあげるからと言うと「やっぱりうちで使う」と言って包み紙を破いてました。いや、ほしいんかい。

 

 

華やかな東京・丸の内に身を置いて、ここは都会だな、などと思うことがありました。正直にいうと、ロンドンでも同じ気持ちになるのだと思っていました。が、違った。

ロンドンの街を歩けば、博物館、美術館、あるいは小さなギャラリーにぶち当たります。東京に通うわたしはそれが本当に不思議で、文化の違いを感じました。このロンドンでは、いやイギリスでは、こういったものは非日常ではなくて日常なのだと感じました。産業革命期に巨大な富を築いて世界一の国となったイギリスの富が、ここに現在も引き継がれていると思いました。ロンドンっ子たちはぶらりと博物館や美術館に行き、日本ではおよそ教科書でしか見られないようなお宝の数々を生で見ることができる。日本の美術館では目玉となる絵画一枚を見るのにとにかく行列をなす必要がありますが、ここでは目玉の絵画が大量に並んでいます。街を歩けば否応なしに芸術にぶち当たる。それがロンドンでした。

日本においてはすべてが非日常なのに、それが日常的に摂取できてしまう街だと感じました。悔しいことですが、目的がないと文化というものを感じることができないのがこの国だと思いました。

一方で、日本はご飯が美味しいし、ひとりでいても奇異の目で見られないというのも新しい発見でした。ひとりでいるとやはり舐められる。それもロンドンの街。

 

「もう今年で最後にしよう」と誓って申し込んだヨーロッパ旅行でしたが、行ってみると、やっぱりまた行きたくなりました。来年はもっと贅沢に行きたいので、お金をとにかく貯めようと誓った旅でもあり、英語をもっと勉強しようと考えた旅でもありました。

旅先で出会った人たちは、もちろん想像以上に冷たい人もいましたが、ふとした瞬間に優しさに触れた人もいました。きっとまた旅ができるな、ここにまた訪れることがあるだろうと感じました。日本とは違う、全くの異国で、たくさんの感動を経てわたしがひとりでも生きていける活力を感じた旅。いろいろありましたが、楽しい旅行でした。