くだまきあーと

擬似よっぱらいOLがくだをまく、余生の日記。

フィギュアスケートで気になった曲


フィギュアスケート男子が終わりました。羽生選手と宇野選手、そして田中選手だったかな。あまりきちんと見ておらず、ここ最近フィギュアスケートを追ってないのもあって、知っている選手の幾人かが引退しているのが残念でした。 リプニツカヤ選手も引退して、解説していましたね。若いのに……。ロシア女子も最近はどうなっているのだろうか。

まぁそういうことはいいとして。いつもフィギュアスケートを観るときは、音楽もチェックしています。いつも演技前の一瞬しかアナウンスされないので、聞き逃してしまった場合は選手の名前をWikipediaで検索してます。少しでもいいなぁと思ったら勉強用BGMにするためです。クラシックなんかは安いから、CDごと買ってしまうこともちょくちょくあります。
平昌オリンピックでは3人の選手の曲について調べてみました。うちひとりは、若い韓国人の成長株。今後が期待されるので、要注意せねば。
あぁそう、wikiの見方がよくわからないので、2017-2018の項目を参照しています。場合によってはカン間違いで去年のも入っちゃうかもなのでそこは見逃してほしい。あとバージョン違いというか、アレンジ違いも普通にあるので……そこもしょうがないと思ってほしい。

☆Oleksii Bychenko(オレクシイ・ビチェンコ、イスラエル)
1988年生まれ……30歳。5歳でスケートを始めたらしい。ウクライナ出身ということはウクライナ人ですかね。以前はウクライナ代表だったけど、出場機会のためにイスラエルへ、とのこと。日本語版wikiには今季プログラムが記載されていなかったので、英語版から。

2017年から2018年のプログラム、SPはイスラエルフォークソング、「Hava Nagila」。




念のため2ついれておく。2つ目は予備で、まだ聞いていないのですが、ひとつめがお気に入りです。
むかーしむかし、吹奏楽団に所属していたとき、「Hava Nagila」と歌う旋律が入った世界各国の有名曲メドレーを演奏したことがあります。あぁこの曲だったんだな、と納得。短いけれどインパクトのある旋律です。一応確認したけれど、ひとつめはオリンピックやヨーロピアンチャンピオンシップで使用したやつとはアレンジが違う。ビチェンコ選手が使用しているやつのが好きかも。

この人のFPは見逃した(というかFPは予定があって全部観られなかった)ためわからないのですが、Wikipediaによると、もうすでに聞かなくてもわかる、ラヴェルボレロという超有名曲と、オペラの曲のふたつらしい。
このオペラというのが、イタリア発・レオンカヴァッロ(Leoncavallo)によるオペラ「道化師」。
マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」に影響されたレオンカヴァッロが自ら台本を書き、トスカニーニの指揮で成功をおさめたものだそう。現代ではその「カヴァレリア・ルスティカーナ」と並んで「ヴェリズモ(写実的)・オペラ」の2大傑作とされているとか。
2018年ヨーロピアンチャンピオンシップのFPの曲はおそらくこのオペラの曲なのですが、好きだ。これもさっきの有名曲メドレーで演奏した気がする。




多分これが印象的かな……。メドレーだと思う。ちらっと聞いたところ、ここにはないメロディも含まれたプログラムなので。
本によると、あらすじは、ある旅芸人一座の座長は一座の女優であり妻の不倫をタレコミされ、大激怒。それでも道化師なのだから客を笑わせなければならない(衣装をつけろ)。その日の演目は道化師パリアッチョの寝取られ物語で、NTR役は妻であった。座長は現実と芝居の区別がつかなくなり、妻をそのままナイフで刺してしまう。

すげぇ物語だ。こりゃ斬新ですわな。


☆Cha Jun-hwan(チャ・ジュンファン、韓国)
16歳‼‼わかーい‼‼
2001年生まれ‼‼わかーい‼‼
K-POPアイドルもそうなんですけどね、最近若い子増えてきて。もう自分の年齢考えるのやめました。
どうでもいいけど元子役らしい。本田なんとかちゃんと同じ道。あとプルシェンコ高橋大輔選手が憧れ、なのかな。
名前てきに勝手に中国人と思い込んでいたんだけど違うんだって。名前の漢字は「車俊煥」。「チャ」って「茶」じゃないの⁉と思ってしまった。韓国にそんな苗字あるんだ……。
オリンピックでは髪型が特徴的でした。あの髪型好きなのかな。

SPは「Gypsy Dance」(バレエ・「ドン・キホーテ」Ludwig Minkus)か、「What a wonderful world」(OneRepublic)。たぶん今回は前者。




わーめっちゃ聞いたことある~。
Gypsy Dance、ジプシーってあれよね。オペラ「カルメン」にも出てきた、欧州によくいる人々。いまジプシーとかロマとかいったら差別らしいが……。
そういや、ドン・キホーテってあの文学作品のことではないか??なんにせよ、ジプシーっていろんなところに出てくるね~~。欧州の人々にとってはそんなに身近な存在なのかな。

「What a wonderful world」は超有名なのだけど、どのバージョンなのかわからんかった。そもそも曲知ってても、これ歌ったの誰なのか、世代的に知らん。



とりあえずそれっぽいものを置いておく。歌詞はわからないけれど、いい曲だわ……。マイケル・ジャクソンのあの曲っぽい。ほら、あの曲。


☆Nathan Chen(ネイサン・チェン、アメリカ)
18歳……年下なんだけど~~。でもかなり有名な選手だよね。わたしよく知ってるよ。
ショートの成績がよくなくてびっくりしたのだが、フリーでは非常に良かった。今見たら、ショートは17位、フリーで最高得点……。とんでもない選手だ。
プレッシャーに負けてしまったのかな、というぐらいショートはさんざんでした。お母さんが、「ソチの真央ちゃんみたいで見ていてつらい」と言っていたな。

SPは「Nemesis」。2015年くらいの、Benjamin Clementineという人の曲らしい。



これも素敵~‼‼ただ英語がわからない。
この曲のジャンル、「ロックオペラ」「アートポップ」とかいうらしい。
へぇーーーーぜんぜんわかんね‼‼音楽のジャンル増えすぎなんだよ。


☆おまけ
探しているうちに知った曲をまとめてみます。おすすめとかから聞きまくったので、フィギュアスケートに使われた曲も、使われていない曲もあります。

①ヴァイオリンソナタ ト短調(悪魔のトリル)



詳しく知らないけれど、しょっぱなから聞いたことのあるメロディ。
ジュゼッペ・タルティーニ作曲。英語では「Devil's trill sonata」。

②死の舞踏


わー、これもだ、これも知ってる‼‼
先ほどの韓国人スケーター、ジュンファンの2014ー2015SPのほか、キム・ヨナのプログラムとしても使われたもの。英語では「Danse macabre」。Saint-Saens作曲。
「乙女戦争」という漫画の作者さんの描いた別の歴史漫画に「ダンスマカブル」というものがあるのですが。14~15世紀ごろ流行った絵画や彫刻の様式らしい。こういうものが流行った中世ヨーロッパ、百年戦争やペストというものがいかに闇深かったのかわかる。サン=サーンス自体は最近の人ですけど。



おおっと、みっけた‼‼
四月は君の嘘」にもあったそうですね。友達がはまってたなぁ~~~このアニメ。わたしはぐうぜん最終回だけ立ち読みしてしまったクチです。いまさら観るにも辛さがある。

③祈り(La Folia)


「「「ふぉいや‼‼‼」」」
冗談。とてもつまらない冗談。
ふぉりあ、とか、プリヤのあの攻撃の掛け声思い出しちゃうじゃん。あのイリヤ超かわいい。
曲自体は序盤、非常に眠くなる感じ。睡眠用BGMにしようかしら。なんでかわからないけれど、このヴァイオリン、好きです。とっても。こんなに細かい音出せるんだね。

どうでもいいことですが、この場所、この構図的にも、ゲーム「リズム怪盗R」の「月の姫君」を思い出します。

④Gypsy Dance



なにこれ……なにこれ好き。
楽しそう……ヤバい好き。
歌声も素晴らしい。
先ほどのドン・キホーテの「Gypsy Dance」を調べてたら一発で出てきたの、これ。めっちゃ楽しい曲だったので思わずリスインしました。

Youtube説明欄によると、一曲目は「Nane Tsoha」。



誰かの曲ってわけじゃなく、民謡みたいなもんらしいね。やっぱさっきの動画のが好きかな。

2曲目は「Loli Phabay」。




歌ってる人によって歌い方が違うなぁ。やっぱさっきのが一番で、次は1つ目の女の子のが好きです。
うーん、良いなぁと思うバージョンあれば買おうかなぁ。