くだまきあーと

擬似よっぱらいOLがくだをまく、余生の日記。

なぜわたしは会社をやめたくなったのか(※今後推敲予定)

【ぐちゃぐちゃで言いたいこと書ききれていないので今後推敲します】

2019年3月から6月までのわたしは、大学の講義を受けながら必死で就職活動をしておりました。

公務員試験を受けようか最後まで迷い、結局受けずに望んだ就職活動。
同じゼミの子は2018年の夏や秋から一流企業のインターンに大忙し。「俺、あの企業のインターンに受かったんだぜ」という言葉に散々惑わされましたが、わたしは結局インターンも行かず、公務員試験も諦めて3月からリクルートスーツで東京の街を歩き始めました。

しんどいな、という気持ちと、自分の人生がかかっているワクワク感がないまぜになった状態で就職活動をしていたと記憶しています。なんだかんだで選考通過の連絡はとても嬉しかったものでした。なかなか選ばれる・必要とされるという経験はないので、通過連絡がきたらアドレナリンがドバドバ出てました。大学が始まってからは、講義と就職センターと企業とバイト先を行き来しつつ忙しい日々を過ごしていました。今思えばすごかったです、だってバイトも休まず行ってましたし。

6月に第一志望の企業に内定をもらい、即座に就職活動は終了。ゼミ内では影が薄く、あまり優秀とは見られていないわたしが一番に内定をもらったので、ゼミの友人には割と嫌味を言われたものです。わたしにとって心地よい嫌味でした。

入社したあとは仕事のギャップを感じることも、先輩方に馴染めなかったり上司にいじめられたりして泣いたこともありました。その都度自分を見直して褒めてあげたり、悪いところを直そうと工夫したりしていました。それでちょっとずつ仕事も楽しく、うまく軌道に乗せてここまで頑張ってこれました。

 

新卒で入社した会社は申し分なく、仕事に慣れていくことで人間関係も仕事も円滑に回ってきていました。しかし、常に頭の中に「やめたい」という気持ちがよぎっていたのです。

今回なぜこのようなブログを書いたかというと、退職が決まったからです。
まだ社会人経験が浅い中で退職することを、自分としてはとても悩みました。次の会社がいい会社とも限りません。「やめたい」と思っていても決め手になる物事がありません。でも、社会人1年目の頃から心の奥底に眠っていた気持ちが消えることはなく、ずっと燻っていました。見ないふりしていたけれど、今回しっかり見つめ直そうと思います。

 

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①仕事内容が嫌い・スキルアップが見込めない・成長できない気がする

わたしは今3年目ですが、2年目の時も転職を検討したことがあります。
その時の1番のきっかけ・転職理由がこれでした。
配属ガチャというものは往々にしてあります。わたしは職種が個人営業だったのですが、やっぱり向いてない、やりたくないと思うことが多々ありました。やりがいがなくはないのですが、人と接することが苦手だし、この先30年、今の個人向け営業職があるとは思えませんでした。そもそも今の会社も一生続けられてなおかつ専門性の高い仕事に取り組みたいという気持ちだったので、その点この職種ではダメだと感じることが多かったです(もちろん、絶対ダメというわけではないです。やっぱり一般企業よりは専門性が高かったし、生活に役立ちました)。
一度転職を諦めたのちまた3年目で転職活動を再開した時も、これを軸に取り組みました。

 

②ワーママのフォローがしんどい

3年目で転職を考えたきっかけの一つ目です。
部署異動はそこそこある業界ですが、女性の異動は男性と比べて少ない方でした。しかし、コロナが落ち着いてきた2年目の時、頻繁に部署異動が行われることになったのです。結果、仕事のできる先輩が相次いで異動。残った先輩とわたし、新しく配属された同期や後輩で仕事を回すことになりました。そこまでは良かったのです。
人が変わると環境も変わる。人がいなくなったにも関わらず、人員補充がありませんでした。増える仕事に体調やメンタル面で不調を訴える先輩が急増し、休職する先輩が続出。わたしも頻繁にめまいや吐き気、過呼吸を起こし、ストレスから頭痛や腹痛になることが増えました。しかし仕事に穴を開けることはご法度なので、仕方なく出社していました。
3年目の春になって、やっと人員補充がされましたが、新しく配属されたのは育休明けの先輩方。事務システムやマニュアルが切り替わり、かつ定時以降にもあれこれ要求してくる個人顧客相手の営業職で、これはないだろうと思いました。育休明けの人は、その子供や育児の環境等によっても異なりますが、やっぱり頻繁に休みますし仕事もそんな一生懸命にはしません。しかも先輩なので、威張ってくるほどではないけれど「復帰したばかりだから」「帰らないといけないから」とやらなかった仕事は大体後輩に任されます。案の定先輩は仕事をせず、やんわり注意もしたもののわたし含む後輩たちがフォローしないと回らず、お昼ご飯が食べられなかったり残業させられたりしました。正直これに関してはブチギレました。チームワークも大事な職場なのに、仕事をしないのはいい加減にして欲しかったです。こういうのは女性が多い職場だからというのも理由のひとつで、時短勤務や育休明け、大変な仕事を任せられないという人の仕事は同じ仕事をしている独身女性に回ってくるのです。定時退社するために日中頑張っているわたしはなんだったのか、全世界の人任せし放題の人にお伺いしたいです。

 

③友達が転職活動をしていた

みっともないけどこれもある。3年目で転職活動を再開した理由の一つ。
大企業の一般職の友人ですが、それでも転職したいと思うことがあるんだなと感じました。そんな友人に、「●●もやめたいみたいだけど、今の業界嫌いじゃなさそうだね」と言われ、確かになと思いました。業界はやっぱり好きです。メーカーとは違って景気の上下に大きく左右されないし女性でも活躍の場が多いし、公務員と違ってお給料も高いし。それに、やっぱり専門性が高くて、しっかり選べば今後も伸びていく業界だと思います。詳しくは書きませんが、そう感じます。

 

④職場環境がきらい

土日休みって聞いてたけど土日休みじゃないことがある。チームワーク大事なので希望した日にお休み取れない(後輩が休みを被せてきたせい。先に言えよと思った)。個人顧客特有のわがままのため残業させられる。客も先輩も局も理不尽。

 

パワハラがフラッシュバックする

1年目の時の上司とそりが合わず、先輩にも陰口を叩かれていました。上司は異動しましたが、いまだにフラッシュバックというか、思い出します。何もしていないのに暴言を吐かれたり私物を隠されたり最悪でした。先輩も今はそんなにないけれど、陰口がひどかったです。ある先輩に一人だけ除け者にされ、周囲も同調して笑っていたことも知ってます。その割に雑用押し付けてきたりね。ふざけんなよと思いましたし、そういう人々がいる環境で長く勤めることは流石に無理でした。いつまでも思い出して、嫌な気持ちになりそうです。ちなみにあんまり関わりないけど事務職のお局も性格悪めでした。
こんな人たちですが仕事には一生懸命だったので、他人が困っている時仕事を妨害するような振る舞いをする人がいなかったことは救いです。まあ失敗した時後ろでキャンキャン吠えられたけど。いつまでも愚痴が出てきますね。

 

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就活生だった頃、よく見ていたブログがありました。ブログ主が就活生だった時の苦労話と社会人1年目の時のやめたい気持ちを切実に書き綴っていたブログでした。
あの頃のブログ主はどうしているのか、気になって覗いてみました。

プライベートが充実し、仕事の愚痴記事はすっかり無くなったブログになっていました。

「やめたい」という気持ちは、結局プライベートが充実していないからということもあります。実際わたしの仕事は、プライベートが充実している女性にとってはとてもいい環境だったと思います。でも、わたしはそうではありませんでした。やりたい仕事ではなかった、正気に戻ってみればしんどかった、一生この仕事を続けられないと感じた。そんな感じ。

産休に入る女性を見送り、育休明けて働き始めた女性を迎え、わたしは擦り切れていました。頼れる人はいない。自分しか信じられない。しかしその自分はこんなところで燻っているという環境に耐えられませんでした。

 

どうせ一生自分の人生が変わらないのなら、この仕事である必要はありません。搾取される独身女性をたくさん見てきました。やめられなくなる前に、自分が自由でいられる間に、自分のやりたいことに少しでも近づきたいと思いました。

この先どうなるかわからない。同じことの繰り返しかもしれない。ワーキングプアになったら目も当てられない。わたしはそれでも、自分のためにがんばりたいです。