くだまきあーと

擬似よっぱらいOLがくだをまく、余生の日記。

インド🇮🇳旅の記録

※一部写真はAppleの消しゴムマジックで加工しています。

 

今年の夏休みはインドでした。

インドは夏シーズンは結構安くなるみたい。今回のツアーは、クラブツーリズムであれこれ手配してくれるものですが、10万を下りました。まぁ、燃油サーチャージやもろもろの諸費用で20万超えますけど…。

 

というわけで、まずは出発当日。

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人生初めての、成田エクスプレスです!

グリーン車がお安く取れるので取ってみました。悪くはないかなって感じ。

成田空港に行って、まず、スマホをトイレに置き忘れました。ポケットに入れていると落ちてしまうので、トイレットペーパーの上に載せていたのですが、忘れてました。危ない危ない。先が思いやられる…。

ちなみに写真に写ってるCITENのバンド、この旅行のために購入したのに、どうも往路で失くされたみたいです。は?

さらにちなむと、出発前日まで忙しく仕事していたために当日死に物狂いでパッキングしていたのですが、なんとせっかく用意したUVカットパーカーや帽子を自宅に忘れ、成田空港のユニクロで購入する羽目になりました。もうダメすぎる。

 

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そして、初めてのJAL。

なんだかんだでJAL乗ったことないですね。国内は飛行機で行くことなかったし、海外も安めの旅ばかりでわざわざ選ぶことがなかった。

乗ってるCAさんも日本人が多くて安心しました。

 

毎度毎度こういう旅行で感じるのは、「無事に飛び立ってほしいな」ということです。離陸直後はふらつくので、どうしても不安になっちゃったりする。しかも、周りがしーんとしてて。

最近、「夜間飛行」を読んだんです。静謐な空の下、たった一機、ひとりで、大海をさまようあのさまを重ねました。

 

数時間は機内食を食べながら映画を観て、合間にちょっと眠って、2時ごろにデリーの空港へ。

機内ではJALのオンラインチェックインで早めの番号の席を選択していたのですが、どうも機材変更でプレミアムエコノミーありの飛行機になったのか、早めの番号はプレミアムエコノミーに割り当てられてしまい、座席も自動的に移動させられました。機内もだいぶ混雑が予想されたので、窓側から通路側に移動して座席をキープ。

隣の席はインド人の中年女性で、穏やかそうな方でした。ときどき話しかけられたので、単語や身振りで応えていました。

 

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空港を出てすぐに、野良犬に遭遇。

2時ごろとはいえ暑いからか、ぺったり床に体をつけて眠っていました。日本のように犬がいる、可愛い〜って感じではなくて、日常にこういう浮浪犬がいるみたいな扱いで、みんな目もくれずに歩いてゆく。それが不思議な光景でした。

 

今回もバスツアー、添乗員同行なし・日本語が話せる現地ガイドによるツアーになります。クラブツーリズムでは2週間に1回程度開催されており、今も販売されていると思うので、ぜひ参考に。

ちなみに座席クラスは言えばアプグレしてくれるみたい。わたしもお願いしたかったのですが、流石にギリギリすぎてアプグレできませんでした。

 

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空港を出て現地ガイドと合流したのち、早めの朝食のために近隣のクラシックなホテルへ。その後、4時間半ほどかけてデリーからアグラへ向かいます。

こちらは朝食で出たチャイ。飲んだはいいものの、「わたしはスパイス苦手なんだなぁ〜」と悟ってしまった。悲しみ…。

帰国後にチャイを飲む友達に、「それ、美味しい?」って聞いたら、「え?美味しいよ〜」と言われ、自分の子供舌を恨みました。

 

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2時間ほど走ったところでトイレ休憩。写真は道の駅のフードコート。アメリカを舞台にしたインド発ゲーム「Fears to Fathom」を思い出してちょっと興奮。

高速道路内の道の駅にある公衆トイレなんですが、わりと綺麗でした。やはりクラブツーリズム、トイレも抜かりないですね。インドにおいても、イギリスの衝撃的トイレに勝るものには出会ってません。ただ、水圧があまりにも悪いところが多くて紙が流れそうにないこともちらほらあったので、事前に一回流すことが大事だと学びました。

 

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真っ先に、アグラ城へ。厳密に言えば城壁?城塞?

正面一番先にみえるのは、アマル・シン・ゲート。

アグラは古代からよく知られた地名のようですが、初めてここに都が置かれたのは16世紀ごろだそう。アグラ城を築いたムガル帝国では、3代目の皇帝アクバルによってここに都が定められたそうです。

 

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天気にも恵まれて最高!

こちらは赤い砂を利用して作られているようで、赤土の色が鮮明に。

3枚目の写真は「ジャハーンギール宮殿」。ムガル帝国3代目のアクバル帝によるもの。イスラム王朝の中で建てられた建築物にふさわしく、幾何学模様の装飾があちこちに張り巡らされていました。とんでもなく美しい!16世紀の建築であり、比較的新しめであるということを鑑みても、素晴らしい。

ちなみにこの9つの角をもつ星のマークはイスラムの象徴だとか。ナチス支配下などにも用いられたユダヤ教の「ダビデの星」を思い出してしまったわたしは異端のようです。実際はちゃんとイスラムの印で、建築史においてはこういった六芒星はあちこちに見られ、イスラム建築の中ではソロモンの印として扱われるそう。

 

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基本的に内部に入ると真っ赤っかの世界なんで、中の様子は割愛しますが。

こんな感じで、すごい凝ってます。

 

インドの雨季にあたる8月の旅行ですが、北インドだからか、暑さとしては日本の関東圏と同じくらい。特にこういった建物内はエアコンがなくても風が吹けば非常に涼しいです。半袖の上にUVカットの羽織ものを羽織っても基本的には観光できますが、暑がりさんは半袖を推奨。あと、気づかない間に脱水が進みやすいと感じたので、特に喉が乾いてなくてもこまめに水分補給することを心がけたほうがよさげです。

 

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タージマハルが見えました。

 

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アグラ城なんですが、真っ赤なお城だけではなくて、真っ白な大理石のお城もあります。こちらはシャー・ジャハーンによるもので、ここはちょっと、感動ものかもしれない。

こちらはカース・マハル、写真を続けて貼ってみたけれど、実際にこの空気を体感しないとすごさが分かりづらいと思う。開放的で、壮大でした。あまりの白さに眩しすぎて、サングラスが必要。映画「落下の王国」が最近上映されていましたが、そのロケ地のようです。映画の雰囲気ともよくマッチしていて、とても美しく、人の世とは思えない風景でした。

最後2枚の写真に写る庭園は「アングリー庭園」というらしく、ペルシャ由来だそうです。

他にもきれいに刈り込まれて低木を植えられた庭園があり、そちらはなんとなくイギリスちっくだなと思いました。じつのところ、イギリス支配下にあった時代があるそうです。

 

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観光後は近隣のレストランで、ターリー料理を食す。

現地ガイドさんから、「生野菜は食べないように」と大事なアナウンスがありました。というのも、雨季に生野菜はよくないとか。それも、ちゃんとしたレストランやホテルでもダメとのことで、理由は水があんまり、だそうです。わたしもインドに行くと知り合いに言った時に散々脅されたクチですが、インドにきてお腹を壊した、の原因のひとつなのでしょう。

生野菜好きとしては悲しいアナウンスですが、ターリー料理は美味しかった!

奥側3つがカレーで、その左隣の白いのがインディカ米。お好みのカレーをお米にかけたり、ナンをディップしたりで食べます。

インディカ米はジャポニカ米と比べるとパサつきがありますが、カレーによくマッチする。さすがカレーの聖地。日本のカレーでも、ジャポニカ米よりもこっちの方が合いそうな気がするのはわたしだけだろうか。

ナンはこれまで何度か日本でインド料理屋に行きましたが、ちょっと日本で食べるものと違う気がしました。日本はもちもち分厚めなのに、こちらではイタリアのピザのように薄くてパリパリ。そして美味しい!

日本人ってもちもちのピザを美味しいって言いがちだけど、個人的にこういう薄くてパリパリのピザだーいすきなのよね。だから、ナンも同じ。こっちのほうが美味しい。あと、たぶんお店によるんだけど、日本のインドカレー屋さんはナンに妙な甘みがあるかも。そういう余計な味がないのが魅力。この旅でナンはあちこちのレストランでいただきましたが、基本的にはガーリックナンかバターナンで、カレーの味を邪魔しない美味しいナンでした。甘みがあるとほんとうに、カレーの邪魔。

 

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お土産屋さんに寄ったのち、ホテルへ。

ホテルはグランドメルキュールでした。古さは感じますが、悪くはない。

「アグラは観光都市」というのですが、日本で言う京都とか金沢とか、そういうところと比べてはいけません。例えるならたぶん、鬼怒川とかに近い。なぜならば、このホテル近隣に何かあると思っていたのですが、なーんもなかった!

メトロがすぐ近くなんですが、それ以外はあんまりないかも。ガイドさんいわく宝石店があるらしいんですが、ここに辿り着くまでのお土産屋さんで散々セールスを受けまくった身としては、さすがに万単位で金のかかる宝石店まで行きたいとは思えず。ネットではショッピングモール直結と出ていたものの、ショッピングモールなんてなかった。大人しくホテルで過ごしました。あるのは押し売りの激しい妙な土産物屋、KFC、リキシャくらい?しかもかなり閑散としてました。

 

ホテル近隣を散策したのち、ホテルでゆっくりしていたのですが、このホテルはなぜかBBC以外まったく映らないというか、チャンネルまわせず。やむなくずっとBBCをつけっぱなしにしていましたところ。飛び込んできたのが、ネパールの登山家ニルマル・プルジャが亡くなったというニュースでした。

私は登山をするわけでも、彼のファンだったわけでもありません。それでも、その名前だけは知っていました。

石川直樹さんの『最後の山』という本を読んだためです。

エッセイの中で描かれる彼は、経験と実績を兼ね備えた「ヒーロー」のような存在でした。実在の人物であるにもかかわらず、読み進めるうちに物語の登場人物のようにも感じられ、「この人はきっとずっと永遠の人なのだ」と、どこか無意識に思っていたのです。

だからこそ、旅先のホテルで突然その訃報を耳にしたときは、不思議な喪失感がありました。

面識もなく、直接知っているわけでもない。それでも、本を通じて知った人の死は、思っていた以上に胸に残るものなのだと。そして、人に永遠はないのだと、改めて感じました。

 

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一泊のち、タージマハルへ。

こちらにあるのはタージマハルの入り口にある門。

 

ここにくるまでも結構一苦労でして。というのも、ヤバい臭いんですよね、この近隣。

バスを降りたら校門みたいなのがあるんで、そこを通って中に入り、シンガポールのナイトサファリにあるトラムのようなものに乗って入り口まで。この道が非常に臭い。まじでなんで?どんな匂いかというと、ゲロとうんこと生ゴミを混ぜたような酸っぱい匂いです。

 

トラムを降りたら手荷物検査。

インド人とforeignerで入り口が分かれているので、よく見りゃ空いてるforeignerの通路を通って入ります。雨季だからなのか、foreignerはいませんでした。

手荷物検査とボディチェックは二人くらいの女性が対応してくれるのですが、順番とかないので譲り合いながらです。でも基本的にインド人って譲らないよな、という偏見を持ちつつ呑気に歩を進めていたのですが(なんでこんな偏見持ってしまうのか、インドに旅行すればすぐにわかる)、近くのインド人がわたしのような外国人に親切にも譲ってくれました。とても嬉しくて、感動した!インド人、基本的にせっかちなのか飛行機とかでも我先にタイプに出会しまくってて、二日目にして妙な偏見を抱いてしまってました。でもちゃんと、観光客に優しい人がかなりいます。

んで入ったら上のような門があるので、さらに進むんです。

 

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そしたらびっくり、こんな綺麗なタージマハル!

遠近法も使いつつ、とっても遠くに輝くタージマハル。記念写真する人も多いので綺麗に写真撮るのは無理です。あと、見ての通り、めっちゃ白飛びします。

門(大楼門)とタージマハルの間には庭園があり、通路や水路が敷かれています。

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こんな感じに。

 

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近くに行って中も見られるのですが、大理石なのでシューズカバーをつけます。シューズカバーは手荷物検査前でもらえます。あと、持ち込みの人もいるみたい。ちなみにこちらも真っ白ゆえの暑さ眩しさなので、サングラスと日傘、帽子はあったほうがいいです。

見ての通り美しい大理石。アグラ城とも似通いますが、同じ時代の同じ皇帝によるものなので、そりゃ似ますね。

シャー・ジャハーンの妻ムムタズ・マハル。出産ののちに産褥死することになりますが、もう助からないという時に、夫に三つのお願いをしたそう。一つは結婚しないこと、もう一つは子供たちを育てること、最後にお墓を作ってほしいというものでした。

シャー・ジャハーンも黒いタージマハルを建てて自分の墓としたかったそうですが、残念ながら願いは叶わず。

残ったのはこの、細部まで計算し尽くされた美の墓廟だけ。ここまで大理石をふんだんに使い、何年もの月日をかけて作り上げたタージマハルは、ムガル帝国の最盛期がいかに恵まれたものであったかを感じさせてくれるような気がしました。

イスラム建築はどれを見てもよく計算された美しさを感じるのですが、これも同じ。壁面に張り巡らされたさまざまな紋様と、クルアーンを記したアラビア文字の羅列、そして左右対称かつ「1000年後に倒壊する」ことを運命づけられた二つの塔は、インドにおけるイスラム教の歴史を強く印象づけるのに相応しい。現代インドはヒンドゥー教とヒンディー語が主流になりますが、こうして考えてみると、イスラム王朝に支配された時代も長いのですよね。

 

 

ここからは4時間半かけてデリーへ戻る。

デリーに戻ったら、クトゥブミナールへ向かいます。

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見ての通り、アサシンクリードに出てきそうな世界観。

細々とした建築物。回廊は非常にインスタ映えスポットなのか、しっかりポーズをきめて写真を撮影するのに夢中なインド人、多数。

ここでは入場料が取られるのですが、観光客の入場料はインド人の10倍です。

 

こちらもインドの世界遺産の一つ、インド最古のイスラム遺跡であり、奴隷王朝アイバクが建てたもの。ガイドさん曰くイギリスが発見発掘したそうで、こういうこともあるからイギリスの支配について悪くは言わない、それに過去は過去だからと言います。

中には入れませんので、ぐるりと観光したらまた次へ。

 

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ものすごい彫刻。これ見ながら、「なんかこういう細かく装飾したアイシャドウ、デパコスにあるよな」などと考えてた。Dior Backstageとかそのへん。

 

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最後はフマユーン廟。

こちらはムガル帝国2代めのフマユーンによる墓廟の世界遺産。やはり、赤い。ちなみにここは地面が砂なんですけど、砂も赤い。首都圏に住んでると赤土というものにほとんど巡りあわないので、とても珍しく感じます。

全体だけではなく、このきめ細やかな模様もみてよ!

内部はお墓なので、写真撮るとかは憚られるんですが、中は至ってシンプル。タージマハルもアグラ城もそうなんですが、内部はドーム状になってることがほとんどです。ヨーロピアンなつくりとも言えるが、ヨーロッパでもこういうドーム天井は、イスラム文化の輸入によるものなのかなーとふと思いましたね。

 

さてさて、ここでインド旅行はおわり。一泊四日、弾丸旅行でした。

個人的インドの大発見はこちら。

 

1.インド料理美味しい

あまり冒険しない性格のため、日本にいるとインド料理なんてほぼ食べないわたくし。何度か行ったことはあるんですが、個人的に池袋とかの都会のインド料理屋に関しては「なんかちがう」になってしまって以来足が遠のいていた。

今回はタージマハル目的での観光でしたので、食べ物はまったく期待してなかったし、職場の人や友人にも「インド行くの!?あなたが!?やめたほうがいい」「絶対お腹を壊す」などと引き止められたわけですが、ご飯、美味しかったよ!チャイ以外は!(わたしはスパイス入りの紅茶、だめでした)

アグラで食べたターリー料理もですし、デリーで入ったインドの中華料理店も美味しかった。生野菜不足ではありましたが、インドってご飯美味しい国なんだなって。インドが好きという旅好きは多いですが、どこに行っても美味しいご飯にありつけるのは、確かに旅人ウケするのでしょうね。

 

2.手荷物検査厳しい

この弾丸旅行内で痛感したことのひとつ。手荷物検査まじで大変。この旅程の中では、アグラ城とタージマハル、デリーのインディラガンディー空港で手荷物検査があるのですが、舐めない方がいい。

観光でわたしが持ち歩いていたのは、スマホ、お財布、飛行機のeチケット控え、パスポート、お水、iPad mini、イヤホン、ティッシュ、ハンカチ、ウェットティッシュ、リップ、モバイルバッテリー、メガネ。

アグラ城はこれでギリギリクリアできますが(それでもアグラ城ではPCが持ち込み不可にあたるため、iPad miniは若干咎められた)、タージマハルはもっと厳しい。スマホ、お財布、eチケット、パスポート、ティッシュ以外は置いていけと言われます。当然iPad miniも。iPad mini、最近10万もかけて買ったばかりで、本当に手から離したくなかったんですが、置いていけと言われて泣く泣くバス内に置いて行きました。個人旅行ならホテルに行って手荷物預けてから行くことをお勧めします。ツアーとはいえ、バス内に置いていくのはリスキーすぎる。

空港の手荷物検査は日本よりも厳格。どこかのnoteでも取り上げられていたのですが、スマホ、iPad mini含めトレイに電池で動くタイプのものは全て出します。ていうか、充電コードなど金属でできてるものは全て出します。なのでわたしは前髪ピンも出した。

不安症のわたしは空港の手荷物検査でスリに合わないか毎回心配になるんですが、今回は事前にメッシュポーチにiPad miniやモバイルバッテリー、コード類、前髪ピンなど金属でできてるものを全てまとめて、それをトレイの上に出しましたところ、OKでした。こうすれば検査後に手荷物をまとめるのも簡単だし、お勧め。あとはボディチェックもあるので、上着類はぜんぶ脱いでおくことです。手荷物検査とボディチェックのレーンは一緒なので、女性ならば女性の少ないレーンを選ぶ方がスムーズで、手荷物も手元を離れる時間を短縮できて良い。

 

3.日本とは違う交通事情

道がガッタガタです。あと、日本では高速とかのカーブが急なところについてるガタガタの道路が、インドではあちこちについてる。なので定期的にすごい揺れます。酔い止め飲んだら酔わないので、ちゃんと飲むべき。

あと、頻繁にクラクション鳴らすし怒鳴る。なんかこういうもんなのかも。インド人いたるところでよく揉めてる。何喋ってんのかわかんないけど、たぶん揉めている。

日本では考えられないのですが、こんなところ入れないだろうってところに無理矢理入り込むし、クラクション鳴らして道あけさせるし、バイクも車の間や脇スレスレを通りたがるし、それでよくもまぁ事故らないなと思うのですが、器用なことにそれで上手くいってるみたいです。本当に理解できないんだけど!まじで車が止まってる時間あんまりない。

こんな感じで、うるさいしガタつくしでとんでもない交通事情ですが、不思議なことにバス内で結構眠れてしまうのがおかしなところ。移動中ほぼ寝てました。いや、気絶してたんだろうか。

 

4.インド人、多い

どこに行ってもインド人多い。いや、当たり前なんですが。

個人的にタージマハルとかは、世界的に有名な世界遺産だと思ってて、そういうところだとやっぱり季節問わず観光客多いのかなーなんて考えていたのです。しかし、いない。インド人しかいない。

後にも書くけど、オフシーズンということもありそもそも全体的に観光客いないんですよ。ほぼ日本人しか見かけなかったし、その日本人もレアキャラ。

あと、インドってあんまり外国人を見たことない人多いみたいなんです。観光地で写真求められることが多々ありましたし、穴が開くほどガン見されることがほとんど。ガイドさん曰く、土日は田舎から遊びに来る人も多いので、田舎の人は外国人に不慣れだといいます。食事に行くためにグランドメルキュールの自室の部屋を開けたらインド人一家がいて、大人たちはなにやら揉めてわたしに気づかなかったのですが、子供たちはわたしのことを遠慮せずにじろじろ見てました。やめてね、何かと思ったよわたしは。

 

5.押し売り物乞い大量

特にタージマハル近隣がまーすごい。日本語で値段言って売りつけようとしたり、赤ちゃん抱えて物乞いしてきたり、バスに乗ってたら小さい子供が大道芸しにきたり。こんなにあれこれ買えって言われてもね、金がないとか以前に、お土産として興味ないしなぁと。物乞いは初めて見ました。まだ若そうな、すごい小柄なお母さんでしたが、纏う雰囲気が独特でヤバくて怖かったです。

バスの観光客に大道芸しにくる子供たちはチップ目当てだそうですが、インドの観光バスにはチップをあげる用の穴か何かがあいてるみたい。詳しく聞かなかったんですが、なんかすごい仕組みだなと感じました。こんな小さな子供たち、本当にこうしてお金を稼がないといけないのだろうか。

 

6.良くも悪くもフレンドリーすぎるインド人

さきに書いた往路は良かったんですが、問題は復路。

復路も隣席はインド人の若い女性でしたが、彼女ったらまー、すごかった。

なんだろ、飛行機初めてなんですかね?わたし往路のインド人にはあまり感じなかったんですけど、彼女には要求でけーな、と感じました。

CAさんに「飲み物は缶でちょうだい」と言って引かない。シートベルトサインが出て着陸準備してても荷物を膝に乗せる。ゴミが出たり、なにか欲しいものがあればCAの都合(ミール提供など)を考えず要求する。わたしが映画を観たり、寝たりしてるのに何度も何度も起こしてはなんか質問してくる。やめてくれよまじで。

往路でもそうなんですが、JALにはスペシャルミールなるものがあるらしく、インド人は乗客の半分くらいがスペシャルミール希望でした。何かというと、ベジタリアン向けの食事というもの。昼や夜のお盆にのったご飯、朝ご飯としての軽食、ナッツなどのお菓子類がベジタリアン向けになるらしく、提供タイミングが通常の機内食よりも結構早い。離陸前にCAさんが各人にスペシャルミールだよねと確認し、座席にシールを貼っていくので結構わかりやすいんです。

彼女もベジタリアン向けのスペシャルミール希望だったのですが、出されるもの全てがちゃんとベジタリアン向けなのか不安らしく、お菓子やおかずなどあれこれを手に取ってはわたしに「これなに?肉入ってる?」などと聞いてくる。知らねーよ、と言いたくなるのを堪えていました……。

とはいえ、インド人ってわたしのような外国人が物珍しいのかめちゃくちゃしゃべってくれることばかりで、それは非常にありがたく、よく言えばめっちゃフレンドリー。しかしながらSNSで「インド便にあたったCAは嫌がる」というポストを見かけたことがあり、なんとなくこれはわかるな、と思いました。きめ細やかな対応の要求だとかルール違反が多いと嫌になるでしょうね。

ただ、JALの客層なので、全体的に見るとポーランド航空よりかはマシであるということは申し添えます。ポーランド航空乗るのって本当に底辺なんだなと自覚しました……。

 

7.インド人は臭くない、街と料理がエグい臭い

インド人は臭くない。ワキガの人は多いと思う。でも、特別臭くはない。

街は臭い。なんであんなに臭いの?本当にタージマハルは鼻が曲がるかと思いました。料理はスパイスのせいで、臭い。でもそんな気になるほどではないんだと思います。

なんか日本にいるインド人(に限らず、南アジア系の人)、失礼ながら臭いなーって思うこと多いんですけど、日本にいるときは匂いが目立つのにインドに来るとそうでもないんですよね。日本だとワキガの匂いが結構目立つ。スパイスの匂いも目立つ。そのせいかな?

ちなみに帰国した今、目下の悩みは旅行で使ったバッグが軒並み臭いことです……。リセッシュしておいたけど、お土産もなんか匂うし、部屋全体に消臭剤置いた方がよさそうだな、これ。じゃないと壁紙とかにうつって染みついちゃいそう。

においとは別の話ですが、日本で語られがちな「インド人って◯◯」という話に、「インド人の話す英語は訛りすぎてわかりにくい」というのがあると思います。個人的にこれはどうなんだろうと思いました。彼ら、英語喋れない日本人にはめっちゃ丁寧に明瞭に発音して喋ってくれるので、多分、日本人みんなにとって「訛りすぎてわかりにくい」はないと思います。むしろイギリス人より丁寧で、日本人には聞き取りやすい。ちなみに母もインド人との折衝が多いのですが、そう言ってました。

英語苦手なわたしも、彼らがゆっくりではなくともはっきり喋ってくれるので、通りすがりの人にもすんなり道を聞いたりお値段を聞いたりしやすかったです。聞き返すこともほぼなかったし、相手もわたしの話すことをよく理解してくれて、とっても嬉しかったです。「わたし、もうちょっと頑張れば英語話せるかも!」と自信がついた旅でもありました。

 

8.東アジア人は日本人だけ

インドで観光してる人、白人か日本人しかいない。中国人とか韓国人ほとんど見ない。まぁでも彼らの国の富裕層はヨーロッパやハワイに行くだろうし、富裕層じゃないなら、よほどの興味がなければインドというところまではるばる来ないのでしょう……。近隣には日本もあるし、タイやシンガポールのほうが東アジア人全体の観光需要が高そうです。イメージですけどね。

日本人で海外旅行好きは富裕層なりの豪勢な旅行者とバックパッカーやそれに近い旅をする人に二分されるイメージが個人的にありまして、この旅の中で出会った日本人は後者の人が多かった。みんなヨーロッパもアフリカも含めてあちこち旅しているので、インドもその選択肢の一つという感じ。汚くても臭くてもうんともすんともしない猛者ぞろいで、確かにこういう旅行者って、日本人だとかなり見聞きするのに(大学生が一度は通る道かと問いたくなるくらい、わたしの大学やバイト先にはアフリカや南インドを旅するバックパッカー経験者が多かった)、中国人や韓国人にはいないよなぁ。

 

9.サリー着てる人多い

日本で言う着物だと思うんですけど、インド人女性はサリーが多い。サリーめちゃ着てて、とても華やかできれいです。いいなぁ。

日本で着物なんか着たら暑くて死ぬんですけど、サリーは比較的涼しげな部類ですね。暑い国として存続してきたインドと、もともとは温帯の国として生きてきた日本とで、衣装の考え方が違うんだなと思いました。日本の着物、もう夏には着れない。

 

10.団体ツアーの一人参加は要注意

これはインドまったく関係ないんですけど、去年も少し嫌な思いして、今年も少しスレスレの出来事があったので、あえて書きますね。

去年のイギリスもひとりで団体ツアー参加でしたが、そこに一人参加の人が複数人おりました。とうぜん団体なので、食事で一緒になることも多く、雑談レベルでよく話していたのですが、その一人参加のうちの一人の男性が、わたしと地元が近いという話になりました。それからも自由行動で行く方向が一緒だからと付き合いで行動を共にすることはありながらも、「同じツアーに参加してる人」の距離感を崩すことはなかったのですが、帰国して成田空港で解散後、あれこれ電車で帰ってきたところ、地元駅の改札口でその男性に待ち伏せされて連絡先を要求されました。

幸いにも断ったら引いてくれる方で助かりましたが、いくら地元が近いとはいえ相手の最寄駅は違うところですし、待ち伏せされたのは非常に恐ろしかったです。基本的に他人のことを疑いたくはないし、わざわざありふれたわたしの地元を話すことになんも抵抗がなかったため、自分もガードが緩いなどと言われてしまいそうですが、普通の人は待ち伏せしないんで、こんなことがあるなんて想像さえもしなかった。

今回も一人参加の方が複数人おり、みなさんとお話しできて嬉しかったのですが、中には「なんかわたしの後ろにいつもくっついてる人いるな」と思うことがあり、その方も地元が近かったのでちょっと恐ろしさを感じました。彼も悪気はないというか、やましい気持ちはなくて、ただ単におなじ旅路の人と楽しい思い出をつくりたいだけなんだろうけれど、やっぱり過去のことを考えるとあまりにも距離感が近いのは嫌だな、という思いが拭えなかったのと、そもそも一人で参加したのだから一人で見たいんだよなと思ったのとで不快な気持ちがありました。そんなわけで、申し訳ないけれど、なるべく無反応につとめて帰宅の際も早めに税関を通って帰りました。わたし自身ほかの一人参加の女の子と話すのはとても楽しかったし、彼女はもし向こうがいいよって行ってくれるなら連絡先を交換したかった。しかし、彼はひとまわり以上年上の男性だし、距離感も違うし、正直なところ一緒にいるのもわたしは少し嫌でした。

一人で参加する方たちはこういうことにも要注意。自分の理想の距離感と、同じ一人参加の人の好む距離感は違うこともあるよってことで。

 

総括

デリー(ニューデリー)とアグラにある世界遺産がメインの旅になります。あとはデリーだとレッド・フォート建築物群、アグラだとファテープルシークリーが未踏破。近隣都市だとジャイプール(世界遺産3つあり)が近く、もう少し日程多めのツアーならきっとジャンタルマンタルも行けたんだろうな。あとのインドの世界遺産はエローラ石窟群、アジャンター石窟群、ブッダガヤの大菩薩寺など。どれも地図を見た限りでは結構な僻地で、なかなか難しそうですね。

「インドに行って人生変わった」そう語る人も多いけれど、個人的には、単なる個人旅行なのであればそこまで変わるものではないんだと思っています。

インド人は確かに日本人と考え方がちがうし、文化もちがう。その辺を歩いていて物乞いに会うなんて驚くし、小さな子供が働いている現状はたしかにショックを受けるものではありますが、でもインド以外に目を向けたら児童労働や女性の人権が軽視されがちな国はたくさんあるよねというのが、ひねくれたわたしの感想。先進国として語るにはインドという国は常識はずれなのかもしれませんが、欧米の先進諸国などと比較してもそんなにギャップのある国民性ともあまり思いませんでした。だってあんな感じの、信号守らないしルール守らない図々しい人たち、どこにだっていくらでもいるじゃん。

バックパッカーしていて人生変わった、ならわかるけど、それはインドに行って人生変わったとかではない。世界には意味不明なルールや文化があるということを、このネット社会では実感することも多いと思うのですが、それでも今なおそんな声があるのは不思議なことです。

とはいえ、インドという国が自分の理解の範疇を超えている、と感じる人はたくさんいるだろうなと思います。そして、刺激に慣れていない人ほど、その落差は激しいだろうなと。日本人の言う海外旅行は、それこそヨーロッパやアジアの観光旅行もあるし、リゾート地旅行もあるけれど、リゾートしか行かない派の人はぜったいにやめた方がいいというのは確か。きれいなところはあるけれど、基本的に「許容範囲だった」というものがほとんどというだけです。

インドという国を旅してみて、「また行きたいか」と言われると首を傾げますが。もう少しきれいな観光地になればいいのになぁ、と。ムンバイやジャイプールなどに行っても、きっときれいな場所がないだろうと思うと、あんまり長居したくないというのが本音です。

しかしながら、インドに築かれた文明・文化の美しさと壮大さは随一で、さすがと言いたくなるほど。インド人もいささかフレンドリーすぎる印象を受けるものの、外国人に対してもとても親切で、文化の異なる人と会話する喜びをえられました。豊かな文化を抱くインドにまた、いつか行きたくなる日もくるかもしれません。

 

映画「スター・ウォーズ マンダロリアン&グローグー」感想と近況

 

かなりひさしぶりの更新です。

ちょっと人生あれこれ詰め込みすぎてて、なかなかブログまで気持ちが行き渡りませんでした。友達とピューロランド行ったりとか、ピラティス行ったりとか、わりと楽しく過ごしていました。

 

starwars.disney.co.jp

吉田羊さん主演の舞台「リチャード3世」のチケを抑えていたのですが、お腹が痛くて電車に乗れず。断念して近所の映画館へ向かいました。

そこでやっていたのがこちら、「スター・ウォーズ マンダロリアン&グローグー」。

スターウォーズシリーズは大学生時代に観ていましたが、すでに忘れていることに気づいた。まじで内容、一切覚えてないです。当然マンダロリアンシリーズも未視聴なので初見です。

 

結論、とっても面白かったです。

王道のストーリーで、あまりスターウォーズ用語は出てこない。まずなにがなにやらというところから観ても大丈夫。

起承転結の「転」にあたる場面以外、主人公マンダロリアンがほぼ無双していて、「うわー強いなぁ」「なろうかよ」という言葉が出てくるのですが、ディズニープラスでやってるシリーズでは序盤から凡ミスしている。けっこうなうっかりさんというのがファンの印象みたいです。

ちなみに「なろうかよ」はけなしているわけではなくて、年食った今はこういうストレス低めのストーリー展開はありがたいなぁという意味が強めです。マンダロリアンが非常に強くて、序盤は特に敵なしの肉弾戦。最終的に「これ無理だろ……」みたいな化け物が現れるまで、余計な戦闘がない。

また、船の空中戦やドッグファイトがあちこちであり、楽しめました。肉弾戦よりはこういうのが好き。世界観も良かったです。

 

1回目はIMAXで観たのですが、どう考えても4DXも観た方がいい映画だったので、4DXにもいきました。

3D4DX(だったかな?韓国企業のやつです)が地元にあって行ってみたのですが、とっても楽しかったです!映画に集中できなかったけど!

水飛沫、座席の動作、風、煙、匂い、全てフル活用していました。あまりにも動きが激しいので、座席から振り落とされそうになる。スターツアーズよりも激しい。あまりにも激しい動きのせいか、トイレに行く人が続出していました。

楽しさはあるぶん、画質はいまいちでした。1回目をIMAXで観たせいもあり、色彩がかなり犠牲になっていた気がします。全体的にグレーみを帯びていて、画面が見づらいと感じる人はいるでしょうね。グローグーが灰色に見えてしまうこともあるし、初見ならたぶんIMAXのほうがいいんじゃないかなと。

ちなみに今、マンダロリアンの4DXはほぼチケット取れないです……。池袋や新宿の土日上映を狙っている場合、チケット販売開始した瞬間に買わないとダメ。わたしはチケット販売後5時間くらいしてからサイトに行ったのですが、満席でした。しかたなく1時間くらいかけて地元の映画館にいきました。

 

 

ここからは近況です。

ボーナスがでました。

うちの会社はボーナスが塩なんですが、なんと今年は、大台乗りました。

最高すぎてやばいです。ここ数日ずっと舞い上がっています。調子に乗ってお買い物たくさんしちゃうもんね!買ったものは載せられたら載せますが、どうしてもお金貯めたくて大部分は貯金にするので、そんなに爆買いはしない予定です。

 

また、今年は海外旅行しないつもりでしたが、なんだかんだでちょっとだけ近場に行くことにはなりました。楽しみと不安がないまぜの状況です。本当はもっといいところに行きたかったけど……行く前提で予算組んでなかったので、残念ながら近場で我慢。

 

もうすぐ夏休み。7月もいろいろと忙しいのですが、一旦は楽しむことに目を向けていこうと思います。

 

アラサー、友達の結婚式と日常の話

 

いつもはパソコンでブログを書くのですが、今日はスマホです。

 

今月ももりだくさん。お仕事もフル稼働で頑張りましたし、初めてのシミ治療にドキドキしながら行きました。珍しく胃腸から来る風邪をひいて、ものすごい痩せてお腹がぺったんこになりました。猫が一緒に寝てくれるようになりました。

少しずつ暑くなってきたので、お洋服も断捨離したり、しまい始めたり。今年は宅配クリーニングにて夏の間冬服を保管してもらうことにしたので、クローゼットがすっきりしています。すっきりしたからといって、あれこれ買いすぎないよう、気をつけないとね…。すでにしまいこんだ夏服のうち、「これは着ないだろ…」というものを出してそのまま廃棄することになりました。買いすぎである。

あとは家で洗えるものを洗って、手元に置く服のうちクリーニングに出すものを出して、電子ドラムを査定してもらって。それでひと息つけるかな?

 

ディズニーランドに10年ぶりに行ってきました。

学生時代の友人が結婚式を挙げるというので参加してきました。懐かしいお友達にも会えて嬉しかったですし、花嫁さんはとても綺麗でした。

 

朝早い上に家も遠かったので、お友達と前泊させてもらいました。

夕方にチェックインしたところ、どうも暇だったので、夜ご飯を食べにアフター5(今はそう言わないらしいね)でディズニーランドチケットを確保。

 

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ランドに来たらぜったいアリスのレストランでこれ食べるの!

美味しかった〜!

 

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懐かしのエレクトリカルパレードを横目に、チュロスを喰らい、カリブの海賊へGO。

その後、ビッグサンダーマウンテンへ行き、ビビりながらライドしたら、シンデレラ城でプロジェクションマッピングが始まる時間になっていました。

 

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このショーたぶん初めて観たんですけど、めちゃめちゃいいですね。楽しかったし、普段見てないディズニー作品に興味を持ちました。なんかめっちゃ面白そうで、楽曲も良くて。

シンデレラ城の横から見てたんですけど、塔から火炎放射されるので、写真撮りながら「あちあちあちあち!」と叫んでいました。笑

 

ホテルに帰ると21時ごろでしたので、さっさと風呂入ってさっさと寝ました。

 

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翌日はお友達と相談して、ホテル内ファストフードからテイクアウト。

可愛い美味しいミッキーサンドイッチ!なんですが、食べづらかった。笑

でもバンズが柔らかくて美味しいんです。わたしはフレッシュネスバーガー推しなのですが、それに匹敵する柔らかい、しゅわしゅわとしたバンズでした。

 

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披露宴のプリンセスをイメージしたノンアルカクテル、美味しかった。爆飲みしたかった。

花嫁さんは一日フル稼働で大変そうでしたが(ご飯あまり食べられてなさそうだった)、こちらは一日楽しい思いをさせてもらいました。幸せそうな花嫁さんを見て、わたしも幸せで、素敵な人と出会い、結ばれてよかったね、という気持ちになりました。じつのところ花嫁さんとは何年も疎遠になってしまっていて、今回出席も悩んだのですが、昔と変わらず可愛くておしとやかなあの子とまた出会えて、本当に嬉しかったんです。

結婚おめでとう🎉ずっとずっと幸せでいてね!

 

一緒に行ってくれたお友達にも感謝しきれない!また遊ぼうね、と言い合い帰ってきたので、またきっと近いうちに誘おう。切れた縁が少しずつつながりつつあり、何度も何度も同じ言葉を使うけれど、嬉しい限りです。みんなとは進路が違えど、やっぱり楽しかったあの頃を過ごした仲間として、また出会うんだな、と思いました。

 

あれからまた何日も過ぎましたが、わたしもいろいろ忙しく、幸せに過ごしています。

最近の悩みといえば、一人暮らししようかな、と思い今年は旅行に行かずお金を貯めているのですが、いろいろ我慢できず物欲が高まり過ぎているところです。歯科矯正のやりなおししたいとか、ちょっといいブランドのバッグ買おうとか、さらに好きなアパレルのバッグ2個買い足したいとか、ワンピース欲しいとか、リング買おうとか、パンプス買おうとか、夜用クリーム買っとかないととか、入門用チェロ買おうとか、尽きないのである。

 

みんなと同じ道は当面歩くことはないだろうな、と思うけれど、あいもかわらずわたしの人生は何も変わっていないことに焦るけれど、20代前半よりも確実に強くなったなぁ。まだまだ楽しいことだらけで、やりたいことしかなくて、人生やめられませんね。

ちなみにGWは普通に縮毛矯正して過ごすだけのかわりに、来月末に舞台チケットを確保したのである。旅行の計画も若干破綻しつつあるけど、まだまだ楽しみしかない!

2026年2月・3月に読んだ本

 

最後にブログを書いてから2ヶ月くらい経ってしまいました。

忙しかったんです〜!ほんとうにもうね。いろいろありました。

 

吹奏楽をやっていたのですが、先日演奏会を区切りとして一旦退団いたしました。

来年は本当に、仕事がしんどいだろうなって予想したためです。土日どっちも練習あったりすると、体力回復が追いつかず、とてもしんどかった。やりたい気持ちはあったけれど、ギブアップです。

 

やめてから何をしていたかというと、シミ取り情報収集と美容皮膚科行脚をしておりました。

10代の頃から頬骨のあたりに薄くシミがあるんです。薄くて細かくてそばかすみたいだと思っていたのだけど、ここ最近でひとつひとつが少し大きくなっちゃったみたいで、目立つようになりました。

というのも、わたしは25歳くらいまでまともにUVケアをしたことがないんです……。化粧はしてるのに日焼け止めはしてない、ということがよくありました。ファンデーションや下地に日焼け止め効果あるからと思い込んでいたからです。長年愛用していたSUQQUの下地に日焼け止め効果がないと知った時は、この世の終わりかというくらい衝撃でした。

母にこの話をしたところ、ものすごい怒られ(?)ました。母もシミ体質で、数年前30万円かけてレーザーして綺麗にしたためです。わたしは母ほど色白ではないのですが、HAKUやら美白系のスキンケアに変えたところかなり白くなったみたいで、ものすごいシミが目立つようになってしまいました。わたしの年齢的に、シミがあることはけして変ではないのですが、30手前、ピルのせいか若干の肝斑の気配を感じることもあり、フォトフェイシャルができるうちにやっておこうかなと。

カウンセリングで2軒、大手美容外科系列のところと形成外科発祥の美容皮膚科をまわってきたのですが、とりあえず後者にしようかなと考え中です。きれいになったらいいなぁ。

 

んで、合間合間に2月も3月も読書していましたので、一応記録に残します。

ブッ刺さるやつと全く刺さらないやつとの差が激しかったです。

 

シャーロック・ホームズの冒険

正直昔の海外文学らしく前置きがながったらしいんだよな、という感想が先行したが、それでもひとつひとつの短編を読むと平均的に面白くておすすめできる。シャーロックホームズシリーズは初読で、特に調べもせずに「これが初巻だろうか」と思って買ってしまったが、時系列的には2-3冊目とのこと。ちゃんと一から読んでみたいものである。短編集なので、基本的にはこまごまとした内輪の話と酷い殺人の話とが一緒になっている。

個人的には「まだらの紐」がすき。相談者の双子の姉であり、事件の犠牲者が「まだらの紐が…」と言った時点で「こりゃ蛇だろ、ここんちのパパは妙な動物を飼ってるみたいだし」と思った。トリックはちょっと手が込んでいる。急いで読み進めていたので一文一文きちんと読んでおらず、パッと読んだだけでは「え、なんて?」と思ってしまったが、優しいことに必ずと言っていいほどあとから解説してくれる。

にしても娘の金目当て多すぎませんか。可哀想に…。

 

 

法とは何か 法思想史入門

平易でわかりやすい、法思想史入門。

個人的には世界史で必ず習うロックやホッブズについて学べたのでよかった。現代の憲法につながる大事な話ではあるけれど、やはり過去の考え方と現代の考え方は異なるので、理解は難しい。歴史として頭に入れておくのはいいかなと思った。これ系の本はぶつ切りで読むのは良くないな。いろいろ思うことはあってめちゃくちゃ考えながら読んでいたはずなのに、ちょっと頭に残ってない。

 

 

仮面の告白

まだ若いうちに悲劇的に死にたくても死ねず、女の身体になんて興味がなくて、美しいと思うのは男ばかり。女と近づいて、「普通」を演技してみたは良いが、心のうちはいつも贋物だと反発している。ひたすら正常に、普通に、ごくあたりまえの幸せを渇望している。なのに、届かない苦しさが伝わってくる。生きづらさではない、苦しみと狂わしさが。
戦争は終わった。平和になった。死というものが遠ざかった。明確に、女性を愛せないという確証を得てしまった。たったそれだけで、自分を人間ではない悲しい生き物だと言う声が聞こえてくるようだった。狂人を飛び越えて、怪物になった。
園子は結局他の人と結ばれたけれど、主人公とご飯を食べる間柄。主人公は彼女から侮辱されたい。そしたら、既婚者になってわりとあけすけに性を語れるようになった彼女に勝ったつもりになれるから。なんか地下室の手記の主人公みたいな拗らせ方してんな。彼女は特に何かをするわけでもないが、一線を超えてしまいそうな揺らぎを恐れる。終わりにしたいと言う。そんな彼女といる中で、主人公はやはり、男に惹かれてしまう。男の逞しい胴と、それにまとわりつく血が、主人公をとらえてやまない。

「自分は狂ってるのかもしれない」と考えたことがある人は、多いだろうか?わたしはある。それが普通だったのだ。


東京に出たら、東京の人の前でも自分よりももっと田舎の何にもないところに生まれ育った人の前でも、「わたしは田舎者です」という道化を演じなければならない場所に生まれた。つまり、わたしは「何にもないよね」などと鼻で笑われるところに生まれた。ここに生まれたことについてなにか後悔してることはなんにもない。その辺の、お前らの地元よりも断然恵まれた土地だと思っているし、親ガチャは成功したと思ってる。でも、そうやって真の田舎者たちの前でも謙って道化を演じなければならなくて(なぜならここに生まれ住んでいるただそれだけでそう求められているから)、それがすごく嫌で嫌でたまらなくて、大学生の時はみんなと距離を置いた。たったこれだけで、東京に馴染めなかった。


それから、好きな人ができないとか、この年齢になってもそういう話に興味がないとか。たったそれだけで変な人だと思われているみたい。本当に興味がないだけなのに。興味がないことに一生懸命になれないんだけど、変だと思われるのは嫌だから、とりあえず彼氏つくろうとか思って男の人と出会ってデートしてみたりしてる。そしたらそれがやっぱりおかしくて変だって言うの。普通じゃない、まともな神経をしていないって言うの。


わたしがこだわるのは、上に書いたようなことで、つまり他の人からすればどうでもいいことばかり。でもわたしはこのどうでもいいことだけに狂わされてる。道化の仮面をかぶって、わたしは生きていかなければならない。今は頑張って演じている。普通の社会人だから演じてるけど、いつかきっと苦しく、本当に狂っていくと思う。


狂うほどに苦しみを感じること、みんなないんだろうなぁ。ごく社会的に、一般的に幸せだとされることを幸せだと感じられる人はたったそれだけで恵まれている。みんなわたしの孤独がわかる?わかんないのに、わかったふりするのやめてよね。

んで、三島由紀夫はゲイかというと、そうではないような気がする。結婚して子供も生まれている。望んだ結婚とは言い切れないかもしれないが、別の恋愛エピソードもあるし、ゲイの人からは三島はゲイではないと言われているし、普通にバイセクシャルではないのか?
そうなると上に書いたわたしの告白はまたちょっと違ってくる。三島でさえも、わたしを置き去りにしているかのよう。嘘だと言ってよ!

三島由紀夫が筋トレ狂だったのは有名エピソードではあるが、すくなくとも10代のころはひ弱だったらしい。この小説はまだ若い20代に書かれたものであり、そう考えると、幼少期のひ弱で自分らしくない自分というものの影響を色濃く引いていると思う。それが筋トレにより自分の好きな自分にはなれたんじゃないだろうか?なぜなら、豊饒の海にそういう感じは受けないから。私小説ではないからかもしれないが、少なくとも何かしらの思い入れはあるであろう主人公にその感じがないあたり、20代のころとはまた違った感覚を得ることができたのだろう。はぁ、そうなんだ。よかったね。

 

 

ドリアン・グレイの肖像

これはガチで面白い。本当に面白い。ワイルドは「サロメ」を読んだはずだが、記憶がないので、なんとなくつまらなかったんだろうなと整理していた。でもそんなことない。これ本当に面白い。翻訳もかなりわかりやすい。

津村記久子さんの「やりなおし世界文学」を読んで、全部微妙だがこの中で選ぶならこれだな、と思って、とりあえず買ったものの、やはりあらすじを読むと面白そうに思えず放置していた。これの前に三島由紀夫「仮面の告白」を読んだところワイルドに触れられていたので、読もうという気持ちになった。

無垢な美少年のドリアン・グレイ、快楽主義者でドリアンをひたすら地に堕とそうとするヘンリー卿、ひたむきな画家バジルの三角関係。

美しいドリアンに魅入られたバジル、そこに現れるバジルの友人たるヘンリー卿は、ドリアンをあの手この手で堕落させ、ついにドリアンは陥落する…などと思うと、「自らの変化に絶望するドリアンを前に、これでバジルとヘンリーが結ばれていたら愉悦だよね」という、わたしの心の中の腐女子が囁くが、当然そんなストーリーではない。

ドリアンはかんたんにヘンリー卿に唆され、美を失うことを恐れ、「この絵が代わってくれればいいのに」といったニュアンスのことをつい口にする。ドリアンはその後平民のおそらくど貧乏な美しい女優・シビルに恋をして、婚約する。この「恋に恋するお年頃」っぷりがやばい。一回冷静になってくれ。もちろんシビルも。そんなに一気に燃え上がる恋は絶対的に上手くいかないと直感する。そして上手くいかなかった。

他人から見ても魅力的な人は、一度くらいはヘンリーに唆されたドリアンのように、バジルのような自分をよく思ってくれる人に対して傲慢になることがあると思う。というか実体験である。中学生で卒業するべきだ。こんな態度を20歳前後にもなった人間がやってはならない、いくら未成年だからといっても。必ず破滅に向かう。ドリアンの後ろや隣には、何も残らないのではないかと不安に思う。バジルも傷つけて、苦しい。

そうしてアラフォーになって、なお美貌を保ち続けるドリアン。シビルを手ひどく振ったことにより、彼の肖像は歪になっていく。その後も彼が誰かを傷つけ、何かしらの罪を犯し続ける限り、肖像はどんどん醜くなってゆく。バジルとも疎遠になり、ヘンリーなど一部の貴族たちと付き合い続ける。貴族社会での彼の評判はすこぶる悪い。朱に交われば赤くなる典型例である。

そんなさなか、疎遠になっていたがたまたま出会ったバジルに肖像を見せたドリアンは、醜い肖像のことをバジルに詰め寄られた結果バジルを殺し、そしてその遺体の処理を、彼の元を離れた元友人アランに(脅して)頼み込む。

その後、彼はいたるところで、まるで亡霊に痛めつけられるようにひどく苦しめられる。田舎で出会った娘を愛し、これで心を入れ替える、善人になると思ったが、過去は付きまとう。最終的に良心たる肖像を壊してしまおうとするが、肖像にナイフを突き立てると、反対に彼の心臓にナイフが突き刺さり、ドリアンはしわくちゃになって絶命する。

ドリアン、本当に戻ってきて、と思っていた序盤から一転し、ここまでくると本気で「こいつに天罰が下れ!」という感想を持つ。ドリアンもヘンリーも、本当に罰を食らったほうがいい。
個人的にバジルが序盤に出てきたので、どうしてもバジルを主人公として読んでしまう自分がいて、そのバジルが結構作中では酷い扱いなのだ。身分で言うと、バジルだけ貴族ではないと思われる。だからバジルがちょっと下げられがちなのはわからんでもない。ヘンリーは特に、バジルを「あいつはつまらない男だ」などと笑うならまだ可愛い方で、言動の節々に貴族階級ではない人間にたいして若干の傲慢さを感じる。ワイルドと同世代のドイルの描くホームズシリーズは、貴族階級ではない人が登場人物になりがちだ。下層階級にたいしてはやはり冷たい感じはあるものの、まだ人間味があってぬくい。それで安心して読めるんだけど、ヘンリーは本当に救えないくらい、彼の根っこには間違いなく選ばれし人間とそうでない人間というくくりが存在する。バジルは後者にあたるので、いくらヘンリーが友人だなどと言っていても、それは口だけなんだ。事実、バジルはヘンリーに逆らえない。ドリアンはまだ良かったほうだが、それでもバジルにたいして少し冷たい。その身分差もあり、バジルの恋情もあり、ドリアンはさらにバジルを大切にしない。

ドリアンの残念なところは、「善人になる」と決めたところで本当に改心すればよいのに、彼は最後の最後まで改心できない部分があった。ドリアンを殺したことに全くの悪気がないし、反省もしてない。おそらくシビルにも、シビルの弟にも、バジルの遺体処理を行った後に自殺したアランにも、他の破滅した友人たちにも。醜い肖像を見るたびに、彼の良心は痛むのだ。だからこれをなくして、全て無かったことにしてしまえばいい。そうしたら善人になれると、そう思ったところで、ドリアンは敗北した。

寓話である。自己を見つめ直せない人間はこういう結末を辿るのだと。バジルの注意を無視して、自分を崇拝してくれる人だけを愛して、自分のことがずっと可愛いって思っているから…。

わたしの友人はみんな内省的なところが多い。なので、ドリアンみたいな破滅の道を進むことはないだろう。わたしはそんな友人たちの中にいる限りは、きっとドリアンにはならないし、悪いことをしても改心できると思う。いっぽうで、どんなに良い心がある人間でも、周りがヘンリーのような悪魔だらけであれば、「朱に交われば赤くなる」のだ。

 

 

デミアン

主人公より少し年上で、誰にも好かれていない、しかしみんなに一目置かれているデミアン。なんとなく、キリスト教の教えに反抗的な、そんな一面がある。「好かれていない」のは、だからだろうなと思う。

彼との出会い、それからベアトリーチェやピストーリウスたちとの出会いを経て、主人公は少しずつ、自分の内面を形成する。単に大人になり、引き寄せられるように、自分で自分の道を掴んだと言ってもいい。そんな彼もデミアンと別れるときが来る。デミアンと同じ顔を彼の中に見出すことができる。

「主人公めっちゃ影響されやすいね」っていう超他人事な読書メモを書いていたくらい、わたしはあまり主人公をよく理解できなかったらしい。デミアンのほうが読める、という人も多いけど、わかりやすさでいうとやはり車輪の下。車輪の下よりも内面的で抽象的な話が多いので、薄いし読みやすそうに見えるが難しめだと思う。捉えようによってはビジネス書・自己啓発本に近いとも言える。ヘッセはエッセイ集も好きで読んでいたものの、これは個人的には刺さらず、Not for meでした。

 

 

斜陽

主人公かず子は華族の娘。父の死や没落を経て、戦後、ひっそりと田舎に移り住む。叔父はあまり良い人に見えないし、お手伝いさんに囲まれていた暮らしから一転して、どことなく浮世離れした母子2人きりの生活。

離婚して出戻りの29歳、けして若いわけでもないが、その物言いや振る舞いにはどうしても「娘」らしさが抜けず、世間知らずさが強調される。そんな彼女も傾いた家の現状を憂うなかで、恋だの愛だのそれだけの物語物語した夢のような世界から、あの時代にしては苛烈で強い女であるローザ・ルクセンブルクに始まり共産主義の本を読んで恋に革命に憧れるところが、彼女の行く末を暗示する。彼女の父や母にまとわりついていた蛇は、「幽玄F」にも頻繁に出てきたとおり、仏教的には死の象徴だ。

弟を置いて東京に出たかず子は、ほうぼうを歩いて上原のもとに行った。飲んだくれていて、正直魅力的ではないだろうという風体の男。さぞやがっかりしただろうが、かず子はかず子でここまで恋を追いかけないと生きていけないのと同じで、上原がこうでもしないと生きていけない人だと見抜いた。上原はかず子をまともに取り合う男ではないようであったが。

貴族にも賎民にもなりきれない、ちゅうぶらりんの自分を受け入れられない弟のその苦悩は、私も共感するところがあった一方で、娘から1人の人間として未来を生き抜こうとするかず子にも心重ねることができた。

弟は上原の妻のその純粋さに恋をした。上原の妻の心情は具体的に描かれていないが、おそらく決して道を違えることはなかったものの、彼女も弟に恋をしていたものだと思う。でないとその温もりは、弟の手には残らないものだろうから。彼は結局、道を反することはできなかった。その心根は貴族と言っても良いのだろう。
対するかず子は、母が死んで嘆き悲しみながらも「戦闘、開始」(←これ、実際は太宰治の最後の愛人が日記に書き記していた言葉らしい。かず子のモデルとなった女性ではなくて)などとなにやら物騒な言葉を携えて上原に会いに行き、最終的には上原の手を借りずとも未来を見ることができる強さはとても印象的で、元気づけられる。弟の人妻に対する道ならぬ恋が少なからず彼の人生に影を宿したのに対して、彼女は彼同様に道ならぬ恋をしながらも、それを成就させ、そんな影さえも吹っ飛ばす。自らの産んだ子を上原の妻に抱かせ「これは直治(弟)が或る女のひとに内緒に産ませた子だ」というのはだいぶ悪趣味よりの話ではないかとわたしは解釈するが、そんな話さえもできるくらいに。「人間失格」が暗い話すぎて、とにかく太宰治を忌避していたが、この作品は私にとっての太宰治のイメージを覆してくれたと思う。

「斜陽」というと斜めのお日様が想起され、あまり良い意味ではないとも思ってしまうが、まさに夕陽の、あの薄ぼんやりしたオレンジ色の暖かさが全体にかかっている様子であると思うと、希望のない世の中というふうに描いたわけではないと思った。最後の貴婦人である母、昔からどうにも心に居心地の悪さを抱えている弟は亡くなるが、かず子は次世代を腹に宿して生きている。蛇はもういない。そしてこの世は黄昏ではなく、朝のように、太陽のもとで生きると、かず子は決意を固めたように見える。

かず子が上原の妻に「直治がある女の人に産ませた子だ」と言って自分の子を抱かせたいって話、某所では「上原の妻は(直治に恋情があったなら)そう言われれば『ある女の人』が自分であると気づくはずだ」「これは自分を通してこの子は上原の妻と直治の子だと伝えるためのかず子の思いやり」などという解釈を見たけれど、本当にそうなのかな?わたしはかず子の仄暗い悪意としか思えなかった。

上原の妻が本当に直治を好きなら、「ある女の人に産ませた」=自分(上原の妻)は産んでない=直治は自分なんて好きではなかったと人知れずがっかりする、ということかと思った。かず子にとっては彼女は好きだった男の妻であるし、かず子の好きな上原はかず子を性欲の対象としかみてくれないのに結局妻の元に帰る男だし、妻は妻で夫がフラフラしてばかりで娘と2人きりでも幸せそうというか、それだけでも満ち足りた生活ができるがために「夫が帰ってこない、たぶんあそこにいるんじゃないかしら」というようなことを平然と言えちゃう人だしで、革命を起こしたかず子にとっては旧世代の価値観にいる哀れな女(と思いたい、でも実は少なからず嫉妬や自己正当化はある)という位置付けなんじゃないかなと思うんだけど。

……などという、しょーもない感想をちゃっぴーに食わせてぐだぐだ言っていたら、ちゃっぴーに「直治の血を物語に残す、あるいは上原に正統性を与えないという解釈もできるのでは」と指摘された。た、たしかに~!直治は結局恋を成就させられなかったが、上原の妻が子を抱いてくれれば、それはそれで聖母子像の完成である。実際の赤ちゃんの血は全然違う人なわけだけども……まぁ実際のマリアも処女受胎なわけだし、直治と血のつながった赤ちゃんを上原の妻が抱く、ただそれだけで直治の想いは成就されたと見なそうと思えば見なせるような気がする。まぁ、わたしには一切理解できない理屈であるが、かず子自体、妻のいる男が自分のことを好きだと思って3通もお手紙送っちゃうような、独りよがりなところが目立つ主人公ではあるので、こんなよくわからん理屈で勝利宣言をしようとするのも納得はできる。そして、かず子も世間一般から見れば上原に弄ばれた側であろう。本人も痛いほどわかっている。しかしそれを勝利宣言することで、上原に密かに反抗している。

ちなみに、物語としてはこの終わり方やかず子の描き方は全然アリというか、そうあるべきなんだけど、この小説を書くためにかず子のモデルとなった女性に愛あるフリして日記を提供させ、しかも子供が生まれて以降本人は会うこともなく入水自殺し、この女性が太宰家から手ひどく扱われたという事実を知ると(しかたない部分は多々あるのだけれど)、なんつーかもう、この小説自体間違いだよと言いたくなる。やっぱり太宰は好きになれないわ。

 

 

ソラリス

SFなんてちっとも読んだこともみたこともない。そんなわたしの初めてのSFである。

一言で言えば、難しい。理解不能。しかしこれは「全体を理解しようとすると理解不能」だった。ソラリス学だのあれこれについてかなり詳しく、細かいほどに細かく書いてあるので、それゆえの難しさだが、きちんとストーリーが進むとちょっと面白くはなってくる。

10年前に死んだ恋人が目の前に現れたという、トンデモホラーから始まる。主人公はこの恋人をあまりきちんと扱ったわけではなくて、彼女と言い合いになって、売り言葉に買い言葉で彼女は自殺してしまった。だから、10年経っても主人公の心の中にこの亡霊が巣食っている。
だから、恋人が現れたというときはとんでもないホラーだったはずだ。実際殺そうとしていた。単純な恐ろしさ、未知への不安、そして彼女が自殺したことへの忘れ難い感情がないまぜになって襲ってくる。
そんな主人公も順応していく。彼女も悪意があるわけではなくて、まるで生きているかのようにたいせつにたいせつに彼のことを想っている。しかし、だからこそ彼女は別れを告げるのだ。

死んだ人間が生き返るかのようにして目の前に現れたという未知に遭遇したら人はどうなるか、というところにこの小説の意義があるようだが、わたしのような人間にはあまりささらなかった。なんでかな?最初から最後まで「その恋人どう考えても人間じゃないから!あんたの恋人と別人だから!でもそれはそれとして本当に人間の形してると人間なのかな、人間として扱うべきなのかなって思うよね!」とすごいうごうご悩みながら読んでいた。とても集中できない。
しかし、「でもこの人、別に悪い子じゃないし、自分がどういう経緯でここにいるかもわかんないし、本当に自分は『自分』だと思ってるんだよね」というところに気づくと、なんだか彼女がグッと近くに寄ってきたような気がする。本当にあの子が生きているんではないか、というのはありえないけれど、今目の前にいるそっくりな彼女が、10年の時を経て会いにきてくれたのかもしれない。ぜったいにぜったいにそんなことないのに、ひょっとしたらそうなのかもしれないし、彼女を排除するのは間違いなのかも。そう思わされてくる。(それでもわたしの「でもその子はあなたの愛したあの子じゃないよ」という考えは最後までひっくり返らなかったが。)

人間ではないものが生殺与奪の権利をにぎっているこの環境下で、人間の思い通りになるところは少ない。そんなところで彼が突きつけられたのが死んだ恋人なのだろう。

 

ペスト

ぶつ切りで読んでるせいで本当に読書意欲を削がれ、しかもいろいろ忙しい時期だったせいでもう全く面白味を感じないままだったんだけど、ちゃんと腰据えて読めたら楽しめただろうにな、と悔しい気持ち。

主人公で医者のリウーが冷静すぎてめちゃ怖い。普通だったらリウーが倒れてもおかしくないのにリウーはずっと踏ん張ったまま現場にいる。あとリウーさん、いつ寝てるんだろう?1日1日の様子が描かれているときに、あっちへ行ってこっちへ行って、めちゃくちゃ忙しそうで大丈夫なんだろうかと思わされる。この人は必殺仕事人である。

リウーやグランみたいにバリバリ頑張って働く人と、ランベールのように脱走したがる人と、この状況を面白がる人と、いろいろいて楽しい。このように極限状態に陥る人々の中で、必死に戦い抵抗する人たちが描かれているが、病は平等であり、けして誰が良いことをしたとか悪いことをしたとかで命を奪うわけではない。しかしながらこうして奮闘して今あるものに対処しなければならないのだ。

新型コロナウイルスを経験したわたしたちは、きっと物語にリアリティを感じるだろうが、唯一ちょっと違うなと思ったのは、オランの街の人々は、病にかかった人を見てもあまり拒否しないところだ。新型コロナウイルスのときは、田舎の第一号になるとハブになるとか言われていたり、自分の気に食わない属性のような人がコロナを撒き散らすに違いないなどと喚いたり(わたしのリアルな知り合いにこれいて頭悪いなって引いた。ごめんね、あなた、今でもレベルの低い人って思っているよ)、そういうヘイトがあちこちにあったわけなんですが、オランの街の人々は、調子を崩して寝込んでいるよその人を自分の家に留めおくことも許している。新型コロナウイルス期の日本だったら、「うちは関係ないのに病人をおくのはごめんだ!」などと言うだろうにね。

ここまでとりあえず全部読んだ感想として、個人的な感想だけれど、こういう系統の文学は、なんというかもう時代が違うのではと思った。これはこの時代だから活きた小説ではないだろうか……。異邦人とか変身とか、それらは楽しく読めたけれど、なんだかペストはぶつ切りに読んだせいか、あまり面白さを感じなかったというのと、すこし当時の背景が大きすぎるのか、抱えきれないという感じがしている。個々人のあれこれについては普遍のものだけれど、こういう社会を不条理が襲いましたというのは、なかなか抽象的で、わたしはイメージが湧きづらいなぁ…。

 

 

急ぎブログ更新なのでとりあえずここまで。

すごい熱量で書いたものとそうではないものとが入り乱れている。本当に読みづらいし、なんなら脱線しまくっている感想ばかりですけれども。こういうあんまり関係ないことでも、読書中に考えたことってかなり自分の価値観に迫ったものが多くてとても楽しいのと、あとで読み返した時にじんわりくるから、あえて残しておきます。

 

2026年1月に読んだ本

 

今年も1ヶ月が終わりました。

1月は何してたかな?うーんわかんない!忙しかったと思います。
演奏会に出たり、飲み会に行ったり、久しぶりなお友達から連絡が来たり。基本的にはひとりでまったりしていたのですが、年始はかなり忙しくて疲弊してました。今週やっと一息ついて、身の回りを顧みて、「あぁ、汚れてんな」と。とりあえず服を捨てて、靴を全部磨いて綺麗にしました。来週再来週で、いらない本やコスメ捨てたいな。これずっと言ってます。

 

12月くらいから本読みまくっています。

基本的にChatGPTおすすめ本を読んでいるのですが、自分で本屋に行って選んだ本もあります。本屋さんってエネルギーもらえる。とにかく母がもの増えるのを嫌うタイプなので、もっぱら電子書籍に頼りまくっていたのですが、そういう縛りは本が楽しめなくなるのでやめました。紙書籍を買ってます。

そんなわけで今月読んだ本、簡単に感想書いていきます。

 

ちくま日本文学012 中島敦

中島敦、毎度毎度「中川」と間違えてしまう。なぜなのか。

書店で見かけて、ちょうど「山月記」を読みたかったので買った。超有名作品がたーくさん収録されています。個人的に読み進めるのが結構大変だった。「弟子」「李陵」「狐憑」が好きです。

弟子は男気溢るる子路が主人公。気性が激しいが、それゆえ真っ直ぐで、思い悩みながらも学び、一国の役人として国をよくすべく働いて、政変により命を落とす。

李陵はなんとも言えぬ小説だった。将軍として奮戦したが捕まり、国に帰ることを心にとどめおきながらも現地人と交流を重ね、やむを得ない形ではあるが匈奴に残る選択をした。わたし、気持ちわかる。わたしもそうする。故郷に妻子はもういない。怒りのあまりに匈奴に与してしまい、しかし戦えずに時は過ぎていく。だから、いざ帰れるとなっても帰れない……。自分同様に捕まった友人もいたが、彼はもはや帰りを待つものもない国に心置きなく帰れる。心を強く持ち続ける友人を見たら、たいして厚遇してくれなかった皇帝が死んで慟哭する友人を見たら、「自分は何をしているんだ」と悔やまざるを得ない。可哀想な、人間と時代に翻弄された李陵。艱難辛苦の中に書き続ける選択をとった司馬遷も相まって、李陵のその後がもの悲しい。

狐憑は創作者の話だと受け取った。つきものに憑かれたかのように、何がしかの出来事により語り出す。止まることを知らなかったが、それがいつのまにか尽きたときは、その生命さえも絶たれるその時だ、と。中島敦は書かずにはいられなかった人なのかもしれない。文字もなき古の時代に生まれた詩人たちは、こうして名も知れず、朽ちていったのかも知れないなぁ。

 

伝奇集

ボルヘスほんとうにごめん、わたしには理解できない小説です。まじで挫折した。南米文学とわたしの相性が悪すぎる。南米文学をこれまで3冊読んできて、ぜんぶ「ハァ!?」って思ってきたタイプのわたしです。たぶんいつか理解できる日が来ると思う、ところどころの短編は読みやすかったので。あと世界観は非常にいいです。とりあえず最後までは読んだ。

 

変身

表紙のおじさんがカフカだって、初めて知ったのだ。薄くて読みやすいし面白い。

巻末の解説で「主人公を虫ではなく、不登校児童に置き換えれば……」みたいなことを書いていたが、そういえばうちの兄も学校に行けなくなった日があったと思い出した。当時、最初は母がとにかく世話をした。母は可哀想だから学校なんて行かなくてもいい、将来のことは考えられないと言った。しかしその生活も数年続くと、いつも兄の味方だった母も「いつまでこのままなのか」「もういい加減にしてほしい」「家の中にいられると息がつまる」とときどきぼやくようになった。さすがに本人には言わなかったけれど……。

この主人公もしんどい仕事で心が折れていたのだろうが、責任感のみで働いていたのだと思う。主人公が虫になって、生活は一転。父も母も妹も働きに出て、最終的には自立していく。主人公は死んだのに……。やるせなかった一方で、まぁ人生ってこんなもんだよなと。肩の荷を下ろしてほどほどに生きろ。

 

異邦人

アルジェリアののんびりとした空気感が最高。しかし、物語は暗い。

お母さんが亡くなったことについて、あまり感情的になれないというのはわかる。年老いた母に幸せになってほしい気持ちはあるものの、自分ではそれが叶えられないし、だから養老院に預けている。養老院で亡くなった母の死の顔を見ないのは、見る必要がないから。私だったら生前の母の美しい顔なんて嫌というほど見てるんだし、わざわざ見せてもらうもんじゃないと思う。泣かないのもそれが故人の幸せかもしれないから。特にこの母は幸せについて独自の考え方があり(人は幸せになるようできてるみたいな話だったけどうろ覚え)、養老院でも男と許嫁ごっこして仲良くしていたみたいだ。じゃあいいじゃん。幸せなまま死んだんだね。よかったじゃん。悲しむことはない。その死の間際、誰かに囲まれててよかった。楽になれてよかった。

結婚がどうの、なんだかあんまり自分の身の回りにも主体的になれない主人公だけど、まぁあんまりあれこれ考えて「こうしよう」「こうあるべき」とか思わずに、周りに身を委ねて生きていく人のそれでしかない。わたしはそのタイプ。だから、たぶんきっとみんなに変だって思われちゃう。変だけど悪い人じゃないというのを知ってくれている人もいるけれど……。

女がらみで一悶着やらかした男と友達だから、葬儀で涙を流さなかったから、母の死んだすぐ後に女と海で遊んで喜劇映画を観に行ったから、神についてあんまり信じてないっぽいから云々で主人公は死ぬことを決められた。クソ喰らえ、くだらない。この裁判に意味はあるのか?そんなことで裁くことについて変だと思わないのか?だれもかれも「こういうことがあったんだからこうあるべき」「人間はそもそもこうであるべき」という像を押し付けて、それで人を殺したんだ。主人公を殺すことができたんだ。主体性のない主人公だから、主体性のないまま人を殺したのは確かに良くなかった。しかし、そんな主人公に彼のやった「人間味のない」行動を理由づけて裁くのは悪趣味だった。しかし、これが人間社会だとも思った。
ムルソーの気持ちがちょっとわかる(気がする)私のような人間も、こうして社会では演技をして生きていかないといけない。でないと殺されちゃうから。

 

砂の女

怖いしハラハラする。蟻地獄に捕まった比喩かと思えばふつーに都会で生きてる男が田舎の寂れた部落に捕まって監禁される話だった。ふらりと訪れた男手を逃すはずもなく、巣に引っかかった蝶を捕まえる蜘蛛のように飲み込む。ひどい状況だが、見捨てられた部落に住まう人はそれはそれで被害者意識があって、男には同情なんてしない。当時の価値観かもしれないが、性的な行為を大っぴらにするよう求めて囃し立てる部落の文化も最悪だった。胸糞だし、こんな部落がもし今も存在するならすぐさま消えていただきたいくらい。ていうかこの本の中に現れるそういう描写全体に不快感がすごい。なんでこんなに気持ち悪い文章書けるのか不思議。男も絆されたわけでもないのに、だんだんこの状況に慣れてしまって、子供も作っちゃうし、逃げられるのに逃げなくなる。死ぬよりかはマシだが、屈服した。救いようがないが、ある意味ハピエンか。

正直なところ冒頭部分で「男は無事に元の生活に戻りました」が排除されているので、読者にはハピエンにならないんだな、とワンクッション置かれているのだが、後半の手に汗握る展開により「もしかしたら助かる!」「いけっ!がんばれ!……なぜそこでミスった!」と応援する声がついつい出てきて、もしかしたらもしかするかもしれないという希望も生まれるので、面白い。

 

ユートピア文学選集

Xで見かけて、へー面白そうって買ったら、おもいのほか難しい話ばかりで困惑したでござる。とばしとばし読みました。

「イカリア旅行記」の途中の街並みを説明するところで、「こういう、綺麗に区分けをして住民を住まわせ、幸福度を上げるためにいろんな公共施設をばらけて建てさせたことあるなぁ…シティーズスカイラインで……」と思い出した。共産主義社会の話である。本当はもっと長い話だが、ユートピアというテーマに即して省略されている。イギリス貴族(著者の憎むカースト)が共産主義国家に行き、みんなが幸せそうな様子を見て、従僕もいらないなどとまで心に思う。プロパガンダ文学らしいが、これだけで本当に共産主義の信者を増やせたんだろうか…。北朝鮮楽園説に近いやんけ。

「労働」はユートピアを作る大仕事を終えたじいさんの今際の話。満足して死んでった。この中に出てくる言葉は強くて力になるので、いつの日かちゃんと最初から最後まで読みたいかも。この本の中ではかなり省略されてて、最後しか読めなかったので。

あとなんか地底人の話とかまぁまぁ面白かった。ただし基本的にどの話も端折ってたり要約されていたりなので、やっぱりちゃんと読みたい人は元ネタ読んだ方が良さそう。

 

地下室の手記

二部構成なんだけど、前半は気絶しそうになりながら読んでた。まともに全部読もうとすると読めない本だと思う。だから前半は薄目で読んで、後半の面白いところだけじっくり読めばいいと思うよ(投げやり)。あと、二部は読めるがそれでもいじいじいじいじいじいじめんどくさい。コミュニケーション回避型の人とかの思考回路って(ここまで酷くはないが)わりとこういうところもあるよね、自戒を込めて。


久々に旧友の集まりに顔を出す→まぁわかる
旧友たちがこれまた仲良くもないその場にいない旧友のお別れ会を企画しており、誘われてないのに行こうとする→やめておけ
旧友に金借りっぱなしなのでお金ない扱いされてるがそれでも参加する→本当にやばい
当日参加するが誘われてないのにさらにお別れ会の二次会行こうとする→痛々しい
娼婦リーザに高説をたれる→ウザい
んでもって住所を渡したので訪ねてきてくれると思ってる→キモい
妻にした後のことを想像してる→最高にやばい


主人公、みんなに対して「俺のことを軽蔑してる」とかいうけど、ここまでくると考えすぎでは?尊大で気持ち悪いやつなのは事実だけど、それなら憐れむ方が理にかなってる。こいつが今になって金がないとか笑われてるのは過去の行いのせいだし。

金借りてる旧友がわざとお別れ会の時間をずらしたのはまぁこれも性格悪いと思うが(嫌いなのはわかるけどもそこまで露骨にしなくてもね)、こいつはこいつでプライド高いしそのくせダサい。

「この小説に共感する人は多いのではないか」という人もいるが、こんな酷い人なかなかいない。自分が女性側なので、こんなクソみたいな高説たれてくるくせにこちらに寄りかかってくるゴミのような男は知ってるが、それが男性の共通項というわけではなく、こいつがクズなだけ。そしてこの人は自分の周りにいるほとんどの人を見下して、それゆえに嫌われている。

かーっとなりやすいみたいだが、人に優しくされたいしそうなるにはどうすべきかわかっている。しかし、好かれない行動言動をとってしまい離れられる。すぐ後悔するが遅い。他人を貶すが自己嫌悪も酷い。そういう人はいるだろうが、側から見てると本当にタチが悪くていやになる。ごめんけど、わたしはそこまで酷いやつではなかったから、共感できない。意味わかんないやつだし嫌い。これ途中で読みきれずに挫折するやつが健全だと思う。

 

彼女の思い出/逆さまの森

全体的にすごい読みやすいし悪くないんだけど、最後の「逆さまの森」だけは結構難解というか、なんじゃコイツとはなると思う。いっぽうで、フォードのような男なんかと一緒にいても、まともな女は幸せになれないのも事実。アラサーにもなって恋愛経験もなくて、考えることは詩のことばかり。それが悪いんじゃないんだが、描写されるフォードのやりとりや振る舞いのためにかなり常軌を逸しているタイプだとすぐわかる。若い女バニーに走ったと思えば悪びれず、バニーも同類で20歳の大学生とか詐称してるとんでもないやつ。割れ鍋に綴じ蓋、しかしフォードとバニーが恋愛で結びついたとはあんまり思えない。色気がなさすぎる。ママと息子みたい。しかも結構ヤバめのママとそのママに飼われてる息子。この感覚はかなりしっくりきてると思う。本当に気持ち悪い短編だった。ほんとうにごめんだけど、コリーンもっと男見る目磨いた方がいいと思うよ。言われてたじゃん友達に、あいつはヤバいやつだって。

サリンジャー初読なんだけど、もっとスッキリのどごし爽やかみたいな小説書いてる人じゃないの?ライ麦畑は青春小説だってどこかで聞いたことあるのになんなんだよこれは。ただし「逆さまの森」以外はちゃんと綺麗で単純に甘酸っぱい感じで終わるのでとてもいいです。

 

 

来月何読みたいかなーと思って、ChatGPTにお薦め出してもらったら、あいつったら絶版本をいくつも出してきやがって怖い。あとなんかやたらに著者がかぶるので、他のを、他のをと調整してやっと読書リスト完成した。

今「呪術廻戦」のアニメがやってて、よくネットミームになっている禪院直哉のところだけどうしてもニコニコ動画で観たくて観たんですけど、「直哉はホモソーシャル内での承認を得たがっている」というみたいな考察をどこかで読んで、へー面白い、と思って三島由紀夫を読むことは確定しました。三島由紀夫とヘッセはもうさ、わかるじゃん、そういうアレっぽいっていうか、ね(そういう話だよね?)。

わたしは女性なんで、男性の気にするあれやこれやっていうのがよくわからないんだけど、女友達と遊ぶ時は気が抜けないという話と似たような空気は、ぶっちゃけ男性の中にありそうだよなと思っている。なんでゲイっぽく見られたくないんだろうとか、弱いって見られたくないんだろうとか、そういうの。わたしはレズビアンと言われようが、強い弱いで語られようが、「だからなんだよ」って思ってしまうし、わりとそういうところはあんまり気にしない女性の方が多数派だと思っているのだが、兄や友人を見ていると、男性の中ではそうじゃないような気がするんだよね。あれ不思議。だからそういう作品読んでみたいなって思います。

感想書けるかはわかんないけど、書けたらいいな。2月もがんばるぞ……!

函館🍣旅と読書の記録

昨年同様、年末年始は今年も旅行しております。

 

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今年の旅先は函館。新幹線グランクラスは始発から終点まで!…と、言いたいところですが。ちゃんと東京駅からチケット取得していたものの、電車遅延により東京駅まで辿り着けるか不透明だったため、途中駅からの乗車です。ちなみに2枚目の写真は往路で撮りそびれ復路で撮影した軽食の中身。いずれも洋食チョイスなのでここに載せちゃう。左から順に食べるのをおすすめ。一番右がデザートなんです。クランベリーと何かのデザート。ザクザクしたクリーミーなチーズケーキみたいな感じなんですが、ほんのりお米の風味を感じて不思議でした。でもすごい美味しいの!いまだにその味を思い出すし、また食べたいなぁって思う。飲み物は一枚目が青森リンゴジュース、2枚目がノンアルコールスパークリングワイン。

このときのグランクラス、いまいち客層悪くてびっくりした。隣の席の御一家、スタッフに対してだいぶ横柄な物言いで最悪だった。視界の隅にちらりとうつるだけでも不快なので消え去ってほしい。ガキども(といってもまぁまぁ大人に見えたが。少なくとも大学生以上に見える)もだいぶうるさいし。

ちなみに今年はこんな感じの愚痴多いです。

来年は旅行だの予定だの貯金だのを頑張るのでグランクラス乗車の旅行はこれで当面おあずけにしようと思うんですが、のちのちまた乗りたくなった時のために書き記しておきます。年末年始の新幹線チケット争奪戦で事前予約抽選は不毛。一週間前の予約よりもさらに前のやつを試してください。今年は散々でした。本当にチケット取れなくて、泣いたよね。ちょっと舐めてて、事前予約オンリーでやっていた往路の新幹線グランクラスチケットがご用意されなかったので、復路は必死にポチりました。往路もなんとか時間を前倒しにして確保しましたけど、ひやっとしたのでもう次は気をつけたい。

 

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今年の旅テーマも読書旅です。なかなか読みきれない中島敦の短編集を持参。びっくりするくらい苦戦してて、感想とかまともに書けないくらいに読み切れてない。なので今回、書籍感想はありません。


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新函館北斗駅に到着。はこだてライナーに乗り換え。はこだてライナーは新幹線ホームを降りたのち、一旦2階へ上がって、そのまま順路通りに行けばOK。新幹線eチケット+交通系ICであればスマホ一つでOK。そのまま改札を通って進めば、上の写真のようなホームにたどり着く。始発の場合は1番線のようですが、この2番線ホームの奥に1番線ホームがありました。

この時点で関東ではほぼ見られない雪景色に興奮。ていうか、群馬を超えるとすでに雪だった。


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15分くらいで函館駅到着!

誰だよ北海道が寒いって言ったの!そんな寒くないよ!とこの時はマフラーをつけずに徘徊開始。一旦駅近くのホテルに荷物を預けて、タクシーを捕まえます。せっかちすぎてバスを捕まえられなかった。つか、Googleマップの提案するバスルートが悉く間違っててやる気をなくした。バスの来る乗り場は愚か、時間すら間違えている。

 

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14時過ぎ、五稜郭へ到着!はこだてライナー五稜郭駅があったが、五稜郭駅のちかくに五稜郭はありませんでした。

事前にJTBのチケットをコンビニで購入していたので、エレベーターは超スムーズ。時間のせいか、思ったよりも空いています。


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反対側の景色も最高なんだ。函館って山と海がまんべんなくあって、素敵。


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新撰組土方歳三の最期はこの函館でした。10年以上前、新撰組にハマって「燃えよ剣」を少し背伸びしながら読んでいたわたしへ。ついに、この地に降り立ちました。「燃えよ剣」、読み返したよね〜。

五稜郭は拠点に過ぎず、最期の地は函館駅近隣です。土方歳三絡みの観光地も各所あるみたいですが、今回は読書旅であって観光地巡りが目的ではないため、函館山観光を優先して断念しました。

 

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んなわけで五稜郭をあとにし、一旦ホテルでチェックイン。大体15時ごろだったかな、ホテル前に泊まったタクシーをうまいこと捕まえて、函館山へ急いでもらったのですが、機材トラブルにより運休。18時からはベイエリアでレストランを予約していたので、行く予定はなかったのですがベイエリアの赤レンガ倉庫でおろしてもらいました。


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ちょっと日が落ちてきました。夕方が早い。

この辺りはお土産物屋さんがたくさんあって楽しかったです。時間オーバーで行けなかったのですが、はこだて明治館もこのあたり。地元のハンドメイドって超魅力的なんだよね。ハンドメイド大好きなひと、ここで買えるから最高だと思う。

あとやっぱり、山が近いの最高!最近在宅勤務中「ホットスポット」を流しているのですが、街中に富士山がバカでかくドーン!と見える光景が素晴らしくて、そういう景色を見たいよなぁ、と思っていたところ。なのでこの、赤レンガ倉庫の一帯の先に見える函館山の構図が嬉しい。

 

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お土産物色しつつ時間潰ししていたら、日が暮れてしまった。17時までとのことで、ディナーまで1時間もある。その間、外で時間潰すかなどと思っていましたが、舐めた考えでした。寒い。この時間になると気温が下がるのもそうですが、雪も降ってきました。それはそれで「エモい」のだけれども、こちらとしてはたまったもんじゃない。マフラーもうっかり忘れていて、本当に寒い。

いろいろ悩んだ結果、一旦ホテルに帰って立て直し。諸事情により写真はないのですが、その後無事にレストランに行ってご飯を食べ、やっとこ落ち着きました。

 

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今回の宿泊先は「OMO5 函館」。言わずもがな、星野系列のシティホテルで、昨年行った界加賀の3分の1程度まで値段が下がります。往復のグランクラス代の方がこの2泊より高い。

このホテルは残念ながら朝食の提供のみですので、昼食と夕食はよそで。

OMO系列にしては珍しく、大浴場あり。大浴場のあるホテルはOMO系列の中でもエアポートしかないのですが。

OMOの後ろの数字の説明は公式サイトにある通り。今回はOMO5なので、カフェがある、というのが特徴のよう。個人的には、OMO7以上の方がよかったかなぁと思う。年末年始でお店探しに超苦労しているわけですよ。OMO7以上なら夜ご飯のレストランがあるしね。でも新幹線で便利に行くには、ここがギリでした。大浴場があるだけよしとします。


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2日目、スタートです。観光は1日目までと決めておりましたので、この日は朝食後、ゆったりモード。ひとまず部屋でのんびり。

しおりとして使用しているのは、新宿のシネマで「落下の王国」を鑑賞したときにもらった劇場特典のフォト。


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昨日は晴れていたのですが、この日は時たま吹雪いていました。お昼ご飯は函館塩ラーメンときめていたのですが、どうも心配。

わかりにくいんですが、結構視界がぼんやりするくらい吹雪いてて、命の危険感じました。視界が見えないのやばくない?札幌などのあちこちに建物のある都会でもひどい雪のために視界が遮られ、遭難・凍死した方もいると聞いて…雪国って怖いなと。なのでかなり慎重になってました。用心深すぎたかな。


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お腹が空くまでカフェラウンジでりんごサイダーを飲む。結構くせのある味なので注意でした。でも美味しいよ。

朝ごはんをたっぷり食べちゃったのであんまりお腹が空いていない。塩ラーメン(バター入り)にお寿司を食べたんですよ。味噌ラーメンにバターを入れると美味しいのは知ってたよ。でも塩ラーメンにバター入れても美味しい。超クリーミーになる。やばいやみつき。


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でもお昼にも食べちゃうもんね、塩ラーメン!

お店はこちら。

ajisai.tv

あんまりお腹が空かなくて、やむなく3分の2サイズですが、美味しい。お腹いっぱい。結構並びます。あと食券買ってから並ばないと後ろの人に抜かされるので注意。

ホテル近くのラーメン屋なのでなんとか行けましたが、挫折しそうなくらい雪が降っている。雪国暮らしって大変だよなぁ。昨日タクシーを利用したときに、女性ドライバーさんがわたしと同じ地元の方でした。こちらにきて4年くらいとのことですが、雪なんて滅多に降らないところから雪国に来て、しかも仕事はタクシードライバーで。とんでもねーギャップだとは思うのですが、その勇気が羨ましくなりました。

 

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ホテルに戻って、また読書。カフェラテをごくごく。


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函館に来たらやっぱり寿司食べたい!なので近所の寿司屋へ。一部では函館朝市よりも評判のいい、なのに空いてる寿司屋。

tabelog.com

あんまりお腹は空いていない。それだけが心残りだったが、目的はこれでぜんぶ果たせました。北海道のお寿司は美味しいって言うけれど、確かにそうなのかも。喉越しがいいし、筋っぽくない。あとネタがでかい。食べた感がちゃんとあって満足度高い〜!正直エビって大っ嫌いなんですけど、ここのエビは美味しく食べられた。

ネット予約はおすすめしません。時期柄なのかわからないけどあんまり食べログとか見ていないみたいで、「予約なんて来てないよ」って言われちゃいました。直に行くか、電話するかかな。こういうところは電話確認が確実ですね。

 

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翌朝はぎりぎりまでホテルで粘って帰宅。お土産をここで買う。駅内にお土産屋さんがあるんですが、定番のお土産はここで買うのをおすすめします。生もののお菓子は赤レンガのほうが美味しそうなのたくさんありましたが…関東まではもつまい。うちの母がチーズケーキ好きで、クリスマスシーズンは必ず北海道のチーズケーキをあれこれお取り寄せするのですが、そういう美味しそうなチーズケーキが大量…全部持ち帰りたかった!

 

帰路はなにも写真がない!しかし地元まであっという間。結構眠くてやばかった…。地元は初雪で、北海道のやわらかな軽い雪と正反対の雪でしたので、ギャップにやられました。家族が迎えに来てくれるというので寒空の下待ってましたが、そこでだいぶ冷えてしまい風邪を引きました。根性で治したよ。

雪に泣かされ、雪に感激する旅でした。降り頻る雪、ほんとうにうざったいなどとくさくさ歩いていたら、びゅうと風が吹いて積雪の表面をさらい、その雪の粉が宙に舞って空へ向かう。都会ではなかなか見られない美しい雪が、ここでたくさん見られてよかった。

来年は規模を縮小する予定ですが…ほかにいい旅先がないかは確認中です。

 

ちなみにちょっとした近況🏃🏻‍♀️‍➡️

 

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財布を買い替えたよ!(肝心の財布の画像はありません)

財布といってもカードケースなんで、大した値段はしてません。

 

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もともと使ってたDIOR、エナメル加工特有の黒ずみが…。革より手入れわけわからんし、このまま使ってもいいけど汚いとテンションも運気も下がりそうだなぁと思って買い替えた。アニヤハインドマーチとかアミパリが可愛かったからそっちと迷いつつも、DIORの後釜にそのあたりはないなと思い。ロエベやマルジェラ(グラムスラム大好き)にしようと思いつつもなんか手入れめんどそうだなと思い。結局ヴィトンのモノグラムが丈夫だと聞いてそれにした。ケアというケアを極限まで削りたい。

にしても、財布高くなりましたね。このDIORもたぶん5万してなかったんじゃないかな?今めっちゃ高いよね。

ほぼ同時期に買った三つ折り財布のバレンシアガは、ロゴが剥がれたり修理したりしながらもなんとか持ってます。でもそろそろ替え時。バレンシアガはロゴ修理したときの店員さんの態度最悪だったから、それこそアニヤハインドマーチとかアミパリ(AMI PARISってフランス発音でいいのかな?みんなアミパリスって言うが)、ギャルソンにしようと思う。ちょっと価格下がるから、多少傷ついてもショック感ないしね。

はぁ、今年は出ていくお金が多いです。やりくり頑張らないとだし、去年よりも服のムダ買いを減らそう。

 

🌸宅建受験合格記(と、年末挨拶)🌸

 

宅建に落ちたよって去年ブログに書きました。

これはわたしの非常にみっともない部分ですが、わたしは自分が恥ずかしい・プライドが傷つくと思ったことは書きません。宅建に落ちたのも恥ずかしいことだと思ってます。しかし書きました。その意味はどういうことか。

来年こそ受かると思ったからです。そして、受かりました。

 

勉強方法は昨年のブログに大まかに書きました。

ひたすら問題演習です。「宅建試験ドットコム」の「過去問道場」にてひたすら過去問をやりまくります。

 

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自分の場合、8月からの3ヶ月でだいたいこれくらい。これが最低限のレベルと思います。


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これとは別に、一問一答もこれくらいやってます。個人的にはこちらのほうが良かったかも、と思いつつ、こちらはなんとなく勉強履歴がわかりづらいのでやはり「過去問道場」がおすすめかも。

 

勉強方法としては、以下。わたしのばあい、これを3ヶ月続けました。

①テキストを見ながら過去12年分の過去問を単元別に解いていく(過去問道場でこのあたり絞り込むことが可能)。わかりにくかった点やテキストにない点はテキストを読み、テキストの該当箇所に書き込んでいく。宅建業法と民法、その次に法令上の制限を優先する。間違った問題があればブラウザバックして解き直す。

なお、過去12年分を解くとしたが、正確には昨年分および一昨年分は除いたほうが良い。

②苦手分野を順繰りに単元別に解いていく。①では12年分としたが、ある程度仕上がったらそれ以前も解いて良いこととする。解いていく苦手分野は、必ず出る単元および掲載されている問題数の多い単元を優先する。

また、これと同時に週一回のペースで過去問道場の模擬試験を生成(12年分に縛られず、全問題対象とする。難易度は「鬼レベル」とする)し、本番と同様に解く。ここで解けなかった単元をまた繰り返し解いていく。間違った問題があればブラウザバックして解き直す。

③試験二週間前になったら、「宅建試験ドットコム」の統計問題対策と法令制度改正情報を頭に叩き込む。

また、この時期に年度別過去問を本番同様に解いていく。昨年分・一昨年分を残した場合はここで昨年分から解いて、よく復習してから一昨年分を解く(どうせ昨年一昨年の出題は出ないので)。

 

こんな感じかな。当然、法改正されている問題は飛ばします。

どうせテキスト読んでもすぐにはわからないんで、読むだけ無駄。ひたすら問題演習していくのが正しいと思います。そもそもあの分量はいかに読書が得意な人でもそう簡単に読めません。

わたしは忙しくてあまり勉強できなかったけど、平日は1-1.5時間、休日は3-5時間勉強時間をとりました。ここまでとれないというひとは、3ヶ月と言わずもっと前から勉強を始めたほうが良い。逆に学生ならそんなに苦労はしないはず。

 

とりいそぎまとめましたが、3ヶ月やれば良いというのは確かに再現性ありました。基本的にみんなそう難しい対策をしているわけではないと思うので、演習中心にパパッとがんばりました。

お金を払ったのはテキスト代のみ、塾にも模試にもお金を払わなかったので、ナーバスになることもありました。しかし、直前期にナーバスになればなるほど一生懸命やっているということ。そこまで頑張ったのならきっと受かるんだと思いました。中途半端にやってるときは、ナーバスになりませんからね。これまじで、大学受験とかにも言えるよなぁって思います。恥をかき捨て、「やばいやばい、焦る焦る」と慌てている時ほど合格しやすい気がする。

 

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そんなわけで、勝利の肉をば。

ここのお店のお肉はおしゃれなのにガッツリで、非常にいいです〜。丸の内のお店ですが、これで1500円しないくらいだったかな?丸の内って意外と安いものが手に入る。

 

 

本日は年末。仕事は余裕を持って納まってしまったので、最終日は「お先に失礼します!」とさっさと途中退勤しちゃいました。わたし以外にも帰っている人、いーっぱいいるんで、問題ない!

 

今年一年を振り返ると、夢のような一年だったと思います。とっても充実していました。ここでブログには書けてないけどたくさん旅行しましたし、たくさん人と会いました。できることも増えましたよ。初めてのこともたくさんしたかもしれない。そんな刺激的な日々と穏やかに本を読む休日の午前とを繰り返し、昔あった焦燥感というものが徐々になくなって、どんどん穏やかになっていくのを感じております。年収も増えました!なんだかお金にゆとりが出てきた気がするなぁ。

3月まではまたプライベートが忙しいのですが、3月で総括を迎えます。宅建もひといきついてしまったので、「次は何をしようかな?」というのを考える日々。今考えているのは英語。なんだかんだ先延ばしにしてしまったけれど、先日のイギリス旅行で「もっと話したい!」と切実に思ったから。あとは、実現可能性は低めですが、ワーホリに間に合いそうなら検討してみようかな?んで、ほかにも何かもう一つくらい、やりたいことを作って実行したいかな。

来年決まっている用事は、友達とピューロランド・いちごスイーツめぐり、母と出雲大社高野山、ひとりで和菓子カフェ・舞台観劇、などなど。たくさんお金を、ためます…。

仕事面で言うと、来年度は非常に大事な年になるため、そこは気を抜かずに頑張ろうと思います。来年度終わったら異動がありそうで、そこまで落ち着いたら一人暮らしを検討しようかと思う。本当はもっと早くやっておきたかったんですが、タイミングがとても悪くて実現しませんでした。異動の多いおしごとなので、やっぱりライフスタイルは「やりたい!」と思ったタイミングよりも「ここだ!」というタイミングじゃないと変えられないんですよ。最近それに気がついた。へんに住む場所変えても、「次の配属先はあなたの家から不便なところだから」と言われると非常に困る。

 

来年は今年よりもたくさん本を読んで、映画や舞台鑑賞して、元気に過ごします。あとお金!ためるぞ!

それでは元気に年越しします。